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    炊飯器の保温時間は何時間まで可能?美味しさを保てる保温時間とは?

    炊飯器を使っていると便利な保温をする方が多いかと思います。保温をしておくと炊いたお米がおいしく食べられますが、保温時間は何時間まで可能なのでしょうか?保温時間が長いとお米の風味が変わると言われていますが、それはどのくらいの保温時間なのか紹介します。

    炊飯器の保温機能はとても便利

    炊飯器の保温機能、とても便利ですよね!
    数時間なら炊いたお米をそのままの状態で保つことができます。
    また余ったお米を炊飯器で保温していることもありますよね。

    炊飯器での保温は便利なのでつい長時間になってしまうことも

    みなさん、ごはんを炊いた後、残ったご飯はどうしていますか?

    出典:http://www.kinoukan.co.jp

    「炊飯器の保温機能で保存している。」方が多いのではないでしょうか?

    出典:http://www.kinoukan.co.jp

    お使いの炊飯器の取扱説明書を、一度確認をしてみて下さい。

    出典:http://www.kinoukan.co.jp

    炊飯器の保温時間は何時間までOK?

    炊飯器の保温時間は長時間しない家庭もあると思いますが、長時間保温してしまう家庭もあるでしょう。
    保温時間はどのくらいまで大丈夫なのでしょうか?

    それぞれの、メーカー・炊飯ジャーで違いますが、12時間か24時間以上の保温をしないで下さいと取扱説明書に記載されています。

    炊飯器メーカー各社様の取扱説明書を読んで見ましたが、結構言い切ったハッキリとした表現をしています。

    出典:http://www.kinoukan.co.jp

    美味しさを保てる保温時間は8時間まで

    炊飯器で保温をしておけば、あたたかいままのご飯がいつでも食べられます。

    しかし!

    実は、8時間以上、炊飯器の中で保温したままにしておくと、
    せっかく炊いたお米のおいしさが損なわれてしまうのです。

    出典:http://okome26.seesaa.net

    保温時間が42時間まで可能な炊飯器も!

    保温時間については、炊飯器の説明書を確認してもらいたいのですが、6〜42時間までと、炊飯器の性能やタイプによって異なっています。

    出典:http://itsumonews.com

    ですが、やはり説明書に書いてある保温時間の、おおむね半分程度と考えて使用する方が間違いないと思います。

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    なぜ説明書通りの保温時間では駄目なのかというと、炊飯器の中に残っているご飯の量であったり、品質であったり、研ぎ方であったりと、個々に違いがあるためで、炊き上がりの美味しさを求めるのであれば、説明書の半分程度で考えておく分には、極端に食味が下がっていると感じることは少ないと思います。

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    多くの炊飯器の取扱説明書には12時間か24時間までの保温時間が限界となって記されています。
    しかし、最近では42時間の保温時間でも可能な炊飯器もあるのです。
    保温時間が長くなると気になるのがお米の味です。
    長時間の保温はお米の味を落としてしまいます。8時間までの保温時間だとお米の風味は変わらないようです。

    長時間の保温時間でお米の味は落ちるもの

    長時間の保温時間がなぜお米の風味を変えるのかについて見ていきましょう。
    保温時間が長くなるとしだいにお米に変化が表れてくるのです。

    長時間の保温は、ごはんの香りや食味の劣化や黄ばみの発生の原因となります。

    出典:http://www.kinoukan.co.jp

    保温機能って便利なので、つい経過時間を気にせず使用している場合もあると思います。

    出典:http://www.kinoukan.co.jp

    しかし、ごはんも「食品」です。
    作ってから時間が経てば経つほど、美味しさや香りが損なわれます。

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    やはり炊飯したら、なるべく早めに食べて頂くのが良いと思います。

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    長い保温時間は電気代の無駄にも…

    保温時間が長くなると電気がかかってしまい、無駄にもなってしまいます。
    保温しているより、もう一度炊く方が電気代がかからなくなるのです。

    炊飯器での保温時間は5時間が限界。

    出典:http://q.hatena.ne.jp

    保温時間が6時間を越えると、もう一度ごはんを炊くのと同じ電気代がかかり、経済的にも無駄になります。

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    炊飯器の保温時間が長いとお米から臭いも…どうして?

    そして長い保温時間によって、お米から臭いがしてくることも考えられます。
    お米から臭いがしてくる原因とは?

    長時間炊飯器で保温したお米からは臭いがすることもあるのです…

    白米に付着する米ぬかにはたくさんの細菌が生息しています。その細菌は熱に強く、お米を炊いても死滅しません。

    出典:http://wooris.jp

    生き残った菌は保温状態の炊飯器の中で、お米を栄養に一気に増えていきます。

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    可能な限り炊く前には白米を洗って米ぬかを落としてください。それでも限界はあるので、お米を炊いた後は時間を空けずおひつに移すか、お茶わん1杯分くらいの分量に小分けして冷凍保存をしましょう。

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    炊飯器で保温しておくよりも冷凍保存した方がいいのです

    炊飯器はお米を炊くための道具であって、お米を保存するための道具ではありません。お米を炊いたら短時間で保温をストップし、おひつに移すか冷凍保存しましょう。

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    【まとめ】炊飯器での保温時間は6時間位まで。それ以上は新しく炊いた方が得に!

    長時間の炊飯器での保温はおすすめできません

    炊飯器での可能な保温時間についてまとめました。
    炊飯器のでの保温はとても便利なので、使っている家庭も多いですよね。
    保温時間が長くなるとお米の味が落ちていきますが、いつでも温かいお米を食べられるメリットはあります。
    しかし保温時間が長くなるとお米から雑菌が繁殖して臭いがしてきたり、電気代の無駄にもなるのです。
    最近では保温時間が42時間も可能な炊飯器もありますが、やはり保温時間はできるだけ短くして、冷凍保存して電子レンジで温め直す方法がおすすめです。

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