2019/12/04
saikogoodgoo
2015/12/16 更新
猛暑・厳冬、そんな時期には絶対に欠かせない家電となったエアコン。しかしエアコンのネックとも言えるのが、電気代の高さです。省エネエアコンも増えてきましたが、それでもまだまだ気になる電気代。そこで注目するのが自動モード。自動の可能性を探ります。
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まずはエアコンの自動運転について
ざっと説明をしますと、自動という名前の通り
エアコン側が室内の温度などを測定して
適切と思われる強さを判断して
運転してくれる機能です。
このようにエアコン内部に
温度センサーがあって
それが自動運転に活かされています。
近年のエアコンは省エネ化が進み
昔と比べるとかなり電気代が安くなったと
言われています。
この画像にあるように
「○年前のエアコンと比較すると~」と
エアコンの宣伝では
よく言われています。
実際安くなってはいると思うのですが
しかしやはり、夏場や冬場にずっと
エアコンをつけっぱなしでいると
普段の月と比べて
電気代がかなり高くなります。
実際にこんなデータも出ていて
いかにエアコンが
電気代を高くしているかが
よく分かります。
これだけ電気代の掛かるエアコン、
少しでもその電気代を安くしたいのが
人情ですね。
そこで活きてくるのが「自動」なんです。
さて、エアコンの自動運転のモードですが
一体何がいいのでしょうか?
最初に書いたとおり、
温度センサーで温度を感知し
適切な温度にするよう
運転してくれるモードですが
電気代とは関係ないんじゃないのか?
エアコンには自動の他に弱中強のモードがありますが
どれが一番電気代が安いと思いますか?
やっぱり弱?
いいえ、一番安いのは「自動」なんです!
電気代を抑えるなら自動が一番いいんです!
まさに猫もびっくりの
自動が一番安い情報でしたが
ここでは何故自動が一番安くなるのかを
ご説明します。
外から帰ってきて
「はー暑い(または寒い)」と
エアコンをON。
しかし節電のため、と弱にしてしまっては
逆効果。
エアコンは徐々に部屋を涼しくするのではなく、一気に冷やしてくる特性があります。なのでエアコンを入れて最初が一番、電気代がかかるのです。
一気に冷やした後は、その温度を保つために微風になるのがエアコンです。
最初と微風状態の1時間では倍以上の電気代になります。
これがエアコンの特性なわけですが
電気代を下げるには、最初に一気に冷やして
以降は微風状態を保つことが大事なんです。
しかし最初から弱だとなかなか冷えず
不要に電気代が高くなってしまいます。
逆に強だと、冷えた後の電気代が
高くなってしまうわけです。
これが自動であれば、最初の一気に温度を上げる・下げる部分の後は
微風状態に保つ、という事を
勝手に行ってくれるわけです。
変に弱だ強だといじるよりも
自動にまかせてしまえば
エアコンをまさに「自動」的に
理想の状態へと持って行ってくれる訳です。
というわけで、エアコンを
安く使う一番の設定は
自動だとご理解いただけたでしょうか?
私の周りでも、節電のためにと
エアコンを弱にしていた人が結構いましたが
どんどん自動に切り替えていってます。
ここからは、自動運転にする以外の
エアコン節電に関する情報を
ご紹介したいと思います。
上にもありますが、エアコンで一番電気を使うのは
設定温度まで温度を下げる(上げる)時だと
ご紹介しました。
そこで大事なのが、設定温度を保つこと。
つまり、エアコンをつけっぱなしにしておくのが
大きな節電になるんです。
このように消費電力に
大きな差があるのがわかります。
ちょっと外に出かけるからとエアコンを消し
戻ってきたらすぐつける、では
まさに無駄もいいところです。
丸一日家を空ける、とかなら消したほうがいいですが
数時間いない程度であれば
つけっぱなしにしたほうが断然オトクです。
もちろん設定は自動モードで!
くどいようですが、もっとも電気を使うのは
エアコンを入れてから設定温度まで下げる(上げる)時です。
この時間を短くすることが節電のポイント。
そこで大事になるのがフィルターです。
このようにフィルターが汚れていると
エアコンが本来の性能を発揮できず
なかなか設定温度まで持っていけなくなると
言う事になります。
当然電気代も高くなるわけです。
そんなわけで、節電のためにも
こまめなフィルターの掃除を
心がけましょう。
近年だと自動掃除機能つきのエアコンも
ありますね。
エアコンの設定温度も節電の大きなポイントで
夏ならできるだけ高く、冬ならできるだけ低くすることで
自動運転によって、その設定温度まで気温を持って行くのも
早くなり、それだけ節電になります。
サーキュレーターなどを使って
部屋の空気を循環させると
体感温度が変わって
設定温度も緩くできるので
節電になります。
以上が節電の知識でした。
自動モードに加えてこれらを実践すれば
大きな節電になること間違いなし。
一度節電に意識が行けば、
エアコンの自動モードと同じように
考えも自動的に節電を考えられるように
なりますよ。
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