ただの収納じゃない!おしゃれと便利さの融合、アンティークな食器棚
2016/01/16
sura
2016/01/16 更新
さまざまな分野で注目を集めているのがアンティークな製品の数々です。なかでも食器のアンティークは実際に使用されたり、大切に保管されていたものが数多く出回っています。そんなアンティークな食器たちを実際に見てみましょう。あなたのお気に入りが見つかるかもしれませんよ。
アンティークな食器と聞いてみなさんがイメージするのはどんなものでしょうか。家具や置物と違って食器はアンティーク製品と言われてもあまりピンと来ませんね。
アンティークとは…
●アメリカでは1930年の通商関税法に基づき、100年以上前のものをいう
●イギリスではビクトリア時代が終わる1901年までをさす
●フランスではアールヌー ボーが翳りを見せ始める頃まで
●日本では50年経ったものを一般にさす
ちなみに、アンティークの定義は各国でそれぞれ違ってきます。日本でいうアンティークとは、おおむね50年を過ぎたものを言いますが、アメリカやイリギスでは自国の法律や文化の転換期を迎えるころを境目としているようです。
アンティークな食器は主に海外からもたらされるものが多く、北欧やイギリスなどから入ってくるものが大半のようです。なかには実際に使用されているものもあり、当時のキズや色合いがそのまま残っている食器もあります。
実際に誰かが使っていた食器を再び使うことにもしかしたら抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方でも、アンティークの食器はコレクションとして集めている方もいるくらい、日本でも人気があるものです。
今回はそんなアンティークな食器たちをご紹介していきましょう。有名ブランドのものや珍しいものがたくさんあります。皆さんのお気に入りの食器があるかもしれませんね。
アンティーク品のマーケットが現在でも盛んに開かれているというイギリス。珍しい品々が並ぶ中、一番人気は食器のなかでも写真のようなカップやティーセットです。
イギリスといえば1759年、ジョサイア・ウェッジウッドが起こして以来現在に至るまで人気の食器ブランド・ウェッジウッドが有名ですね。アンティーク品の中で一番といっていいほどの人気があります。
その美しい食器の数々は英国王室御用達にも指定された名品で、アンティーク品になると値段は10万円を超えるものも存在します。
紅茶を愛する国らしく、食器のなかでもお茶を楽しむためのティーポットやカップが目立ちます。なかには長い年月を経て、写真のように色が変わってしまったものもあります。この黒ずみは重曹を用いれば落すことができます、これもまたアンティークならではの味わいですよね。
アンティークなカップで優雅なひと時を楽しむのも良いですよね。おしゃれかつ優雅な食器をお探しの方は、イギリス製品を調べてみてはいかがでしょう?
北欧のアンティーク食器も人気の高いものが多く存在します。お部屋のインテリアを北欧系で統一している方も多くいらっしゃるようで、食器もアンティークで統一すると日本を抜け出したような気持ちになります。
北欧のアンティークな食器を集めた市場の様子です。カップ、お皿など無数に販売されています。このようなアンティーク市場は世界中で開催され、掘り出し物が安く手に入ることもあってか日本からの旅行者にも好評です。
北欧のアンティーク食器といえば有名なのはアラビアというブランドです。1873年、スェーデンで創業したこのブランドは著名な作家を多数輩出するなど1900年代を代表するブランドとして有名です。
青い芸術とも言われるアラビアの食器はアンティークということを感じさせない鮮やかなデザインが人気です。いつものティータイムをより華やかに演出してくれそうですね。
独特のデザインがおしゃれなアラビアのアンティーク食器。実際に使用されていたもののようです。1979年ころに制作されたものだとか。細かいキズや色合いもまた、アンティーク食器の味わいと考えれば世界に一つだけの貴重な食器ですよね。
最後にご紹介するのはアメリカのアンティークな食器です。アメリカでアンティークというと家具などのイメージしかありませんが、最近では人気の食器も多いようですよ。
アメリカのアンティーク食器で人気なのはこのようなガラス製品です。花柄の模様があしらわれたこちらはとても優雅な製品です。
また、日本でも人気が高いのはこちらの「ファイヤーキング」というブランドのアンティーク食器。質感は柔らかく、パステルカラーが特徴的です。
ファイヤーキングの愛用者は日本にもたくさんいらっしゃるようで、コレクションされている方もいるようです。アンティークな食器もたくさん集めて飾れば立派なインテリアになりそうです。
使ってもよし、飾ってもよしというのがアンティーク食器の良さの一つです。大切な方のおもてなしに、自分用に。また食器棚もアンティーク調にしてインテリアにするのもまた楽しみの一つといえるでしょう。
各国のアンティークな食器たちをご紹介してきました。どれも美しく、また独特で海外で発展してきた文化を感じることができる貴重な品々ばかりでしたね。
なんだかアンティーク食器収集にはまってしまいそうな予感です・・・。
アンティーク食器収集はアメリカ各地への旅行に楽しさをプラスしてくれそうです
実際に購入した方の中には現地へ行って直接買い付けたという方もいるようです。それほどアンティークな食器は日本でも人気が高いんです。
アンティーク食器はセットで揃えるととてもおしゃれですよね。このようにカップとお皿を組み合わせるとよりアンティークの良さが際立ちます。
アンティーク製品との出会いはまさに一期一会、同じ市場やお店に行っても同じものに出会えるかどうかは分かりません。お気に入りのものが見つかったら、手にとってみるのも良いかもしれませんね。
皆さんの気に入ったものは見つかりましたか?最近では日本の大手量販店でもアンティーク市場が開かれる場所もあるようです。脚を運んでみてはいかがでしょうか。
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