炊飯器にカビが大量発生!?炊飯器を捨てずにカビを掃除する方法
2017/06/12
charlietemple
2015/12/27 更新
気付いていると発生しているカビ。そのカビは見た目も汚いですが、実際はその菌にも危険な効果があります。菌は目に見えないのでイマイチ実感が出にくいですが、人間の身体に様々な悪影響をもたらします。今回はカビの菌が人に与える影響について、ご紹介します。
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カビは色々な場所に発生して、見た目も汚らしくしてしまいます。狭い場所にカビが出ると、その菌を消すだけでも大変ですよね。
しかしカビの菌は、人間の身体の内部に入り込んで悪さを働くケースがあります。具体的にどんな影響があるのか、見ていきましょう。
カビ菌は微生物なので、もちろん目には見えません。
増殖力については皆ご存知の通りですね。
カビは梅雨の時期から注意すれば平気だろうと思われがちですが、実際には、春から注意することが必要で対策も春から行います。人間が春の気温が過ごしやすいように、カビにとっても過ごしやすい環境になります。
カビ菌は梅雨だけでなく、春からも出やすいようです。
菌に対抗するためには、ひと足早い対策が必要ですね。
【カビが発生する主な条件】
◆湿度(80%以上がカビにとって快適です。)
◆温度(20~30度くらいがカビにとって最適です。)
◆汚れ(カビにとって汚れやホコリが大好物です。)
◆酸素(空気に触れることで活性化します。)
上記のような条件を防いでいくだけでも、かなりの菌を防げるようです。
特に湿度はカビの菌が一気に増殖する条件なので、要注意です。
カビ菌による悪影響は2種類あります。
すぐに治療しやすいのは皮膚表面の感染症です。
比較的浅い部分に菌が潜んでいる為、適切な処置をほどこせばそこまで症状は
重くならない傾向があります。
厄介な症状はもう一つのアレルギー反応です。
アレルギー反応は、ダニやホコリ等だけでなくカビ菌も原因に挙げられます。
アトピーやジンマシンは辛い症状の為、余計な悪化は防ぎたい所です。
「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」は、アスペルギルスというカビによって起こる病気です。アスペルギルスは、身近な土壌にあり、植物、食べもの、粉塵、水を腐敗させる力をもっています。このアスペルギルスを吸いこむと、喘息のような症状が出てしまいます。
■アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の症状
湿った咳
ゼイゼイという喘鳴、喘鳴ひどくなると、呼吸困難
息切れ
微熱
気管支喘息と非常によく似ているため、検査を行い、診断する必要があります。
肺アスペルギルス症は1回発症すると中々、カビ菌が除去しにくい病気です。
特に免疫力が落ちている人は発症しやすいので、要注意です。
カビの菌は季節性の肺炎も引き起こすようです。
この肺炎の場合は浴室等のカビ菌に注意が必要になります。
換気扇を効果的に配置し,使う時は「空気の入口」を確保してください。密閉のままでは空気をかき混ぜるだけとなりカビを拡散させるだけです。
空気の通り道を意識した換気方法。
風の通り道を意識していたら、カビの菌も発生・増殖しにくくなります。
■洗濯機に専用の洗浄剤を使う
洗濯槽の裏側にはカビがついていることも。せっかく洗濯しても衣類にカビがついてしまったら意味がありません。定期的に洗濯槽のカビにも注意することも効果的です。
カビ菌が人間にもたらす影響の数々、いかがでしたか?
基本的にカビ菌は健康な状態の身体には、あまり悪さはしないようです。
しかし、カビが多く発生したり身体が弱かったり、条件が重なると厄介な症状を引き起こします。
特に『肺アスペルギルス症』は症状も辛い上に、治りにくいので早めの病院受診が望まれます。
湿気・換気対策などを普段から意識して、病気から身を守りましょう!
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