あなたの自宅は大丈夫?防犯の為にも知っておきたい玄関の鍵まとめ!
2015/10/26
supatako
2015/12/13 更新
年末年始で家を空ける事も多いこの時期、ぜひやっておきたい防犯対策。そのひとつが玄関ドアの鍵です。ピッキングやサムターン回しなど様々な侵入手口に対応できる玄関ドア+鍵があれば安心して外出できます!!最近の玄関ドア+鍵の進化は想像以上です✩
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一般的な住宅の玄関ドアで用いられる「鍵」は、主にシリンダーキー。シリンダーとは、「鍵」の入る部分の円筒のことで、このシリンダーを用いるのがシリンダー錠です。
シリンダーキーにも種類があり、メーカーの玄関ドアに多くみられるのは、表面に多数の小さなくぼみ(ディンプル)がついているディンプルキーと表面・裏面にへこみを設けたウェーブキーの2種類。ディンプルキーの特徴は、無数の種類をつくることができ複製が困難ということ。ウェーブキーは、耐ピッキング性能が高く、砂や埃が入りにくいといわれています。また、商品によっては、シリンダー内部へ砂や埃が入り込むのを防ぎ、メンテナンス性を高めるため、鍵の差し込み部分にシャッターを装備したタイプもみられます。
ディンプルキー
鍵とシリンダー
ウェーブキー
玄関ドアを施錠していても簡単に開けられてしまうピッキング…
十分な対策をとる必要があります。
ピッキングとは、鍵を使わずに玄関ドアを開錠してしまうことです。
最近は、様々なピッキングの道具があり、単純な錠前であれば、簡単に開錠できて
しまいます。
見た目ですぐ分からないため、被害に気付くのが遅れたり、組織的に見張りなどを付けて犯行に及ぶことも、ピッキング被害の増加の理由となっているようです。
2ロックとすることで、不正解錠の手間と時間がかかり、見た目にも侵入を敬遠させることができる、といわれています。メーカーの商品では、鍵1本でドアの2カ所を施解錠することができる、ワンキー・ツーロックが多くなっています。
玄関ドアに鍵を二つ取り付けることで泥棒が近寄りがたくなります。
鍵が1本でいいというのも嬉しいですね✩
自宅の玄関ドアは、外出するときはドアの外から鍵を使って、施錠するわけですが、帰宅して家の中から施錠するときは、鍵は使わず内鍵「サムターン」を回してカギを開け閉めします。
サムターンとは、玄関ドアの鍵穴と反対側にある施解錠を行うためのツマミのことですが、不審者はドアを破り、このサムターンを回して解錠してしまいます。
この解錠を防ぐためのものが、脱着可能なサムターンです。このサムターンを外出時や就寝時に外しておくことで、不審者に操作されることを防ぎます。
簡単に外すことができるので、操作に手間はかかりません。
在宅時も外しておけば防犯性はアップしますが、緊急時(地震や火災時等)にサムターンを探していたら避難が間に合わない可能性があるります。
在宅時に外す時は家族間での相談(外した時の置場所)と練習が必要です。
玄関ドア大手三社の電子キーをご紹介します。
玄関ドアの鍵穴に鍵を入れてドアを開けるのが当たり前ではないんです!!
玄関ドアの常識が変わりますね…
LIXIL 玄関ドア ジエスタ
鍵のスタイルが3タイプから選べます。
・タッチキー
⇒ボタンを押すだけで施解錠
・システムキー
⇒リモコンタイプの鍵を持っていれば
玄関ドアに近付くだけで施解錠
・かざすプラス
⇒おさいふケータイやカードが
鍵の代わりに
三協アルミ 玄関ドア電気錠システム
・キーガル
⇒鍵を使わずリモコン操作で施解錠
・UBキーガル
⇒リモコンキーを身につけていると
ワンタッチで開けられます。
YKK AP 玄関ドア電気錠
・ピタットキー
⇒シールやカードを近づけて施解錠
自分の持ち物にシールを貼ることで
「鍵」にできます。
・ポケットキー
⇒ポケットキーを持っていれば鍵を出さず
タッチするだけで施解錠できます。
最近では、マンションや新築物件を中心に、一般住宅でも電子キーが広まりつつあります。特にマンションなどの賃貸住宅は入居者の入れ替わりが激しく、鍵穴交換をしなくても鍵を変えられる電子キーは最適。また低コストで鍵交換行えることから、積極的に取り入れられています。
スマートフォンがあなたの家の「鍵」になる。そんな「未来の鍵」が日本でも続々発売されています。既にアメリカでは多くの商品が販売され、一部の先進的な家庭の玄関ドアで使われているそうです。
Qrio Smart Lock
様々な玄関ドアに対応可能
スマートロックは玄関ドアを取り替えたり、工具を使うことなく、簡単に取り付けることができます。
ご自宅の鍵はどのタイプですか?
様々な手口で侵入を試みる泥棒に太刀打ちできる最新の玄関ドア。
年末年始などで留守をする機会も増えるこの時期は
玄関ドアの防犯対策を見直すのに絶好のタイミングかもしれません。
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