記事ID57094のサムネイル画像

うがいをするときに重曹を使うとどんなメリットデメリットがあるの?

寒い冬はとくに手洗いうがいが重要になってきますよね。あなたはどんなうがいをしていますか?今回は重曹を使ったうがいについてアレコレご紹介していきたいと思います!重曹を使ってうがいをすると良いことはあるのか?悪いことはあるのか?などなど盛りだくさんです!

さまざまな場面で使われている重曹

重曹ってなに?

皆さんもよく耳にすることがあると思いますが、重曹とはいったいなんなのでしょうか?

炭酸水素ナトリウム

重曹とは、炭酸水素ナトリウム、または重炭酸水素ナトリウムの略語であります。ナトリウムの炭酸水素塩であり、アルカリ性。水に溶ける性質を持っています。

さまざまな場面で使われています。

キッチンの油汚れに!

キッチンのしつこい油汚れ、どんなに磨いても落ちない頑固な汚れ、ありますよね。そんな時に重曹が大活躍!キッチンお掃除用の重曹のスプレーが売ってあるほど、キッチンの汚れをとる際には強い味方になってくれます。

キッチンの掃除の大敵!換気扇にも!

キッチンの掃除で一番大変なのって換気扇ではありませんか?毎日掃除するには大変すぎて、何か月か後にしようと思ったらそのときにはもうすでに油べっとべとになっていること、よくありますよね。
そんなときにも重曹は役に立ってくれます!重曹にお酢をプラスして磨いてあげるとあら不思議!見る見るうちに綺麗になっていくのでぜひお試しあれ!

コップについた茶渋

コーヒーやお茶を飲んだ後のコップは、すっかりと茶渋がこびりついてしまって、なかなか落ちませんよね。そこにも重曹は効くんです!粉タイプのものよりも液体タイプの重曹のほうが作業がはかどりますよ♪

重曹を使った正しいうがいの方法

さまざまな場面で使われている重曹の、正しいうがい方法をご紹介します!

1人一回分の重曹うがい

1人一回分の重曹を使ったうがい用の水の作り方をご紹介します。
100mlの水を用意します。
そこに、食用重曹を2~3g入れて、よく混ぜて溶かします。

ゆすぐ

作った重曹水を口に含んだら、およそ30秒口の中でゆすいでください。ゆすぐか、うがいをしてください。あとは流すだけです。

食後すぐにうがいを!

食後すぐ口内が酸性である時間が短くなるので、食べ物を食べたすぐ後に重曹うがいをするのが虫歯に効果的です。

重曹を使ったうがいのメリット

歯が白くなる!

重曹はごく少量の研磨剤が含まれているので、歯の表面を綺麗にしてくれます。タバコを吸われている方は、歯の表面についたヤニを落としてくれるのでとってもオススメです。

初期の虫歯予防!

虫歯は私たちが摂取した糖が原因で作られます。糖が原因で酸を作り出し、それが歯を溶かすので虫歯になります。なので、食後の酸性に傾いている口内をアルカリ性を含んだ重曹を使ってうがいさせることによって中和し、虫歯を予防することができます。

口臭予防

寝ているときの口内は唾液の分泌が減り、口内が酸性になっており、それは虫歯を引き起こすとともに口臭も呼び寄せてしまいます。なので朝起きてすぐに重曹でうがいをし、口の中を中和させることによって口臭を抑えることができます。

歯石予防

重曹でうがいをすることによって、歯の表面についたタンパク質と結合した汚れを分解して落とし、研磨剤が磨きあげてくれるので歯石の予防につながります。これは刺繍びょの予防にもなります。

歯槽膿漏予防

上で紹介した通り、重曹を使ってうがいをすることによって口臭を抑えたり歯石を抑えたり、口内環境を良いものにしてくれるので当然歯のトラブル、歯槽膿漏予防に役立ちます。実際に歯槽膿漏になった患者さんが歯医者で重曹を使ったうがいを勧められることもあるようです。

重曹を使ったうがいのこれは危険!

重曹を使ったうがいは確かにいいことの連続です。ですが何事も頻度が大事。やりすぎは良くありませんよ。

「塩分摂取を控える」ように言われている方はだめ!

重曹は最初に記した通り、炭酸水素ナトリウム塩、つまり塩分です。健康な方は気にする必要はありませんが、高血圧や腎臓病などから塩分を控えるように言われている方は重曹を使ったうがいはひかえてください。

重曹の成分を濃ゆくするのはNG

ちゃんとした作り方で作らず目分量で・・・なんてことはやめてください。重曹が高濃度になると口の中の粘膜を傷つけてしまい、結果口内炎などのトラブルを引き起こす原因になります。すでに口内炎ができており、口の中が傷ついている場合は重曹を使ったうがいはやめましょう。

歯の削れ

重曹が歯を綺麗にしてくれる理由の一つに、研磨剤が含まれれているからと記したとおり、重曹を使ったうがいは歯を削ります。なので、やりすぎると歯の表面のエナメル質が完全に剥がれます。

知覚過敏

重曹を使ったうがいをしすぎて歯の表面のエナメル質がはがれることによって、知覚過敏を引き起こすことがあります。知覚過敏になったらお医者さんへ行かなければならなくなるので気を付けましょう。

つまり、やりすぎると口の中はとんでもなく悪い環境にさらされてしまうということですね。

重曹を使ったうがいのまとめ

重曹のアレコレが分かったところで、おさらいをしておきましょう!
正しく重曹うがいをして、健康な口内環境を整えましょう♪

重曹は炭酸水素ナトリウム

重曹は、炭酸水素ナトリウムの略語であり、アルカリ性を含んだナトリウムの炭酸水素塩であるということです。それから、重曹には研磨剤が含まれています。

うがい用の重曹水の作り方

1人一回分、うがいをするその都度作りましょう。
・100mlの水に食用の重曹を2~3g加えてしっかり混ぜて溶かします。
※必ず食用の重曹を使用すること。
・口に30秒間含んでゆすぎます。うがいというよりもクチュクチュ音を立てたやり方のほうが効果的です。
・しっかりすすぎます。

高濃度の重曹水とやりすぎには注意

しっかりと量を測って重曹を水に溶かしてください。目分量では絶対にしないこと。
アルカリ性になりすぎた口内環境は良いとは言えません。酸とアルカリが中和するくらいで、重曹を使ったうがいをやりすぎないようにしましょう。
重曹に含まれる研磨剤で歯や口内が傷ついてしまいます。

作り方とうがいの頻度を適正にして健康な口元に!

重曹を使った正しいうがいの方法と正しい頻度で今日からあなたもお口美人に!
歯が健康だとご飯もより一層美味しく感じられ、笑顔がさらに素敵になりますよ♪

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ