2017/05/23
little-bird
毎日使う布団は天日干しをしているだけだと、どうしても汗や埃やダニなどで汚れがたまってしまいますよね。できるなら、布団を洗濯してすっきりしたい!そこで、布団の正しい洗濯方法をまとめてみました。洗濯してすっきり気持ちよい布団で快適に安眠しましょう♪
今お使いの布団が洗濯可能かどうか、まず調べてみましょう。
調べ方は簡単です。
布団についているタグを確認します。タグには必ず洗濯表示が記載されていますので、確認してみてください。
この布団の洗濯表示の場合なら、手洗い・アイロン・ドライクリーニング・手絞りなど全て可能ですね。また塩素系漂白剤で漂白も可能となっていますので、お子さんのおねしょなどで困っていて布団を消毒したい場合にはこの表示あると助かりますね。
自宅やコインランドリーで自分で洗濯が可能なのは、この洗濯機マークが付いているものと、手洗いマークの表示があるものです。
もし水洗い表示が×になっていたら、自分で洗濯はできません。
ドライマーク表示がある布団は専門のクリーニング店に相談すると良いでしょう。
最近ではウォッシャブルの布団も売っていますよね。一目で分かるタグが付いていますので、安心して自分で洗濯できますね。
洗濯が可能な布団だと確認できたら、今度は洗濯機の説明書を読みましょう。
自宅で使っている洗濯機の洗濯容量はどれくらいでしょうか?
また、洗える布団のサイズもきちんと確認しましょう。
洗濯機の洗濯容量が5kgくらいなら
一人暮らしなどでよく使われている洗濯機のサイズですよね。この洗濯容量5kgくらいの洗濯機で洗える布団は、
・シングルサイズの肌掛け布団
・シングルサイズの敷きパッド
になります。敷布団や掛け布団を洗うのは難しいようです。
洗濯機の洗濯容量が7~8kg以上なら
ファミリー層でよく使われている洗濯機のサイズではないでしょうか?この洗濯容量7~8kg以上の洗濯機なら、
・シングルサイズの掛け布団
・セミダブルサイズの肌掛け布団
・セミダブルサイズの敷きパッド
・ダブルサイズの敷きパッド
も洗うことができます。
お使いの洗濯機によって、洗濯容量は異なりますので、しっかりと説明書を確認しましょう。
洗濯容量を超えての使用は、布団を傷めたり、洗濯機の故障といったトラブルにつながりますので、事前の確認が大切です。
洗濯ネットで布団を傷めない
布団を洗濯する場合、布団が傷まないように「寝具用洗濯ネット」を使いましょう。布団が傷むのを防いでくれるだけではなく、取っ手などがついて持ち運びにも便利なものが1,000円ほどで購入できますのでおすすめです。
つけおきの要領で洗濯液を作っておく
ドラム式だとちょっと難しいかもしれませんが、事前に洗濯液を洗濯機に張り、布団全体に洗濯液がしみこむようにしましょう。
その際に使用するのは、液体洗剤がおすすめです。粉の洗剤ですと、溶け残りがあって布団の繊維に入ってしまう恐れがありますのでご注意ください。
洗濯機のモードを賢く使う
洗濯機に洗濯物によってコースを選べる機能が付いているなら、それを使うことで布団に合った洗い方をしてくれますので、賢く使いましょう。
洗濯が終わったらすぐに干す
布団の洗濯が終わったら、すぐに干しましょう。洗濯が終わったまま放置すると、しわになったり、中の素材が偏ってしまう恐れがあります。
布団を裏返すのも忘れずに!
厚みのある布団を洗濯した場合には、干しっぱなしにするのではなく、表裏をしっかり干したいですよね。洗濯して重みのある布団を裏返すのはちょっと大変かもしれませんが、補助バーのついた布団干しなどをうまく活用してみてください。物干し竿を二本使うのもおすすめです!
洗濯機の洗濯容量があまりなかったり、敷布団も自分で洗いたい、そんな場合には、お風呂の浴槽で布団を洗濯する方法もあります。
布団を洗濯する前にお天気チェック!
洗濯機を使った布団の洗濯と違って、浴槽で布団を洗濯する場合、脱水があまりできないまま干さなければなりません。
厚みのある布団だと、1日で乾かない可能性もあります。できれば連続して晴れが続くときに洗濯するようにしましょう。
汚れや埃などがついた布団は予洗いを
布団の汚れがひどかったり、埃やペットの毛などがついているようなら、先に浴槽に入れた布団をシャワーを使って洗い流しておきましょう。
浴槽に洗濯液を作る
予洗いが終わった布団は一度浴槽から出すか、浴槽のふちにかけておきましょう。そうしてから浴槽に洗濯液を作ります。
できればぬるま湯に液体洗剤を入れて、布団を洗濯するための洗濯液を作りましょう。
浴槽で布団を足踏み洗い
浴槽に入れた布団を、足で踏んで洗濯しましょう。まんべんなく足で踏むようにして洗うと、驚くほど水が汚れてきますよ!足踏みの際は壁や手すりなどつかまる所を確保してからすると、楽にできますよ。
布団全体をしっかり足で踏んで洗濯をしたら、今度はすすぎになります。綺麗な水に入れ替え、洗濯の時と同じように足で踏みます。
だいたい2~3回、綺麗な水で踏み洗いをして、すすぎが完了します。
できるだけ脱水する!
洗濯が終わったら布団を干す前に、しっかり脱水しましょう。足で踏んだり、手絞りをしたり、浴槽のふちに布団を押し付けて絞って、脱水をします。
持ち運べる重さになるまで、頑張ってください!
水滴にご注意
脱水した布団ですが、洗濯機と違って脱水は十分ではないはずです。天日干しする場所まで運ぶときには、水滴が落ちても大丈夫なようにあらかじめ新聞紙や雑巾などで道をつくっておくことをおすすめします。
後は洗濯機での洗濯した布団と同じように、天日に当ててしっかり干しましょう。
厚みのある敷布団などは1日で乾くことはほとんどないはずです。夜の間も干せれば、乾くのがはやくなりますよ。
布団を洗うにはちょっと洗濯機が小さい、洗濯機で布団が洗えるかどうか説明書を見てもよく分からない、そんな場合にはコインランドリーを活用しましょう。
コインランドリーで大きな敷布団を自分で洗う方法
布団を傷めないように上手に洗濯したいですよね。それなら、しっかりと事前に洗濯の仕方を動画で確認しておきましょう!
プロが教える、羽毛布団をコインランドリーで洗う方法 コインランドリーJabbaRing
羽毛布団はしっかり乾燥させないとカビて悪臭がしたり、温かさも半減したり、中身が偏ってしまったり、自宅での洗濯・乾燥は意外と難しいですよね。コインランドリーを上手に使ってみてはいかがでしょうか?
布団をいざ洗おうと思っても、どうやっていいのか分からない、という人が多いと思います。
日常使っている衣服は洗濯するのに、毎日使っている布団がずっとそのまま、と考えれば布団に汚れがたまるのは当たり前のことですよね。
汚れ以外にも、ダニや埃のアレルギーも気になるところです。
この機会に布団を洗濯して、すっきり清潔な布団で快適に眠れるようにしてみてくださいね。
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