一眼レフとミラーレスカメラの違いってなに？どんなのがあるの？

一眼レフってどういうこと、どういう構造なのか？一眼は一つの目で見る。レフは「レフレックスファインダー」の略です。レフレックスは、「光が障害物にあたって反射する」こいう意味です。つまりは、光学式ファインダーのことを言います。

ミラーレスは、ミラーがないということですから一眼レフからレフレックスミラーをとってしまったものです。では、どうやって撮りたい画像を確認するのかというと、画像センサーに情報を電気的に液晶画面、または、液晶ファインダーに映し出して確認します。

では、ミラーレス一眼ってどういうことでしょうか、ミラーレスは、一眼レフからレフレックスミラーをとってしまったものですから、一眼は、一つの眼でとるということですから液晶ファインダーがあるということです。つまり、ミラーレス一眼は、レフレックスミラーがなく、液晶ファインダーが付いたものをいいます。ちなみに、液晶ファインダーがない場合は、液晶画面がカメラの背面についていて撮影画像を確認します。この場合、ただのミラーレスカメラ、コンパクトデジタルカメラと言っています。

一眼レフカメラの良いとこは、1.カメラの心臓部の画像センサーが大きくとれるところと2.撮影する画像がファインダーでほぼ同じに確認できること。3.レンズが豊富にそろっているところです。最大なのは、画像が綺麗なことです。プロは、やはり一眼レフを使っています。悪いところは、やはり大きさが大きいこと、重いことです。これがあると気軽にとるには、少し難しいです。

ミラーレスカメラの良いとこは、一眼レフと比べると、1.レフレックスミラーがない分コンパクトにできる。2.液晶ファインダー、液晶画面の位置を自由に設計できる。ところです。各社、ボディのデザインいろいろあります。悪いところは、1.液晶ファインダーがついていないと明るいところでの撮影画面の確認が難しい。2.液晶ファインダーの視野率、つまり撮影しようとしている画像の大きさを100%カバーできない。3.撮影する画像が液晶ファインダー、液晶画面に表示されるのにタイムラグがある。4.交換レンズが、一眼レフカメラほどそろっていない。5.画像センサーが、一眼レフかめらより小さく画力で負けている。ただ、1の悪いところは、液晶ファインダーをオプションで付けられるものもあります。その場合、ミラーレス一眼に変身できます。4.の悪いところもレンズのアダプターが発売されていて一眼レフカメラ用のレンズも使用可能になっています。

EOS-1D X Mark II　4月下旬発売予定

2016年4月末に発売される最新のプロ用の一眼レフカメラです。本体だけで、約73万ぐらいするとても高価な一眼レフカメラです。これを使いこなすには、いろいろ経験が必要ですが、こういう、プロモデルは、一度撮るとその画力に圧倒され手放せなくなります。段階を踏んで到達できればという機種です。

EOS 5D Mark III

ハイアマチュアモデルとして位置付けられている一眼レフカメラです。高速連写6コマ／秒の撮影ができます。エントリーモデルで物足りない人におすすめの機種です。

EOS 8000D

エントリーモデルの一眼レフカメラです。いくつかあるエントリーモデルの中でも上位機種です。機能的にもそろっていて、上位機種に負けないぐらいの性能があるので、一眼レフカメラを本格的に始めたいという人には、おすすめの機種です。

EOS Kiss X8i

エントリーモデルで、気軽に撮れるKissシリーズです。値段も手ごろですのでまず、一眼レフカメラに慣れたい、気軽に家族写真を撮りたいという方におすすめです。KISSシリーズは、X8i、X7I、X7、X70の種類があります。

D5（XQD-Type）

CANONに対抗するNIKONの2016年3月末に発売される最新のプロ用の一眼レフカメラです。これも本体だけで、約75万ぐらいするとても高価な一眼レフカメラです。CANONとの差は、なかなか難しいですがここまでくるともう好みです。ご自分の経験で選ぶのが良いと思います。

D750

2014年に発売された、ハイアマチュア向けの一眼レフカメラです。機能、性能とも十分にあり、長年写真を撮り続けた方にはおすすめの機種です。また、一眼レフカメラは、グリップが握りやすくとてもとりやすく手ぶれしにくいです。その他、上位機種には、D810、D800Aがあり、下位機種にD610があります。

D500

2016年4月に発売予定のD500です。ハイアマチュアとエントリーモデルの中間にあたる機種でしょう。一眼レフを初めてやる方には、ちょっと、高性能な機種だと思いますが、最新性能で、画像センサーの大きさを覗けば、D5とほぼ同じ技術を搭載しています。

D7200

NIKONのエントリーモデルの最上位機種です。CANONのKissシリーズのライバルでもあります。値段も手ごろで使い勝手もいいので、一眼レフが初めてでも使いこナセル機種です。下位機種に、D5500、D3300があります。

PENTAX 645Z

これは、中判カメラといわれる一眼レフカメラで、画像センサーが、フルサイズの1.7倍も大きく、有効画素数も約5140万画素もあります。完全にプロ用です。お値段も100万近くします。

PENTAX K-3 II

一眼レフとしては、各カメラメーカーがミラーレスに移行していく中、NIKON、CANON、PENTAXだけが、一眼レフカメラを頑張って販売しています。この機種は、ハイアマチュアの分類に入ると思います。他のメーカーと違うのは、防塵・防滴に優れている。PENTAXの豊富なレンズを使えることです。タフな使用をする方にはおすすめの機種です。

K-S1

PENTAXの一眼レフカメラのエントリーモデルです。この機種は防塵・防滴があるのとカラーバリエーションが12種類あるので、おしゃれな一眼レフカメラです。上位機種にはK-S2があります。

EOS M10

CANONから2015年に発売されたミラーレスカメラEOS M10です。どんな人でも手軽に撮れるカメラです。スタイルも27種類あります。専用のレンズは、5種類です。この辺が、一眼レフから見ると劣るところです。ただ、マウントアダプターEF-EOS Mを使用するとCANONのEFレンズが使用できます。

Nikon 1 J5

NIKONは、他社がミラーレスカメラを販売する中、なかなかミラーレスカメラを販売しませんでした。しかも、ミラーレスカメラとは言わず、レンズ交換式アドバンストカメラと言っています。専用の交換レンズは、数種類しかありませんが、NIKKORレンズが使えるようマウントアダプターFT1が発売されています。一眼レフと2台持ちするにはいいかもしれません。

OM-D E-M10 Mark II

オリンパスは、いち早くミラーレスカメラに切り替えたメーカーでもあります。ミラーレス一眼カメラとしては、先駆者かもしれません。ボディがかなりコンパクトになっています。コンパクトになっている分、手振れの問題が出てきますが、手振れの機能を強化しています。交換レンズは、かなり豊富ですので本格的に撮りたい人でもこたえられるカメラです。OM-Dのシリーズは、他にE-M1、E-M5MarkⅡ、E-M5、E-M10があります。

PEN-F　2016年2月26日発売

PENシリーズの一台です。オリンパスのPENは、フィルムカメラでも人気のあったシリーズで、ミラーレスカメラとして蘇りました。コンパクトで使いやすいカメラです。電子ビューファインダーを内蔵しいますので、ミラーレス一眼に入ると思います。

FUJIFILM X-T1

富士フィルムのミラーレスカメラですが、ミラーレスカメラの欠点、液晶ファインダーに表示される画像のタイムラグを最小に抑えた機種です。ポジションとしては、ハイアマチュアの部類です。

α7S II

SONYのミラーレス一眼カメラのアルファシリーズのカメラです。SONYは、コニカミノルタのカメラ技術を継承していますので、今まであったコニカミノルタのレンズが使用可能です。ハイアマチュアもしくは、プロ仕様の分類に入ります。

α6000

ミラーレス一眼カメラです。液晶ファインダーを背面の左上に配置し大きさをコンパクトにしています。カメラとしては、エントリーモデルになります。レンズは、レンズマウントアダプターを使用すれば、豊富なレンズ群を使用できます。

いかがてした。一眼レフとミラーレスカメラの違いわかっていただけましたか？一眼レフとミラーレス一眼は、外見では見分けがつきません。スペックを確認しましょう。ミラーレスカメラは、各社から発売されていますので、なかなか選ぶのは難しいですが、ボディもそうですが、レンズの性能も画質に大きく影響しますので性能がよく種類が豊富なメーカーを選ぶことをお勧めします。あと、ミラーレスカメラで、レンズマウントアダプターを使用すれば、いろいろなレンズが使えますが中には、オートフォーカスが使えなくなるものもありますのでスペックは十分確認してください。、