狭い庭でもガーデニングは楽しめる!素敵なガーデニングのデザイン集
2016/12/22
AYAKA12321
みなさんは、ガーデニングで土作りをしたことはありますか?ガーデニングの土作りをしてみると、元気な植物を育てるためにとても役立つような、色々な材料の特徴も分かってくると思います。今回は、コンテナガーデニングの土作りについて調べてみました!参考にしてみてください!
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細かい土がくっつきあって粒ができあがっていますね。
粒の中にも、粒と粒の間にも、適度な隙間ができています。
土作りにとって、この適度な隙間が重要になってくるみたいですね。
良い土の条件には、排水性、保水性、通気性、保肥性が良いことが挙げられます。園芸用語でいう「団粒構造の土」が、この「良い土」にあたります。 団粒構造とは、砂や粘土など様々な土の粒子(単粒)がくっつきあって小さな固まり(団粒)を形成して重なっている状態のことです。団粒と団粒の間には大きなすき間、団粒の中には小さいすき間があり、それぞれ排水、通気、保水、保肥に役立ち、植物が根を張りやすい環境となっているのです。
土作りにとって、良い土の条件は、団粒の隙間にあったんですね。
ベランダガーデニングの土作りは、土が少なめなので難しそうですが、排水性、保水性、通気性、保肥性に優れた、程良い隙間のある、良い土作りを心がけたいですね!
あとはpHや、もちろん雑菌にも気を付けないといけないですよね。
ガーデニングの土作りにとって、良い土の条件には色々あるんですね。
ベランダのコンテナガーデニングで、良い土作りをするには、色々な養分が必要になってくるんです。
生育に必要な養分は、チッソ・リン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・硫黄・マンガン・硼素・鉄・亜鉛・モリブデン・銅・塩素です。中でもチッソ・リン・カリウムは特に重要な働きをし、比較的多量に必要とするので、三要素といい、その他のものは微量要素といわれています。
ガーデニングの土作りには、13種類の養分が必要なんですね。
これらの養分を、土の状態によって適度に施すのが、良い土作りには重要になってきますね。
【三要素】
チッソ:葉や茎の生長や生き生きとした緑の葉にはかかせないものです。不足すると葉が小さく黄色く なり、ひどいときには下葉から枯れてきます。しかし多すぎると葉や茎ばかり伸び、花実がつきにくくなったり、病虫害にあいやすくなるので注意が必要です。
リン:細胞の核になり生育を促進します。リンが不足すると葉や茎だけでなく根の生育も悪くなるので、風で倒れやすくなったり、開花が遅れたり、葉の色も暗緑色から紫色になっていきます。
カリウム:カリウムが不足すると澱粉や蛋白質の合成が悪くなり、葉が黒ずんだり枯れたような斑ができることもあります。多すぎると微量要素の吸収を妨げることがあるので注意が必要です。
この三要素は、植物の生育には無くてはならないものなんですね。
植物の生育に沿って適度に施し、良い土作りをしていきましょう!
腐葉土と堆肥、ピートモスなどは、コンテナガーデニングの土作りでよく使われていますよね。
中でも、コンテナガーデニングの土作りで、よく使われている有機物の改良用土は、、腐葉土だそうです。ちなみに腐葉土には、肥料がほとんど含まれていません。
動物性堆肥は、肥料も含まれていたりと良い面もあるのですが、臭いがあるので、ベランダでのガーデニングには、あまり向かないそうです。
無機物の改良用土もコンテナガーデニングには、欠かせません。
パーライトやバーミキュライトは、コンテナガーデニングの土作りに、よく使われているようです。
こちらは、コンテナガーデニングの土作りに使う腐葉土です。
腐葉土にも色々あるので、品質の良いものを選びましょう!
腐葉土
広葉樹の落ち葉を腐熟させたもの。通気性、保水性、保肥性に優れ、植物 の生育に欠かせない栄養分をたっぷり含んでおり、さまざまな用土に混ぜて高い効果をあらわます。特に赤玉土と腐葉土の組み合わせは、鉢植え用の土と して最も基本になるものといってもよいでしょう。
腐葉士は、クヌギや桜、モミジなどの落葉樹の葉が最良です。
完全に熟成した腐葉土は、病害虫や雑草の種子が死んでしまっているので、コンテナガーデニングでの土作りにも安心して使えます。
完全に熟成した良い腐葉土を選びましょう!
こういった腐葉土の品質は、慣れてくると臭いを嗅いだらわかるようになります。熟成されたものは、ほとんど臭いが無いか、わずかに土独特の香りがありますが、未熟なものは、鼻をつく強い刺激臭や、アンモニア臭を混じえた酸味のある臭気があるので、区別できます。
品質の悪い腐葉土は、臭いで分かるんですね。
この方法なら、初心者でも区別しやすいですね。
せっかく土作りまでして、ガーデニングするのですから、病害虫や雑草の心配をしなくていいように、皆さん品質には気をつけましょう!
ピートモスは、写真で見ても繊維質なのが分かりますね。
ほぼ無菌なので、室内でのガーデニングにも向いています。
ピートモス(酸性)
北欧やカナダ等寒冷地で長い年月を掛けて出来た、ミズゴケ等の植物遺体の堆積物。繊維質で水を保つ力が高く、有機質の長所である保肥力も高い性質を持つ。乾きすぎると水をはじいてしまい水が染み込みづらくなる短所もある。
酸性(pH4.0前後)なので、ツツジ科のブルーベリーにそのまま使えて最適。それ以外の植物に使う際は酸度を調整してから使う。
「ポイント」
苦土石灰を混ぜたり、くん炭やバーミキュライトと混ぜることで酸度を中和して使う。
最近では、酸性のピートモスにアルカリ性の石灰を加えて、中性にしてある製品も増えています。
くん炭には、根ぐされ防止効果もあるそうです。
色々な効果がありますね。
くん炭(アルカリ性)
稲のもみ殻を蒸し焼きにして作った炭。細かい穴がたくさんあり、通気性をはじめとした土壌改良に適します。この細かい穴には有用微生物が繁殖するという効果もあります。
「ポイント」
アルカリ性なので、あまり多くは混ぜられない。酸性のピートモス等に混ぜると酸度調整もできる。
酸性のピートモスなどに、混ぜたりするんですね。
ガーデニングの土作りでも、使われている堆肥ですが、植物性と動物性があり、色々な種類がありますね。
堆肥は土壌改良材として土作りに使われますが、肥料としての側面もあります。
土壌改良材としての堆肥は、土の団粒構造を作り、作物作りに適した土壌に改善することです。
有機肥料である堆肥の特長は、製造が簡単で、植物に穏やかに作用することです。植物性の原料を主とした肥料よりも、動物性の原料を主としたものの方が肥料の3要素である窒素・リン酸・カリウムが豊富に含まれるとされています。そのため、ガーデニングには牛糞、鶏糞、豚糞がよく用いられますが、大量に与えてしまうと土壌の発酵が急激に進み、生育障害を引き起こす恐れがあるので、植物性堆肥とバランスよく土壌に施すことが大切です。
ガーデニングの土作りをするときには、植物性堆肥と動物性堆肥を、一緒にバランス良く利用するのが良いんですね。
堆肥には改良用土の役割が有りますが、肥料分も含まれていたりするので、有機肥料の役割も果たしているんですね。
ちなみに動物性堆肥は、肥料も含まれていたりと良い面もあるのですが、臭いがあるので、ベランダのような狭い空間でのガーデニングには、あまり向いていないそうです。
バーミキュライトは、茶色くキラキラしていて、角ばった小さい粒なんですね。
バーミキュライト(中性~アルカリ性)
すべてにおいて、高い性能を誇る改良用土。キラキラした金属のような質感。アコーディオン状で、空気も水も肥料も蓄える力が高い。
ただし、崩れやすいので重たい土や固い土と混ぜるとせっかくの構造がつぶれて効果を発揮できないので、混ぜる際には注意する。
「ポイント」
軽いピートモス等と混ぜると相性がいいです。
粒子の細かい黒土や田土と混ぜると形状が崩れやすいそうです。
パーライトは、ツルツルしていて、光沢がある様に見えますね。
パーライト(中性)
風で飛ぶほど軽い。通気性や保水性を高めるのに適した改良用土。高温焼成で製造することで発泡しており、隙間が多いので水や空気を蓄える効果がある。
真珠岩(松脂岩)や黒曜石といった原料石の違いによって、性質も変わってくる。
「ポイント」
土の軽量化には必須の用土。保肥力は低いので他の用土で補う。
粒の大きさは色々ありますが、小さくなるほど保水性が良くなります。
風で飛ぶほど軽かったり、水に浮かびやすいのが欠点だそうです。
こう見ると、改良用土には色々な種類がありますね。
ガーデニングの土作りを始めようと思ったら、改良用土などを使って、基礎となる良い土作りをしたいですね!
ガーデニングの土作りに必要な肥料ですが、その肥料にも色々な種類があります。
大きく分けると、有機質を原料としたものと、無機質を原料としたものと、2種類あります。
有機肥料と無機肥料は、色々なタイプがあり、元肥や追肥に使うことができます。
肥料3つのタイプ
●緩効性
一度与えると長時間穏やかに効き続けるタイプ。元肥や置肥(錠剤やスティックなど鉢の上に置いたり差し込むタイプの肥料)などがあります。
●遅効性
与えてから植物に吸収されるまでに時間がかかり、その後ゆっくりと効果が持続します。有機質肥料がこのタイプ
●速効性
与えると直ぐに効果が現れます。液肥(水に溶かして与える肥料)が普通このタイプ。
色々な種類の有機肥料がありますね。
良い土作りをするために、1度は試してみてもいいですね。
有機質肥料(ゆうきしつひりょう)・有機肥料(ゆうきひりょう)
動植物の有機質を主成分とした肥料のこと。
原料は、油かす、魚粉、牛糞、鶏糞、米ぬか、落ち葉、オカラ、骨粉、カニ殻等々。
施肥すると、土壌微生物の働きで無機質に分解された後、植物に吸収される。
このため肥料の効きが穏やかで、長期間にわたって効果がある。
有機質には惹かれますが、臭いでで敬遠されることもあるそうです。
最近は、色々な欠点を補い、使いやすいように混ぜ合わされた、配合肥料もたくさんあるので、それを使ってみるのもいいですね。遅効性で元肥に向いていますが、追肥にも使えるそうです。
品質には差があるようなので、良い品質のものを選びましょう。
この写真は、苦土石灰です。
真っ白い粉状ですね。
ガーデニングの土作りのときに、酸性の土を中和したりするときに使っているようです。
この苦土石灰は、他にも大事な働きをするんです。
一般的に、植物の栽培に適している土壌は「弱酸性から中性」であり、土壌が強酸性の場合は、中和するために“石灰”を用います。
土作りに使われる“石灰”の種類には、苦土石灰、有機石灰、消石灰などがあり、他にも、カルシウム不足の土壌には消石灰を、マグネシウム不足には苦土石灰をまいて補う場合もあります。
苦土石灰は、マグネシウムを多く含む石灰質肥料の中でも、よく使われているそうです。
改良用土として使われることも多いですよね。
アルカリ性なのでpHの調整をしたり、植物のリン酸の吸収を、助ける働きがあるそうです。
リン酸は、植物にとって無くてはならない要素の1つなので、苦土石灰は、ガーデニングの土作りにとって、重要な役割をはたしているんですね。植え付けをする1~2週間前に撒いておきます。
撒き過ぎると、土が硬くなってしまうので、撒き過ぎには気を付けましょう。
こちらは、白い粒状の化成肥料です。
白い粒状の化成肥料を元肥として、土に混ぜ込んでいるところですね。
粒をコーティングして、少しずつ溶けるようにしたものが、元肥や置き肥に向いている緩効性化成肥料です。効果は緩やかですが、長持ちします。短期、中期、長期タイプなどがあります。
土に混ぜたり、置いたりするだけなので、簡単にガーデニングの土作りができますね。
こちらは、液体肥料です。
液体肥料には、即効性があって、根に触れるとすぐに効果が表れます。
なので、元肥だけでは足りない栄養分を、液体肥料で補います。
これは、追肥に向いていますね。
「花が咲く時期」や「花が咲き終わった時期」にあった液体肥料があるので、うまく使い分けましょう。
無機質肥料は、手軽で臭いもほとんどないので、使いやすそうですね。
ホームセンターなどで、購入できると思います。
この無機質肥料だけに頼っても、土壌環境を悪化させてしまうので、有機物系の改良用土などをうまく使い、有機質に富んだ良い土作りをしましょう。
いろいろある土の種類
植物を栽培するとき、どんな土を使っても、生長は同じと考えていませんか?
ガーデニングされている、草花が存分に根を拡げ、水や養分を十分に吸収するためには、その植物に適した土が必要です。土と言っても種類はさまざまですが、基本となる土は、大きく分けて天然用土・植物性用土・人口用土の3つです。まずは土の選び方と代表的な土の種類と性質を知ることから始めましょう。
今回、取り上げている、コンテナガーデニングの土作りには、赤玉土が欠かせません。
こちらは、硬質赤玉土です。
赤土は関東地方に多い火山灰土です。赤褐色の粘土質で弱酸性、またリン酸成分をほとんどもたないのが特徴です。赤土をふるいにかけて大・中・小の粒径別に分けたものが赤玉土です。赤土の水はけ、通気性の悪さが改善されているため、使いやすく、鉢栽培の基本用土として利用されています。
水はけ=赤土は悪・赤玉土は良
通気性=赤土は悪・赤玉土は良
保水力=良
保肥力=良
赤玉土は、細かい粒が集まった団粒で、適度に隙間があり排水性や通気性にすぐれています。
コンテナガーデニングで土作りをするときは、大・中・小の中からコンテナに合った粒を、使うようにしましょう。粒が大きすぎて、隙間がありすぎても、根の張りが悪くなるので気をつけましょう。
赤玉土は、使っていくうちに粒が崩れ、細かい粉になって底にたまってきます。
そこに水をやると、その細かい粉が水を含んで粘土状になり、水捌けが悪くなってしまいます。
そうなると、植物の育成にも悪影響が出てくるので、その土を交換しなくてはいけなくなります。
今は、土を簡単に捨てることが出来ないので、なるべくなら長持ちのする「硬質赤玉土」をおすすめします。
栃木県鹿沼市の付近で産出する黄色の玉土です。軽い資質の火山性砂礫が風化したもので、ふるいで細かい粒子を除いたものは通気性、保水性ともに優れています。サツキなどに単用で使用するほか、通気性や保水性の調整用土としても利用できます。ただしリン酸成分をほとんど含まないため、酸性に弱い植物には向きません。
水はけ=良
通気性=良
保水力=良
保肥力=良
鹿沼土と赤玉土は似ていますが、それぞれ違う特徴があります。
赤玉土 : 色が茶色くて、保水性、保肥性に優れている。肥料は含まない。弱酸性。
鹿沼土 : 色が黄色っぽい、排水性、通気性に優れている。肥料は含まない。酸性。
ガーデニングの土作りをするときに、うまく使い分けましょう。
黒土(弱酸性)
関東地方(弊社は栃木産)でとれる、火山灰土壌の一番表層にある土。腐植(有機質が堆積したもの)が豊富なため黒い色をしていて、保肥力と保水力が高いので、菜園等の野菜づくりの土に最適です。
「ポイント」
粒子が細かくて、プランターで使う場合には、排水性が悪いので、それを補って使う事。石灰等で酸度調整することで肥料(りん酸)が効きやすくなります。
黒土は、ガーデニングの土作りに使ったりしますが、有機物を多く含んでいるので、野菜作りに向いています。
また、赤玉土より黒土の方が、粘り気が少なく固まりにくいそうです。
そして黒土は、リン酸をつかんで離さない性質があるので、そのまま使うと排水性が悪いだけでなく、植物にリン酸が吸収されずに、花や実の付き方に悪影響を及ぼしてしまいます。
苦土石灰はそんな黒土に対して、植物のリン酸の吸収を助ける作用があるので、黒土と合わせて使うとよさそうですね。
水はけや通気性を良くするために用いられます。よく見かけるサラサラの川砂が一般的です。 群馬県桐生地方で産出される「桐生砂」や、富士山周辺から産出される「富士砂」は火山砂礫で、主に山野草の栽培などに使われます。
通気性は良いですが、保水性と保肥性は劣ってしまうようです。
肥料をあまり必要としない、サボテンや盆栽などに向いていますね。
また、通気性をよくするために、使われたりもするそうです。
赤玉土7~6:腐葉土3~4の比率でブレンドした土は、ほとんどの植物に対応できるベースになります。このベースに改良用土、調整用土を加えて市販されている培養土のようなマイブレンドを作ってみましょう。
これが、ガーデニングの土作りの基本ブレンドになるんですね!
簡単に土作りを済ませたい人は、これに元肥を混ぜたら十分使えるようになるので、この土作りは簡単ですね。
もっと凝りたい人は、基本ブレンドに他の単品をプラスしましょう!
赤玉土と腐葉土と元肥を混ぜ合わせる実演をしているところです。
これを見るとガーデニングの土作りも簡単にみえますよね?
A.黒土:赤玉土:腐葉土:バーミキュライト=1:5:3:1
B.ベース:バーミキュライト=9:1
※A、Bとも、元肥を加えます。
黒土を赤玉土に変えたり、どうも渇きが早いと感じる場合はピートモスを加える、反対に湿りがちだと感じるときは川砂を加える、黒土・腐葉土を減らすなど、庭の環境に合わせて少しずつマイブレンドにしていきます。
比率がしっかりと載っているので、参考にしやすいですね。
土作りは、植えたい植物や場所や鉢の種類によって、配合がちがってきます。
自分なりに、植物にとって良い配合を見つけてみてくださいね。
ハンギングの場合、まず軽さが要求されます。そこでベースの赤玉土7~6:腐葉土3~4の赤玉土をバーミキュライトやパーライトといった軽量のものに置き換えていき、さらに保水性も考え、腐葉土だけでなくピートモスを加えます。
(例)
A.赤玉土:腐葉土:ピートモス:バーミキュライト:パーライト=2:2:2:2:2
B.ベース:ピートモス:バーミキュライト:パーライト=4:2:2:2
※A、Bとも、元肥を加えます。
バーミキュライトも軽いですが、パーライトの方がもっと軽く、少し強風が吹けば、どちらとも風で飛んでしまします。少し強風が吹くと、ベランダに散らばったりしているので、植えるときは一番上に、赤玉土などをひいて、風に晒されないようにした方が無難です。
A.赤玉土:腐葉土:パーライト=6:3:1
B.ベース:パーライト=9:1
さらに乾燥を好む性質のものには、川砂をブレンドします。ミント類は、通常のコンテナ用土で良いでしょう。
ハーブ用の土作りでは、ハーブは乾燥を好み、肥料も控え目でいいのでパーライトを入れていますね。パーライトは、通気性、保水性に優れていますが、保肥性は低いのでハーブ用の土作りには、うってつけですね。
肥料が無くても、十分育つものが多いので、全然あげないのも良くないですが、肥料のやり過ぎには注意しましょう。肥料をあげ過ぎると、香りがしなくなったり、葉が育ちすぎたり、枯れてしまうこともあります。また、肥料が少なすぎても、葉や茎の色が薄くなり、抵抗力も弱くなります。適量を、見極めましょう。
A.黒土:赤玉土:堆肥:腐葉土=2:3:3:2
B.ベース:黒土:堆肥=5:2:3
コンテナで野菜を栽培する場合は、黒土の量が多いと目詰まりが起こりやすくなるので、赤玉を多めに調整します。元肥には、匂いの少ないペレット状の有機質肥料などを施します。庭植えでは、植え付けの一週間前までに有機質肥料をすき込んで、よく耕しておきましょう。
野菜作りに適している、黒土を配合していますね。
コンテナガーデニングで、野菜を作るのは大変だと思いますが、野菜用の土作りがしっかりできていれば、病害虫の心配も減り、育てやすくなるのではないでしょうか?
野菜用の土作りを参考にして、挑戦してみるのもいいですよね。
地域によりさまざまですが、日本の土壌は一般的に酸性寄りです。
もともとの性質もありますが、次のようなものも大きな理由です。
雨が多いため、土中のアルカリ分(石灰分)が流される
雨そのものが酸性になっている
化成肥料を入れる(多くが酸性肥料なので)
また、意外に知らない人も多いようですが、植物そのものも土壌を酸性化します。
植物が根から栄養を吸収すると、そのつど根から水素イオンがでて、土が酸性に傾いていくそうです。そうやって、色々な理由から、酸性に傾いていくんですね。
そうなってしまったら、植物の性質をふまえて、アルカリ性の苦土石灰などを混ぜて調整しましょう。
鉢やプランターなどでガーデニングするときは、土の少なさから肥料不足になりがちです。
そんな少ない土でも、良い植物を育てるには、有機質に富んだ土作りが重要になってきます。
有機質が不足すると、肥料が流れやすくなったり、通気性が悪くなって蒸れてしまったり、土が硬くなったりするからです。
土壌改良材の腐葉土などを赤玉土に混ぜ、有機質をベースにした基礎となる良い土作りを心がけましょう。
有機物は、効き始めるのに時間はかかりますが、効果が長持ちし、良い土作りをしてくれます。
そうして基本となる良い土作りをして、足りない肥料分を、有機質肥料や無機質肥料などをバランス良く使い、補っていくのが良いのではないでしょうか?
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