ふと考えると不思議な冷蔵庫。冷却する仕組みはどうなっているのか?
2017/06/13
Esperanto
部屋の水分を集めてくれて湿度を下げてくれる働きをする除湿器。除湿器は湿気の多い時期にはとても大切ですが、除湿器はどのような仕組みで室内の水分を集めているのでしょうか?除湿器の種類についてと意外と知られていない除湿器の仕組みを紹介します。
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梅雨や夏などは湿気が多い時期です。湿気が多い状態だとカビの発生にも繋がります。また衛生面でもいいことはなく、体にも影響を与えることがあるのです。
そんな時期には除湿機を使う家庭も多いのではないでしょうか?
除湿機の働きについて見ていきましょう。
例えば梅雨の時期、雨の日が続いている時には、洗濯物を常に室内に干している人も多くなるでしょう。しかし、室内干しが多くなると、結露も増え、カビが発生してしまう心配もあります。
そこで、除湿機を利用しながら室内干しをすれば、洗濯物を素早く乾燥できます。さらに室内のジメッとした空気も乾燥できるため、結露やカビの発生も防げます。
除湿機は空気中の水分を集めてくれるので、洗濯物も早く乾くようになります。
そしてもちろんカビの発生も防げます。
夏は湿度を下げることで涼しく感じるので除湿機の効果は様々あるのがわかりますね。
除湿機と言っても実は2種類あるのです。
どちらも空気中の水分を集める仕組みは同じですが、仕組みは少し違うようです。
では除湿機のそれぞれの種類と仕組みについて見ていきましょう。
まずはコンプレッサー式除湿機の仕組みについてです。
コンプレッサー式の仕組みと長所とは?
コンプレッサー式除湿機の仕組みについて
エアコンの除湿機能と同じ仕組みのコンプレッサー式の長所は?
・高温時(25度以上)での除湿力が大きいので梅雨~夏場に向く。
・除湿量が多いので湿気の多い季節でもパワフルに乾燥できる。
・消費電力が小さいので(デシカント方式の半分位)ランニングコストが安い。
・室温上昇が少ない(1~2℃程度)。
コンプレッサー式除湿機は梅雨や夏の湿度の高い時期、つまりは気温が高い時期に適している除湿器なのです。
エアコンの除湿機と同じ仕組みで湿度を調節してくれるのでわかりやすい仕組みかと思います。
ではもう一つの除湿機の種類であるゼオライト(デシカント)式除湿機の仕組みについて見ていきましょう。
コンプレッサー式の仕組みはエアコンの除湿と同じなのに対してゼオライト式とはどんな仕組みで湿度を下げるのでしょうか?
コンプレッサー式とは少し違うデシカント式除湿機の仕組みは?
コンプレッサー式除湿機は空気を冷やして水分を取り除き除湿しているのに対し、ゼオライト(デシカント)式除湿機は乾燥材に水分を吸着させることで除湿しています。
ゼオライト(デシカント)式除湿機の仕組みは乾燥剤に水分を吸着させるので、気温が低い時期の除湿に適しています。
コンプレッサー式は夏に適しているのに対してデシカント式は冬などの湿気の調節に適しているといえます。
また最近ではコンプレッサー式とデシカント式がを合わせたハイブリット式という除湿機が注目されています。
ハイブリット式は両方の機能を兼ね備えているので年中使うことができるのが特徴です。
最近はハイブリット式の除湿機が人気なのです!その仕組みとは?
つまりこれを購入しておけば、1年中季節を問わず使えるということになります。
ただし、他の2つの方式を1台の機種に詰め込んでいるということもあって、価格は高めとなっています。
除湿機の仕組みはわかりましたか?
年中使いたいならハイブリット式がおすすめです
除湿機との種類と仕組みについてまとめました。
除湿機の仕組みについて少しはわかりましたか?
空気中の水分を集めて液体にする仕組みになっている除湿機。
除湿機には大きく2種類に分かれますが、それぞれ仕組みが異なりなり、長所と短所があるのです。
どの除湿機がいいのかは用途によって選ぶのがいいかと思います。そして両方の仕組みを合わせたハイブリット式の除湿機は年中使えるのでおすすめです。
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