カビ知らずの清潔女子に!風呂場のカビの対処法についてご紹介します
2016/10/21
jmmdf069
2016/10/26 更新
皆さんはご自身のアレルギーについて把握していますか?食べ物や花などは有名ですがカビによるアレルギーもあります。なかなか症状が治まらない場合は、カビによるアレルギーかもしれません。今回は、そんなカビによるアレルギーについてご紹介します。
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いつまでたっても治らないアレルギー症状はカビが原因かも?今回はアレルギーとカビについてご紹介します!
ジメジメの時期、どうしても増えるのがカビ。このカビはアレルギーの要因の一つという事をご存知でしょうか?
アレルギーは季節ごとに悪化要因がありますが、梅雨から夏にかけて気をつけたいのが、高温多湿な環境におけるカビ、そしてダニの増加です。
その予防法は、お風呂のカビを徹底掃除したり、部屋のダニ対策をする事。また医師に相談することも大切です。
対策だけでも症状は緩和することも多いのですが、どうせなら医師に相談して完全に治すようにしましょう。
カビが生息する温度範囲は非常に大きく、氷点下でも沸点に近い90度でも生息できる種類もあり、約7万種が地球上で生息しています。
細菌は加熱で死滅しますがカビは加熱にも耐え、また乾燥時には胞子の状態で休眠することができます。このあたりはウイルスによく似ていますが、なかなか手ごわい相手です。
発生しやすい場所
◆浴室
◆キッチン
◆洗面所
◆サッシ(結露のついた)
◆北に面した壁
◆押入れやクローゼット
カビによるアレルギーは、カビの胞子がアレルギーを引き起こします。症状としては気管支やぜん息・鼻炎などがあります。
特に、ススカビと呼ばれるカビの胞子は大きいのが特徴。そのため、鼻に入るとアレルギー性鼻炎を引き起こします。
カビによるアレルギーには以下のようなものがあります。
・アレルギー性鼻炎
・アレルギー性皮膚炎
・アレルギー性結膜炎
これらのアレルギーは一体どんな症状を引き起こすのでしょうか?
それではカビによるアレルギーはどんな症状が引き起こされるか、見てみましょう。
鼻炎は鼻の粘膜に細菌が感染したり、カビ等の有害物質から刺激を受けたりすることで炎症を起こす状態です。アレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜が過敏な人に起こる病気となります。
鼻にカビが付着することで過剰反応してアレルギー反応を起こします。鼻炎は昔から誰でも掛かる病気でクシャミ・鼻水・鼻づまりが典型的な症状となります。また、アレルギー発症時はクシャミが連続して出てきて鼻水が出てくるので注意してくださいね。
カビによって皮膚に炎症が起こる状態です。かゆみを伴った赤い腫れが発生するのが特徴です。皮膚アレルギーはカビだけでなく食べ物・薬品・刺激物質との接触が原因となるので注意しましょう。
また、年少児に発症するアトピー性皮膚炎もカビが原因として起こる場合が多いです。
アレルギー性結膜炎は目の結膜にカビなどのハウスダストが入ることで発症します。目は鼻や気管に近い為、他のアレルギーと合併して発症すること多いです。
白目の部分が充血してかゆくなり、目ヤニや涙が流れて止まらなくなります。結膜炎は眼科にて早期治療を受けることをおススメします。
カビが気道に入ることで過剰反応してぜん息が起こります。ぜん息になると気道が狭くなって呼吸困難となるのが特徴です。
発作が起こると咳(せき)だけでなく痰(たん)が出てきてゼーゼー、ヒューヒューと言った独特の呼吸音になります。乳児を含む年少児に多く、症状が重い場合は生命にかかわることがあるので早めに病院へ行きましょう。
それでは次に、なぜアレルギーが起こるかご説明しましょう!
人の体は、侵入しようとするウイルスや細菌を撃退しようと防御反応を起こします。この物質を撃退しようとする防御反応が「免疫」です。
しかし、体を守るシステムも完全ではありません。場合によっては体にとって不都合な結果を引き起こす可能性があります。この免疫を作る過程で失敗した結果がアレルギーです。
カビ、ダニ、花粉、食べ物、以上のようなものが体に侵入しようとしたとき、体にとって必要以上に「異常」と感じてしまうものがアレルギー反応として表れます。
アレルギーは、体に悪影響を及ぼさないものに対して過剰に排除しようとする症状と言えます。
人の体には、健康を守るためにたくさん微生物が付いています。その微生物が人の体にとって好ましくない細菌や微生物の発育を阻止しているのです。
そのため、清潔にし過ぎると皮膚上の微生物がいなくなる状態となります。微生物がいなくなるとカビなどから体を守ることができません。
清潔さを保つのは大事です。しかし、潔癖過ぎる菌との共生ができなくなり健康を保てません。健康を維持するにはバランスが必要と言えるでしょう。
ペットなどがいる人は要注意。ペットがいると、ダニ・カビなどが発生する元を生み出します。
・ ペットのフケ・垢・体毛
・糞・尿などの排泄物
・ペットフードの管理
・体の付着による部屋内への持ち込み
以上のポイントに気をつけましょう。部屋の中の清掃はアレルギー症状の軽減の第1歩。さらに、ペットのブラッシングや衛星面にも注意しましょう。
まず、カビ増やさない原則として、
・湿度を高めない
・こまめな掃除と洗濯
・ホコリや湿気がたまりにくい家具配置
・換気
以上の事が大切。それでは、場所ごとにカビ退治のポイントを見てみましょう。
最もカビが発生しやすい浴室。一日の疲れをとるためのバスタイムですから、清潔に楽しみたいですよね。
ポイント
・使用後しばらくは必ず換気をしましょう。使用中も換気扇をつけておくほうが良いでしょう。
・発生したカビの除去もこまめにしましょう。
・シャワーの後は、水滴を拭き取るのが理想的。そこまで手間がかけられない場合は、冷水を全体にまわしかけて温度を下げるだけでも効果的です。カビの餌になる石鹸カスの掃除も忘れずに。
キッチンも、カビが好む場所です。ジメジメの時期は食中毒が増える季節でもあり、清潔さを保つようにしたいですね。
ポイント
・食材は新鮮なうちに使い切りましょう。古くなった食材はカビの発生源に。
・料理中は、湿度があがるので、換気扇を忘れずに回しましょう。
ポイント
・食材は新鮮なうちに使い切りましょう。古くなった食材はカビの発生源に。
・料理中は、湿度があがるので、換気扇を忘れずに回しましょう。
・ゴミ箱は、こまめに空にして、定期的に洗いましょう。
・閉め切った戸棚の中も要注意です。晴れた日は開け放って換気してくださいね。
見えないところにカビが、なんてことにならないよう、シンプルで見通しのよい家具配置を心がけましょう。また、エアコンの内部のカビに要注意!
ポイント
・カビ・ダニの餌となるホコリがたまりにくい家具配置が重要です。
・押入れやクローゼットも、湿気がたまり、カビが好む環境です。定期的に開け放って空気の入れ換えをしましょう。
・エアコンはカビの発生ポイントでもあります。湿度を下げるのに有効ですが、エアコン使用後はしばらく送風機能を使いましょう。また、エアコンフィルターの掃除も忘れずに。
それでは最後に、カビによるアレルギー反応が出てしまった場合の、治療方法をご紹介しましょう。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンやセロトニンなどの化学伝達物質の動きを抑制する薬による治療法です
抗アレルギー剤は、アレルギーに関係する物質の産出・放出を抑制してアレルギーの発生自体を抑えます。
ぜん息・皮膚アレルギーなどに対して気管支拡張剤や軟膏などその場で症状を抑えるのが「対症療法」です。長く続くアレルギーに対して、その場で処置して症状の悪循環を断つ有効な方法となります。
しかし、根本的な治療ではないことを知っておきましょう。また、対症療法を長い期間行うと副作用の可能性が高まるので注意して下さいね。
・アレルギーに対する治療法は医師と相談しながら。
・アレルギーを起こさないためにしっかり掃除しましょう。
以上の事に注意しながら生活するようにしましょう。特に症状が出た時は病院へ行く事が大切です。
いかがでしたか?
カビによるアレルギーが起こるのは部屋の衛星面に左右されることが多いようです。しっかりと部屋の掃除をしてアレルギーが起きないようにしましょう!
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