【大活躍!!樹脂木ウッドデッキ】メリット&デメリットを調べました!!
2015/11/04
ayax
新築やリフォームでエクステリアを考える時、ウッドフェンスを思い浮かべる方が多いのではないですか?ウッドフェンスは天然素材ですが、最近は樹脂製の物も出てきています。もちろん樹脂以外の素材もありますよ!そんな最近のフェンスの傾向を調べてみました。
フェンス選びの基礎知識
エクステリア(外構)計画を進める際に、門扉やカーポートなどと同時に検討するのが、道路や隣地との境界のプランニング。生垣や塀などを設けることも考えられますが、一般的なのはウッドフェンスをはじめとしたフェンス類を取り入れたプランでしょう。ここでは、建材商品であるフェンスを選ぶ際に知っておきたい基礎知識をまとめました。
ウッドフェンス・樹脂フェンスの種類
エクステリアメーカーなどから提案されている住宅用フェンスには、さまざまな素材の商品がみられます。その中でも、フェンスの素材として多く使われているのは、耐久性に優れ、錆や腐食に強いアルミニウム。成形の方法によって「形材」と「鋳物」の2種類に分類することができます。
■アルミ形材
軽量で耐久性に優れるアルミ形材は、一般的な住宅のフェンスとして多くみられるもの。商品バリエーションが豊富で、比較的手ごろな価格なのも魅力でしょう。
シンプルでモダンなデザインが多く揃い、ポリカーボネート板などの異素材との組み合わせなど、個性的なデザインの商品も提案されています。
■アルミ鋳物
アルミ鋳物は、複雑な形や模様を生み出すことができるのが特徴。商品としては、曲線を用いた装飾性の高いデザインが多くみられますが、最近では、すっきりとしたシンプルなデザインも増えてきています。価格的には形材よりも高めのものが多いようです。
■樹脂系
ポリスチレンなどの樹脂系素材のもの。耐候性もあり、メンテナンスも楽なのも特徴。木粉や再生木などを用いた天然木のようなタイプ、和空間に馴染む竹を模した商品などもあります。
■スチール
強度に優れ加工性に富み価格も安価。メッシュタイプなど、開放感があり植栽と馴染むデザインが多くみられます。
■木製
天然木は、軽量で強く、加工がしやすいというメリットがありますが、反りやすく虫や菌に侵されやすいという欠点も。防腐処理を施し、耐久性を高める加工を施したタイプがみられます。
■アイアン(鉄)
繊細なデザインと重厚感あふれる質感が持ち味の素材。手づくりのものもあり、素朴な温もりが魅力です。
いろんな素材でできているし、成形の方法で2種類に分類していました。
次は、ウッドフェンスと樹脂製品に注目して調べていきます。
ウッドフェンスとは
ウッドフェンスとは、木でできたフェンスのことで、昭和的に言うと、板塀でしょうか。昭和40年代では、隣との境界の話し合いで、仕様が決まらない場合に、「ブロック塀か板塀のどちらかが好ましい」と判例にもあったくらい、板塀は一般的でした。しかし私がこの仕事を始めたころには、古臭い、時代遅れとされていました。
しかし、20世紀が終わるころには、庭のスタイルが多様化していきます。花や植物に加え雑貨やアンティークなどが主役となり始めます。それらを飾るために、加工がたやすくデザインの変更が柔軟におこなえるウッドフェンスが人気を集めるのです。
ウッドフェンスの特徴
ウッドフェンスの長所の第一は、アルミなど無機質な素材とは違い、温かみがあるところでしょう。ですから、あまり厚塗りは避け、木目を生かす塗装がお勧めです。第二は、加工性の高さでしょう。木の持つやわらかい材質は色々な形に切ったり、穴を開けたりができ、また、色々な塗装が可能で、それらを組み合わせることで無限のデザインができ、個性を主張するには最高の素材です。
ウッドフェンスの短所はやはり耐久性でしょう。有機物なので、いつかは土に返ります。硬度の高い木材を選び、防腐作用のある塗料とあわせれば、ある程度の耐久性は確保でます。
やっぱり天然素材のウッドフェンスがいいかな~!でも、どうせ設置するなら長持ちして欲しいので、どんな材質なら長持ちするのか調べました。
一時期人気があった、南米産のアイアンウッド系の、ウリンやイペという木材の硬度は最高クラスで、「100年腐らない」と言われていますが、木目が目立たず、木材の利点を損なっています。
しかも、あくが強く塗装が困難であるうえ、地球の酸素の3分の1を産出し、地球の肺と呼ばれるアマゾンから伐採されているので、お勧めしません。
間伐材として処分される、杉や桧が良いでしょう。特に桧はお風呂に使われるほど水に強く硬い木で、ヒノキチオールという防腐成分を持ち、日本の気候にあった最適な木材と言えるでしょう。
アイアンウッドと呼ばれる硬~い木は、天然木らしい木目があまり見られないんですね!
耐久性はあっても、ウッドフェンスらしさが薄れてしまうので、間伐材を使用する事を勧めていましたね!間伐材を使用するのなら、かわいい色のペンキを塗って家の外観にあったデザインのウッドフェンスを設置してください。
次は、耐久性で勝る樹脂製のフェンスの特徴を調べてみます。
樹脂製のフェンスのメリットとデメリットとは
フェンスの中にはウッドフェンス、アルミフェンス、スチールフェンスなどの他、樹脂でできた樹脂フェンスがあります。見た目はウッドフェンスに近いものが多いので、存在を知らない人も多いかも知れません。今回はそんな樹脂フェンスのメリットとデメリットを解説していきたいと思います。
樹脂製のフェンスの最大のメリットとは抜群の耐久力を誇ることです。
ウッドフェンスは雨に濡れると腐り、金属製のフェンスは風に触れると酸化してしまいますが、樹脂製のフェンスであればそういった心配をする必要がありません。
樹脂製のフェンスはウッドフェンスのように酸化防止剤などを塗布して、定期的なメンテナンスを行う必要もありません。汚れがこびりつかないように、時々拭き掃除をしてあげるくらいで大丈夫です。
デメリットとは見た目が安っぽい事
樹脂製フェンスのデメリットはウッドフェンスよりも見た目が安っぽいこと。
樹脂フェンスのデメリットを挙げるならば、ウッドフェンスや金属製のフェンスと違って安っぽいという点が挙げられるでしょう。木粉などを配合してウッドフェンスの質感に近づけているものは多いですが、近くで見ると違いははっきりと分かります。
樹脂フェンスの中にはほとんどウッドフェンスと見分けがつかないデザイン性の高いものもありますが、価格はいくらか割高になります。フェンスは家の美観を大きく左右するものなので、こだわりを持っている人、来客が多い家に住んでいる人はそれらの購入を検討するといいでしょう。
木粉入り樹脂フェンス
木粉入り樹脂フェンスというのをご存知ですか?
実はこの木粉入り樹脂フェンス(ラティス)、結構使われているんですね。
近くで見ないとウッドフェンスと見間違う。
というか、近くで見てもわからないものすらあります。
木粉入り樹脂フェンスのデメリットは、
「ウッドフェンスより若干安っぽく見える」
「ウッドフェンスと比べて高い」です。
高い樹脂フェンスは近づいてみてもウッドフェンスと区別がつかないほどだけど、安いものはウッドフェンスじゃないとわかるというのが現状です。
上の写真は、うちの近所のフェンスです。
ウッドフェンスだと思い込んでいたのですが、触ってみると若干質感が違う。
そう、触ってはじめて木粉入り樹脂フェンスだと気づいたのです。
触ってみてウッドフェンスと違う事が分かるほど樹脂フェンスのクオリティーは上がっているんですね!でも、それだけ高価な製品になっているという事です。
まずは目的をはっきりと
まずはフェンスを設置する目的をはっきりとさせましょう。
防犯対策なのか、外からの視線を区切りたいのか、ガーデンデザインの一環なのか…
用途によってフェンスの素材や形も変わってきますので、イメージに合ったものを選ぶ必要があります。
ご近所への配慮も重要
続いて、近隣の方への配慮も大切です。
フェンスは基本的には敷地の境界に設置するものであり、その境界の向こう側は道路だったり隣家だったりします。
設置する前には、自分の家だけでなく隣家や周りの町並みに調和したフェンスであるかどうかも考えなければなりません。
また、工事期間中は当然大きな音が発生する可能性があります。これについても事前にご近所にご挨拶をしておきましょう。
信頼できる業者に依頼を
せっかくフェンスを設置しても、手抜き工事ですぐに傾いてしまうようでは目も当てられません。
工事をお任せする業者は、業績やネットの口コミなどを参考に、事前に信頼できる所であるかどうかをチェックしておきましょう。
見積もりや説明に不明瞭な点がある場合は注意が必要です。
いかがでしたか?これまでいろいろと調べてみましたが、フェンスは塀に比べてお手軽に設置可能という事です。
境界になにか建てたいが塀の工事は敷居が高い…という方にはフェンスはおすすめです。
塀に比べて費用も安く済み、工期も短く手が出しやすいです。
最近はウッドフェンスだけでなく、樹脂フェンスもバリエーションが増え、様々なニーズに応えられるようになっていますので、まずはホームセンターやインターネット上で取り扱いを見てみてはいかがでしょうか?
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