初心者にもわかりやすい☆おすすめの一眼レフカメラとその特徴♪
2016/02/07
NM75
2016/02/04 更新
カメラは携帯やスマホに必ず付いている機能なので初心者でも何となく撮影していますが、もっと綺麗な写真を撮影したいと思った時、カメラを買おうと思うのではないでしょうか?今回は私を含めたカメラ初心者におすすめのカメラやスマホカメラとの比較を調べてみました。
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☆貴方は何を撮りたいですか?
初心者がカメラ購入を考えた時、まずこの点が大切です。なぜなら、撮りたいシーンによってカメラに必要な性能も変わってくるからです。初心者なりに具体的なシーンをイメージして何が撮りたいかイメージしてみましょう。
☆3種類のカメラどこが違うの?
現在のデジタルカメラは「コンデジ」「ミラーレス一眼」「一眼レフ」の3種類に大きく分けられます。
初心者の方が「買ったけど使えない」なんて状況がないように、まず必ず違いをおさえておく必要があります。
コンパクトデジタルカメラ、ミラーレス一眼(一眼レフ)は何が違うの?
まず、コンパクトデジタルカメラと一眼の違いは、メーカーやモデルによって少々例外はありますが、主にこの3点が共通して異なります。
1.画像センサーサイズ
2.レンズ交換可能・不可能
3.カメラ初心者向けの便利機能
それぞれ1つずつ解説していきます。
◆コンデジ、一眼の違い:1.画像センサーサイズ
一番の違いは、画像センサーの大きさです。画像センサーは、イメージセンサーや撮像素子などとも言われますが、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する部品です。
◆コンデジ、一眼の違い:2.レンズ交換可能・不可能
レンズが交換できる点です。主に5つのレンズをシーンにあわせて使い分けることでより良い写真をとることができます。・標準レンズ・広角レンズ・望遠レンズ・マクロレンズ・魚眼レンズです。
◆コンデジと一眼の違い:3.カメラ初心者向けの便利機能
カメラによって異なりますが、高機能な一眼に比べ、コンデジでは以下のような便利な機能があります。
①レンズ交換不要でマクロ撮影・ズーム撮影
一眼であれば、レンズ交換が必要になるマクロ撮影やズーム撮影もボタン1押し手軽です。
②シーンを自動で検出して最適な設定で撮影
絞りに、シャッター速度、ISO感度、ホワイトバランスなど設定する項目はたくさんあります。それらの設定を自動で検出してボタンひと押しで撮影できるモードがあります。
③無線LAN(Wi-Fi)接続でSDカードの出し入れ不要でPCに写真転送
最近、無線でPCと接続するカメラが増えています。通常、SDカードに保存した写真をPCへの転送するのはなかなかめんどくさいものです。無線なら家のどこからでも、自動で同期するので大変便利です。
④雨の中でも泥がついても水洗いできる
防水で丸洗いできるカメラもあります。雨でも強いのでハイキングやレジャーにも安心です。
⑤水深7mまでの水中撮影
沖縄や海外にいって海水浴やダイビングの際には水中撮影もできます。本格的にやるのであれば、対応している水深も確認する必要があります。
⑥スキー場でも大丈夫、-10度でも耐える
寒さに強いカメラもあります。個人的な経験ですが、以前、iPhone 5でスノボの撮影をしていたところ、突然電源が切れてしまいました。電子機器は、寒い場所では電圧が低下するため電源が落ちる現象があるようです。そういったこともあり、ウィンタースポーツでは、コンデジを持っていくようにしています。
☆3種類のカメラのチェックポイント!
初心者が3種類のデジカメを選ぶといっても「迷って選べない」という初心者の方に、簡単なチェック項目を作りました。これを読めばどのタイプのカメラを選べばよいかわかります。
◆スマートフォンに押されつつあるコンデジ。
オススメはココ!近年スマホ付属のカメラが高性能化して、コンデジがスマホにとって変わりつつあります。事実、画質はスマホでも十分キレイといったこともあり、コンデジは年々売れなくなってきています。
しかし、スマホでカメラをたくさん撮ると電池もすぐなくなってしまいます。そのため、旅先などではスマホに頼り切るのは心配です。また、ズーム撮影、マクロ撮影(近接)、夜景撮影といったスマホでは物理的に苦手な面もあり、この点から初心者がコンデジを使うメリットは存在します。
また、高級コンデジと呼ばれる一眼クラスの高画質な写真が撮れるコンデジも出現して、携帯性と描写力の両面で優れたカメラも存在します。
つまり、コンデジをオススメしたい初心者は、ざっくりとこの3タイプです。
1.画質こだわらないが、用途がスマホでは困難
2.基本的なカメラが欲しい方
3.画質もこだわるが、コンパクト優先派
◆ミラーレス一眼をオススメしたい初心者は、ざっくりとこのタイプ
歴史が浅いながらも人気を集めているのがミラーレス一眼です。スマホよりもよい写真が撮りたい、といっても一眼レフのような大きいカメラは持ち歩きたくないという層に、人気のタイプです。一眼レフよりも小柄で、操作も簡単、価格設定も低めであることからミラーレス一眼をはじめる初心者の方も増えてきています。
ミラーレス一眼がオススメなのは、以下のようなカメラが欲しい初心者の方です。
1.これから趣味でカメラをやってみたい方
2.スマートフォンよりも高画質な写真を撮りたい方
3.表現豊かな写真を自分で撮ってみたい方
◆一眼レフがオススメなのはこんな初心者の方!
一眼レフは、ミラーレス機ではない昔ながらの一眼レフカメラです。
一眼レフがオススメなのは、十分な資金があって最高画質な写真を撮りたい方と、カメラは昔から馴染みがあり、ファインダーを覗いて撮りたいという方です。
・プロ並みの最高画質の写真を撮りたい方 ※価格も数十万
・ファインダーを使って撮りたい方
・一眼レフカメラの形が好きな方
この3点、どれらかに当てはまるのであれば、ミラーレス一眼はなく、一眼レフカメラを選ぶべきです。
初心者にとって、カメラの知識は奥が深いです。しかし、少なくともこの項目をおさえておけば、カメラ選びの最低限の知識はおさえることができます。
☆画像センサー(撮像素子)とは?各サイズについて
イメージセンサーや撮像素子などとも言われますが、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する部品です。
デジカメでは、より高画質な写真は、画像センサーサイズとレンズの大きさによって決まってきます。レンズは交換できますが、画像センサーは交換できません。そのため、画像センサーがどのサイズなのかは、カメラを選ぶ上でとても重要です。
◆カメラレンズ全6種の紹介
一眼カメラのメリットの1つに、レンズを交換できることがあります。
まだ一眼を使ったことない人にレンズの交換がメリットといってもピンとこないかもしれません。
そこで、主に6種類に分けられる一眼カメラのレンズの種類について紹介します。
<レンズは6種類>
1.標準ズームレンズ
2.広角ズームレンズ
3.望遠ズームレンズ
4.単焦点レンズ
5.マクロレンズ
6.魚眼レンズ
いろいろなレンズがあって迷いますが、初心者にはまず、単焦点レンズがオススメです。ズームするのではなく自分の足で動いて構図を選ぶうちに、撮影の腕が上達すると言われています。
◆絞り(=F値)とは?明るいレンズとボケの関係
絞りは、レンズの羽の閉じ具合のことで、F値で数値化されています。
F値は、F1.4~F32くらいの数値で、絞りを開けると小さく、絞り込むと大きくなります。
また、F値はレンズやカメラの性能によって変わってきます。F値0.5が理論値の最小で、一般的に最小値がF3以下のレンズは「明るいレンズ」と呼ばれます。
◆「明るいレンズ」とは何か?
明るいレンズとは、絞りを開放して光を多く取り込むことができるレンズです。
具体的にはレンズ仕様の最小F値が、より小さい方が明るいレンズとなり、一般的には単焦点レンズに明るいレンズが多いです。
◆明るいレンズ(最小F値が小さい)と何が良いのか?
明るいレンズは何がよいかというと、以下の点があります。
・ボケの表現ができる。
背景をボカしたり、光源をぼかすことで雰囲気のある写真がとれます。
・シャッター速度を上げることができる。
短い時間で光を集められるため、シャッター速度を短くすることができ結果、よりブレずに撮れます。また、スポーツなどの早い動きの撮影では、より有利に働きます。
◆F値は、焦点距離が短く・レンズが大きい方が有利
このF値は焦点距離とレンズ口径で決まります。
F値 = 焦点距離 ÷ レンズ口径
そのため、焦点距離が短く、レンズの直径が大きいレンズがほど最小F値が小さくなります。明るいレンズとなります。「画像センサーの大きさ=写真細部の美しさ」とほぼと言ってよいかもしれません。カメラを選ぶ際には、この画像センサーのサイズに注目してみてください。
☆ボケると何がいいのか?
カメラ売り場で「このカメラはよくボケます!」「このカメラのボケはきれいです」などと説明されていますが、ここでは具体的にボケると何がよいのか解説します。
◆ボケは表現の一つ
誤解してはいけないのは、「ボケる=良い写真」ではありません。
あくまで、ボケは表現の一つです。ボケを上手く使いこなすことで雰囲気のある写真がとれます。そして、ボケの表現は、スマホは苦手とし、一眼が得意とする分野です。
◆ボケはシーンにあわせて使うことで印象的な写真に
ボケを上手く使いこなしは、主役のみにピントをあわせて、周りをボカすことや、光源を丸くボカすことで、雰囲気のよい写真をとることができます。また、ピントが合った部分は、全体にピントを合わせたものよりも、より鮮明に写ります。
あくまではボケは表現の1つです。ボケる=良い写真ではありません。そして、ボケは一眼の得意とする表現です。ボケのキレイな写真を撮りたいのであれば、ミラーレス機などの一眼カメラを購入することをオススメします。
カメラって奥が深いですね~!基礎知識だけでこんなにありました。初心者の私には高~いハードルのように思えます。でも、綺麗な写真や個性的な写真を撮ろうと思ったらスマホのカメラではなくて、一眼レフカメラがいいのかもしれません。
次は、スマホのカメラと一眼レフを比較してみました。
☆スマホのカメラと一眼レフカメラ
最近のスマホはカメラ機能もすごいし、写真プリントしても十分きれい。一眼レフなんてカメラ好きの遊びでしょ?って思ってました。
否定は出来ません。それでも私は一眼レフを買ってよかった。そう思っています。
今回は一眼レフとスマホのカメラでどれぐらい違うのかを検証します。実際に出来るだけ同じような写真を撮って比較してみました。
◆今回比較するカメラ
今回比較する機種はCanonのエントリー機「EOS Kiss X7」とAppleのスマホ「iPhone5S」です。
私が持ってるカメラがこれしかないからです。iPhone6じゃないのも、Android機じゃないのも深い理由はありません。
ちなみにiPhone5Sのセンサーサイズは1/3型で焦点距離は4.1mmです。キヤノンのAPS-C機で同じ画角で撮るには、おおよそ焦点距離18mm(キットレンズの一番広角側)になります。
◆風景写真の比較
まずは風景写真の比較です。できるだけ同じ画角で撮るため、EOS Kiss X7は焦点距離18mmで固定。露出設定はプログラムオートで撮影しました。多少色合いが違うとか、明るさが違うとかはありますが、おそらく言わなければどちらがスマホでどちらが一眼レフかわからないのではないでしょうか。これにはからくりがあります。
実際の写真サイズに比べて、ブログで表現できる写真サイズが小さすぎることが原因です。
PC閲覧時には写真をクリックしてもらうと、ディスプレイの最大表示付近まで拡大することが出来ますが、それでも縮小されているはずです。
逆に考えると、ブログに載せる程度のサイズに縮小するのであれば、iPhone5SとEOS Kiss X7に違いはほぼないということになります。
☆近景写真の比較
続いて、被写体に出来るだけ近付いて撮影します。一眼レフカメラは被写体に近付いて撮影することが苦手です。同じ画角で撮れる18mmのレンズではこれ以上近付いて撮ることが出来ません。
被写体に出来るだけ近付いて接写することをマクロ撮影と言います。実は一眼レフカメラよりスマホの方がマクロ撮影は得意なんです。普段スマホでの撮影に慣れている方は、近付くとピントが合わないことに驚かれると思います。
☆一眼レフは接写が苦手?
さて、言わせてもらいましょう。
一眼レフを舐めるな。
まずは、画像サイズの違いです。等倍で同じサイズにトリミングすると、花はEOS Kiss X7(55mm)で撮影した写真の方が大きくなります。
また、一眼レフカメラのすばらしいところは「撮りたい写真によってレンズを換えられる」ということです。マクロで撮りたいならマクロレンズを使えばいい。それだけのことなんです。
☆暗所撮影
暗い所で撮影した写真、同じ様に見えてもカメラが違えば拡大するとわかりやすくなってきます。
上がiPhone5S、下がEOS Kiss X7です。
☆細部の比較
iPhone5Sの写真は線の境目がノイズでざらついています。色合いもおかしいですね。さすがに暗所での撮影は一眼レフカメラに軍配が上がると言い切って大丈夫でしょう。
◆スマホカメラのメリット
一眼レフカメラがいかにすばらしいかを書いてきましたが、スマホのカメラを否定しているわけではありません。
スマホのカメラにも一眼レフカメラにはないメリットがいくつかありますので紹介します。
◆圧倒的にコンパクト
誰がどう見ても、スマホの方が小さいです。世界最小・最軽量の一眼レフカメラといわれる「Canon EOS Kiss X7」だって、スマホから見たらデカイ・重い一眼レフカメラです。
これだけコンパクトでブログに載せても違いがわからないだけの写真が撮れるiPhone5Sはすごいやつですよ。
◆基本的には常に持っている
一眼レフカメラを持っている人に聞いてみてください。カメラを持ってる時間とスマホを持ってる時間、どちらが長いですか?
スマホは寝るとき以外、ほぼ常に持ち歩いていますよね。それに比べて一眼レフを肌身離さず持っているのは戦場カメラマンや報道カメラマン、パパラッチぐらいのものだと思います。一般の人が常に身に着けているのは一眼レフカメラじゃなくてスマホなんですよ。
◆被写界深度の深い写真が撮れる
一眼レフのメリットは背景がきれいにぼけた写真が撮れることですが、逆に言えば、スマホは背景までピントのあった写真を撮ることに向いています。
例えば記念写真はその最もたるものです。背景が大きくぼけていては、せっかく旅行に行ったのにどこに行ったのかわかりません。
◆ネットワークに繋がっている
最後に持って来ましたが、スマホカメラの一番のメリットはこれです。
写真を撮ったその場でSNSにシェアできる。友達にLINEで送れる。遠く離れた実家の両親にメールが出来る。
旅先でぱっと出してぱっと撮る。細部までピントが合っているからどこで撮ったかすぐわかる。そしてそれをネットワークで共有できる。これがスマホカメラなんです。
比較しといてこんなこと言うのも何ですが、一眼レフとスマホのカメラ、どちらもいいところがあります。どちらが優れている!と決めることは難しいです。
そもそも、スマホでいいと言う人と一眼レフカメラがいいという人では用途も目的も違います。
スナップ写真が目的ならスマホでいいし、もっときれいな写真が撮りたいって思ったらデジカメ買ったらいいんじゃないですかね。
ただ繰り返しになりますが、私は一眼レフを買ってよかったと思ってます。超楽しいし。この楽しさが少しでも伝わればいいなと思ってこのブログを始めました。なので一眼レフ寄りの意見になるのは許してください。
次は、初心者がカメラを一番使うかもしれないブログに向いているカメラを紹介します。
☆ブログを書くにはカメラが必要!
カメラはブログを書くには、必須と言ってもよいような道具ですよね。特に、高画質なコンパクトデジカメ(コンデジ)は非常に便利です。
☆ブログに向いているコンデジの条件
この記事では、「ブログ用の写真を撮る」という目的に向いているコンデジを紹介していきたいと思います。
この記事では、カメラに詳しくない初心者にもわかりやすいように、細かい部分の情報は省いて、要点だけをまとめて簡単に説明していきますね。
ブログに向いているコンデジの条件は以下の2点です。
・スマホに比べて明らかに高画質であること
・小さくて持ち歩きやすいサイズであること
最近は、スマホのカメラ性能も格段に上昇しています。一昔前のコンパクトデジカメでは、太刀打ち出来ないくらいの高性能なカメラを搭載しているスマホもあります。僕もiPhone6で写真を撮ったりするときもあるのですが、なかなか画質良くて驚くことがあります。
なんだかんだ言ってスマホは便利です。だから、少なくとも、いつも持ち歩いているスマホよりも高画質なカメラを買わないと、結局は使わなくなってしまうという結末が待っているかもしれません。せっかくのカメラですから、撮った時の感動がないと意味がありませんから。
そんな意味でも、カメラのボディの「大きさ」は非常に重要な要素です。小さいボディで、持ち運びにストレスが少ない機種を選ぶと良いでしょう。
ブログのネタはいつどこに転がっているかわかりません。常に持ち歩くことが出来て、それがストレスではないことが大事です。したがって、いくら高画質でも、持ち歩くのに気合が必要なカメラはおすすめしづらいです。
そんな意味では、一眼レフなんかも、日常的に持ち歩きながら撮影するには向いていないですね。まあ、旅行に行くなんかは良いと思うのですけどね。
やはりブログには、コンデジが一番だと思うのです。
☆センサーサイズが大きい物を選ぼう
デジタルカメラの画質の良し悪しって、カタログだけ見ても、わかりにくいですよね。基本的には、レンズの性能だとか、画像を処理するエンジンだとか、いろんな要素が組み合わさって、総合的に決まっていくものであるとは思います。
ところが、誰が見ても非常にわかりやすい基準というものがあります。
それは「センサー」と呼ばれる部品のサイズです。コンパクトデジカメの場合、この部分が大きければ大きいほど、高画質が期待できるカメラであると言って良いです。一眼レフで撮ったみたいな「ボケ味」を楽しむような表現も可能になります。
「フルサイズ」>「APS-C」>1.5型>4/3型>1型>2/3型>1/1.7型>1/2.3型
↑よくあるセンサーのサイズはこんな感じです。左が一番大きくて、右が一番小さいです。
なので、高画質なコンデジが欲しい場合には、できるだけ、センサーサイズが大きい物を選べば良いと言うわけですね。
☆性能すごいけどでかすぎる、重すぎる
性能は良いのだけど、ブログ用としては、おすすめしにくい機種というのも存在します。
これ、Canonの「PowerShot G1XMark2」というカメラです。↑妻の私物を借りて撮影しました。機能的にも画質的にもコンデジの中ではトップクラスのカメラということで評判の機種です。下手な一眼レフを買うよりも、良いかもしれないくらいの性能を秘めています。
素晴らしいカメラなのですが、いかんせん大きすぎます。そして重いです。500グラム以上あります。そうなると、常に持ち歩くには、気合が必要すぎるのですよね・・・。だから、ブログ用のカメラと言う意味ではおすすめしにくいです。
☆高倍率ズーム機
もう一つ、おすすめできない系のカメラが、最近流行りの高倍率ズームが売りのコンデジです。
これ、2年位前に買ったNikonの「COOLPIX P520」というカメラです。最近では後継機の「P610」や、脅威の83倍ズームが可能な「P900」という機種が、大変に人気があるそうですよ。
これらの機種は、ブログ用という意味ではオススメできません。というのも、高倍率に特化しすぎて、画質自体はそんなに良くないからです。画質を左右する大きな要因である、センサーサイズも小さいですしね。1/2.3型が多いです。
それに、ボディのサイズも大きめなので、持ち歩きにも不便です。(高倍率だけど、小さい機種もありますけどね)
月を撮るのとかは、すごく楽しいのですけどね〜。
けれどもスマホと比べた時の、わかりやすすぎるくらいの画質の大きな差がないと普段使いする中ではパッとしないのですよね。そんな意味で、ちょっと使いにくい種類のカメラなのです。
◆ブログ用の写真を撮影する上で、おすすめできるコンデジです。
RICOH GR Ⅱ → APS-C、単焦点レンズ
Canon PowerShot G7X → 1型、チルト液晶、大口径レンズ
Canon PowerShot G9X → 1型、コンパクトボディ
Sony RX100 → 1型、安い!
Sony RX100 M2 → 1型、チルト液晶
Sony RX100 M3 → 1型、チルト液晶、EVF、大口径レンズ
FUJIFILM XQ2 → 2/3型、コンパクトボディ、安い!
一眼レフも良いのだけれども、コンパクトデジカメは、持ち歩く時のストレスがないのが良いところです。画質も、最近のコンデジは本当に素晴らしいものが多いです。ブログには十分すぎる画質だと思います。
ここで紹介したコンデジは、いろいろと細かい差はあるけれども、自分のお財布の中身と、好みで、どれを選んでも後悔しない機種ばかりです。スマホよりも高画質であることは間違いないし、使い勝手に関しても問題ないカメラ達であると思います。
最近は、スマホのカメラ性能の発達が素晴らしいです。なので、わざわざカメラを持ち歩かなくても、スマホさえ持っていれば問題ない場合がほとんどです。
けれども、ブログなどに写真を使用する場合には、ある程度良いカメラを使うのをおすすめしたいです。もちろん、ブログに載せる写真の画質なんて、見る人は殆ど気にしないものかもしれません。むしろ、画質が悪い写真でも、一生懸命撮ったことが伝わる写真だったら、個人的には好感を持てるので、そういうブログは好きだったりします。
しかし、せっかくならば、良い写真を載せたい!というのがブロガーの心情だと思います。
料理の写真なんかは、性能が良いカメラを使用するとものすごく美味しそうに撮れるし、風景の臨場感なんかもスマホとは段違いにリアルに表現できます。
<撮影テクニックあれこれ>
デジタル一眼レフの基礎的なことは理解していただいたでしょうか。
ここではより実践に近い撮影テクニックをご紹介いたします。
☆初心者によくある失敗写真例1
せっかくお気に入りの写真を撮ったのに、家に帰ってパソコンで見てみると「うっそ~!」なんてことありませんか?
ここでは初心者にありがちな失敗写真例を原因とともにご紹介していきます。
◆せっかくの夜景撮影が
きれいな夜景を手持ち撮影しました。当時液晶画面で見たときは気づかなかったけど、パソコンで見てみると・・・「あちゃ~!なんかぼけてる」ってな写真になってたことはありませんか。
原因
シャッター速度が遅すぎる。
絞りを絞りすぎている。
ISO感度が低すぎる。
アドバイス
暗い夜景を手持ちでそのまま撮影すると、手振れがしやすくなります。できれば三脚を使ってじっくり撮影したいところですが、移動しながらやクルージング船などからの三脚撮影は難しいですね。
できるだけ絞り値(F値)を開放側へ開いて、ISO感度を上げましょう。広角側では20分の1以上の速いシャッター速度なら手振れは軽減します。
ISO感度を上げると画質は低下しますが、ブレブレの写真になるよりはよっぽどマシなので、ガンガン感度を(1600以上)上げましょう。
☆水族館の魚を撮ってみたけれど
水族館でお気に入りの魚にカメラを向けて撮影してみたけれど、「何か真っ白になってる~」ってな写真になっていたことはありませんか?
原因
水槽の正面からフラッシュを使って撮影している。
アドバイス
窓ガラス越しに撮影する場合は注意が必要です。
まず、生き物に向けてフラッシュをするのはよくありませんので、フラッシュをなしにして撮影するのが基本です。中が暗く、どうしてもフラッシュ撮影をする場合はガラスから真正面でフラッシュを使うと、フラッシュの反射した光が映りこんでしまうので、少し斜めから撮影するといいでしょう。フラッシュ撮影OKかどうか事前に確認しておきましょう。
周りの映り込みが気になる場合は、レンズをガラス面に密着させて撮影すると写りこみがなくなります。
☆せっかくのスナップ写真が真っ暗に
幻想的な氷の世界を損なわないために、わざとフラッシュを使わず撮影したんだけど、人物がシルエットになって真っ黒に・・・ 初心者にありがちな失敗です。
原因
カメラが背景の明るさに露出値を合わせたため、暗い部分がシルエットになってしまった。
アドバイス
このような明暗差が大きい場所では、フラッシュを使うのが望ましいですが、背景本来の色が暗くなってしまいます。ですので露出補正をプラス側に補正して撮影します。それでも補正しきれない場合はフラッシュを使いましょう。
☆おいしそうな料理が・・・
出来立てあつあつのマーボー豆腐をブログに載せようと撮ってみたけど、何か色が青っぽくておいしそうに見えない写真になってしまった。本当はもっとおいしそうな色をしているのに・・・でもカメラに責任はありません。
原因
ホワイトバランスの設定が間違っている。
アドバイス
急いで撮影してしまって、ついついホワイトバランスの設定が前のまま撮影してしまった場合など、変な色になってしまうことがあります。上の写真はホワイトバランスを「白熱電球」にしてしまったため、青っぽくなってしまいました。とくに温かそうなおいしい料理を撮影するには「曇り」などを選ぶと温かい色になります。
☆動く列車を撮影してみた
電車が来るのをカメラを構えて待っていましたが、予想以上に電車が速く、画面から列車が切れてしまった上に、電車がブレてしまっている。「せっかく待って撮ったのに・・・」
原因
連続撮影になっていない。
シャッター速度が遅すぎる。
アドバイス
動いている列車の撮影は、風景などと違ってチャンスが一瞬しかないため、ワンショット撮影にすると絶好のアングルを逃してしまったりするので、必ず連続撮影にしましょう。また、中途半端なシャッター速度では電車が速すぎてブレる(被写体ブレ)ので、500分の1より速いシャッター速度で撮影すると、ブレが少なくなります。
いかがでしたか?本当にカメラって奥が深いですね~!初心者の私が買うべきカメラを調べた結果、最初に決めなければいけない事は、何を撮影したいかと、どんな用途に使用するかでした。それによって初心者向けのカメラの機種が決まってきます。
カメラも買って撮影する物も決定したら、上記に掲載した失敗例のアドバイスを実践してください。
貴方の楽しい写真ライフが始まります。
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