アレルギーの原因は布団かも!布団がダニの住処になっていませんか?
2015/11/05
poco3456
2016/02/26 更新
一言で布団といっても、真綿の布団、人口の綿が入った布団、羽毛布団などなどいろんな布団があります。昔は業者に頼んで打ち直しをしましたが、今は家やクリーニング屋さんなどで洗います。貴方は布団の洗い方を知っていますか?いろんな布団の洗い方を調べました。
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【うちの布団は洗えるの?】
まず、その布団が、洗えるかどうかは3つの要素で決まります。
●布団自身が洗えるか?
●洗濯機のサイズが布団が洗える大きさか?
●洗った後、干せるスペースがあるか?
順に見ていきましょう。
布団の洗い方で最初にする事は、布団の洗濯タグをチェック!
布団が洗えるかどうかは、洗濯表示のタグを確認しましょう。
自宅で洗えるのは洗濯機マークが付いているものと、手洗いの表示があるものです。水洗い表示が×になっているものは、残念ながら自宅では洗えません。
布団の洗い方では重要なチェック項目です。
ドライマーク表示の場合は専門のクリーニング店に相談してください。
無理に洗うと中のわたが偏ったり、加工が取れたりするのでおすすめできません。
【洗える布団にも3種類ある】
さらに、洗い方でチェックするのは、洗える布団といっても3種類ある事です。
・クリーニングに出せるという意味での「洗える」布団
・風呂場でふみ洗いなど手洗いすることで「洗える」布団
・自宅の洗濯機またはコインランドリーで「洗える」布団
に分かれます。
ここでは、自宅での洗い方をテーマに、「自宅で洗濯機洗い」「自宅でふみ洗い」の二つをご説明していきます。
◆うちの洗濯機では、どこまで洗える?
まずは、自宅でどこまで洗えるか、自宅の洗濯機の容量と洗える布団のサイズを確認しましょう。
ドラム式など一部の洗濯機は布団を洗えないものもあるので注意が必要です。無理に洗うと洗濯機から異音がしたり、壊れる原因にもなります。基本的に洗濯機の取り扱い説明書を確認してください。
お使いの洗濯機では洗えないなら、大きいものもクリーニングできるコインランドリーを使うという手もあります。
【寝具用大きい洗濯ネットは、準備しよう】
まず、必要なのが布団が入る洗濯用ネット。
ネットに入れずに洗うと生地が傷んだり、ちょっとした突起に引っ掛かって生地がやぶけたり、とかく布団が傷みます。布団が入る大きいサイズのものも、1000円ちょっとで買えるので、ぜひ、入れましょう。
普通に4つ折りにしただけでは、いくら大きなネットでも入りません。まず、布団を縦方向に3つ折りします。そしてくるくると、中の空気を抜くようにして丸めていき、小さくしてからネットに入れます。
面倒かもしれませんが、この洗い方を実行してみてください。布団を傷つけない為に!
◆布団を入れる前に、洗濯槽に洗剤液を作る
布団を洗濯機に入れるまえに、洗濯槽に水を張り、洗剤を溶かしておきます。
直接布団に洗剤をかけてしまうと、洗剤が生地にムラにかかってしまいます。
また、いくらネットに入れても布団を洗うときは洗濯槽は満杯になるので、洗剤の溶け残りが出る恐れがある粉石けんより、液体洗剤タイプが便利です。
布団を洗濯槽に入れたら、「大物洗い」や「毛布洗い」などのモードを選択。洗い終わったらすぐに干しましょう。
【予洗いからはじめよう】
布団の外側が汚れていたり、ペットなどがいて毛がついていたりする場合は、まず布団を4つ折りにして浴槽に入れ、シャワーをかけて表面のホコリや汚れを予洗いします。落ちたホコリなどはしっかり流し去りましょう。
そして、いったん浴槽の縁などに布団を掛けて、浴槽の中に半分ぐらいの水またはぬるま湯を入れます。
先に洗剤を入れ、よく混ぜておきます。洗剤がムラになるのを防ぐためです。分量は、浴槽で日頃入れているお湯の量からだいたいの量を換算し、洗剤の表記にある適量を入れます(それほど厳密でなくても大丈夫です)。
足でふみ洗いします。一部分だけ何回も踏むのではなく、まんべんなくふみ洗いしましょう。驚くほど黒い水が出て、ビックリすると思います!
布団全体を踏んだら、水を入れ替え、同じようにふみ洗いします。だいたい2~3回真水でふみ洗いをすれば、すすぎ完了です。
これで、浴槽での洗い方は完了ですが、これから重労働がまっています。
【しっかり干そう。丸洗いした布団の干し方】
◆浴槽洗いで、まだ水分が残っている布団を干す前に
まず、可能な限り水を抜くこと。中まで充分に水が染みこんだ布団は、合い掛けでも肌掛けでもかなりの重さになります。浴槽の縁に掛けて、しばらく放置して水を抜きましょう。
30分~1時間ほどそのままにしてだいたいの水が抜けたら、干し場に持っていきます。
それでもまだ、持ち上げるとまた中から水が垂れることもあります。
フローリングなら後から拭けばよいですが、カーペットや畳など、床を塗らしたくないときはタオルなどを敷いて干し場までの道を準備してから運びましょう。
◆脱水の終わった布団の干し方
脱水が終わった後、物干し竿に掛けるときは、普通にかけてしまうと、重さが不安。布団が水分で重くなっていることもあり、2本の物干し竿にまたがせるようにして掛けましょう。
こうすると、真ん中に風を通せるので、乾きが早くなります。
布団の干せる物干しで、最初からダブルバーになっている布団干しは、丈夫で安心、早く乾きます。
◆今どきの布団は、軽くて高機能
長く使っている布団は、綿もへたったり、汚れが気になったりします。布団屋さんも、なかなか見かけなくなり、打ち直しに出すのも、時間やお金がかかるもの。
この機会に買い替えを考えるなら、思い立った時にいつでも洗える、自宅で洗える布団がやっぱりおすすめです。
【踏んで汚れを絞り出す!】
掛け布団だけでなく、敷き布団、こたつ布団でもOK。下記の洗い方は一例です。ただし、材質や製品の質にもよるのでご注意を。
・浴槽にお湯を半分くらい入れ、液体洗剤を投入。布団1枚を4つ折りにして沈めます。
【つけ置き洗い】
布団を少し漬け置いてから踏み踏みすると、ビックリするくらい水が汚れてきます。
この踏み踏み足にも腹にも、いい具合に圧がかかって、気持ちよいエクササイズ!
おお、出てますね~。濁ってます。こんなに布団って汚れているんですね…。
【洗える布団は?】
ポリエステル、綿、羽毛などの布団ならOK。木綿わたや絹わた、ウールわたのものは、家庭で洗うとかたよりが出ますから注意してください。
こちらは室内犬がいる家庭のホットカーペットだそうです。さすがにすごい…。
【脱水~乾燥は数日掛かり】
布団は3回ほどすすぎをして、洗濯機で脱水します。
洗濯機脱水ができなければ、浴槽のフチに折り畳んで掛けておけば、1日でだいぶ水が切れます。
【布団の干し方】
布団をベランダの物干しに横長にかけて、1~2日間乾かします。
水気は下の方に移動するので、半日おきに点検して布団を裏返しにします。
早く乾かそうと思えば、コインランドリーの大型乾燥機にかけてもOKです!
自宅での布団の洗い方、二通りありましたね!しかし、自宅で布団を洗われている方の多いようです。しかし、布団を完全に乾燥させるには2~3日かかるので、布団が一枚しかない方はコインランドリーの乾燥機を利用したほうがいいかもしれませんね!
新しく買ったばかりのころはふかふかで気持ち良かった掛け布団も、時間がたつにつれ綿がつぶれて、どんどんペッタンコになってしまいます。汗を吸い取ることで湿りやすく、天日干しでも解消できない汗のニオイや雑菌、ダニなども気になります。掛け布団を丸洗いできたらいいですよね。しかし、家の近くにクリーニング屋さんがないときは、どうしたらいいのでしょう。そこで、自宅でできる掛け布団の洗い方をご紹介します。
【自宅で洗える掛け布団の見分け方】
お洗濯表示を確認し、水洗いが可能なものはご自宅で水洗いが出来ます。
この掛布団の表示では、洗濯ネットを使用し、水温40℃以下の弱い水流で洗濯機での丸洗いが可能です。
塩素系漂白剤、アイロンがけ、ドライクリーニングは不可です。脱水は弱めに、日当たりの良い場所に干します。
◆洗濯機の大きさに対して洗える掛け布団の大きさの目安
洗濯機の大きさに対し、掛け布団の大きさが洗濯機の7~8割が目安です。掛布団を入れてみて、洗濯機の中に余裕が見られるくらいが良いでしょう。
◆用意するもの
・掛布団
・大きめの洗濯ネット
・お洒落着用洗剤(通常の洗濯用洗剤でもOK)
・柔軟剤
以上を用意して!布団洗濯の始まりです!
【STEP1:掛布団を洗濯機の高さに合わせて畳む】
掛布団を洗濯機の高さに合わせて畳みます。洗濯機の水位よりも、低めになるように畳んだ方が水に浸りやすくなります。
【STEP2:掛布団を丸める】
布団を畳んだら、掛布団の端の方からクルクルと丸めます。空気を抜くような感じで、巻いていくとうまく丸まります。大きめの洗濯ネットに入れてチャックを閉めます。
【STEP3:毛布コースまたは手洗いコースで洗う】
毛布コースがある方は毛布コースで、手洗いコースしかない方は手洗いコースで洗います。
著者宅の洗濯機は、毛布コースを選択すると水位が最高水位にしか設定できないため、それ以下の水位で収まる掛布団の時には、手洗いコースに設定しています。
【STEP4:掛布団を入れる前に洗剤液を溶かす】
洗濯機の中に水が溜まったら、洗剤液をあらかじめしっかりと溶かしておきます。その後洗濯機を一時停止させ、掛布団を入れてすすぎまで行います。
掛布団はすすぎの際、洗剤液が残らないように注水すすぎを行うか、通常のすすぎよりも1回多くすすぎを行った方が良いでしょう。
【STEP5:柔軟剤を入れる】
著者の場合、掛布団を洗う時には柔軟剤は初めに洗濯機にセットはせず、すすぎが終わった後に手動で入れるようにしています。その後、手洗いコースで洗いを選択して5分ほど洗濯機を回し、柔軟剤が掛布団に行き渡るようにしています。
柔軟剤が行き渡ったら1分ほど軽く脱水します。
これは、掛布団が若干水に浮いているため、柔軟剤が直接掛布団にかかってしまうのを防ぐためです。
【STEP6:日当たりの良い場所に干す】
脱水が終わったら、掛布団を広げて日当たりの良い場所に干します。
暖かい日に、風通しの良い場所で干すようにすると早く乾きます。外に干せる方は外に干すと良いでしょう。
【注意点】
掛布団は水で洗えるといっても、とてもデリケートな素材ですので丁寧に扱うようにします。脱水を強くかけすぎると綿がつぶれてしまいますので注意しましょう。
いかがでしたか?自宅での掛け布団の洗い方!
掛布団を洗った後は、スッキリさっぱりして気持ちが良いですよ!ふかふか感も蘇り、清潔なお布団で快適な眠りにつくことが出来ます。
ぜひ、皆様も半年に一度は綺麗に洗ってお手入れしてあげて下さいね。
【コインランドリーでの洗い方】
先日、かけ布団(羽毛)と、敷布団(綿)をコインランドリーで丸洗いしました。
ダブルベッドで利用している、大きなサイズ(2.1m×1.9m)です。
クリーニング屋さんに聞いたら、一枚4,500円(二枚で9,000円)で二週間くらいかかるということで、却下。自分で洗ってみることにしたので、その布団の洗い方をご紹介します。
【縛って洗う洗い方!】
羽毛の掛け布団は基本的にキルティングが施されているため、そのまま洗っても問題ないです。キルティングとは、羽毛が偏らないように布団の内部を分割している構造のことです。
一方、敷布団の多くは、キルティングが施されていないため、そのまま洗うと、中の綿が偏ってしまって、取り返しのつかないことになるそうですので、洗い方に注意しましょう!
キルティングが施されていない敷布団を、偏らないようにするには、布団を細長く丸めて、紐で縛ります。ビニールの紐だと滑ってしまい、洗濯中にとれてしまうため、麻ひもがよいようです。
キルティングされている布団でも、紐で縛った方が良いと思いました。紐で縛った方が水の切れが良くて乾燥時間を短縮できますし、コインランドリーの小さな洗濯機でも洗えるため、料金が安くなります。
【羽毛布団を洗ってみた】
羽毛布団を洗う時、コインランドリーでは大型の洗濯機を選択しました。今思えば、上で述べたように、紐で縛っておけば、もっと小さな洗濯機でも十分でした。洗濯機のサイズで値段が違うので、なるべく小さな洗濯機を選びましょう。無理やりにでも、中に入れば洗濯できますので。
洗い終わったら、乾燥機に移し変えます。乾燥機も、なるべく小さな乾燥機を選んだ方が値段が安くなります。このとき、布団がペッタンコになっていて、ちょっとビビりました。
乾燥していくうちに、すこしずつ羽毛が乾いてきて、一時間ほど乾燥すれば、ふっくら仕上がりました。
【敷布団洗ってみた】
敷布団を麻ひもで念入りに縛りました。丸くするように洗濯機に入れます。
今回は大型を利用しましたが、小型の洗濯機で十分でした。洗濯が終わったら、乾燥機で15分ほど乾燥。
敷布団だけは、大型の方が乾きが良いようでした。コインランドリーの乾燥機は「10分100円」などです。
途中で扉を開けることはできないため、とりあえず20分ぐらいだけお金を入れて乾燥します。
【外側が乾いてきたら】
外側はだいぶ乾いてきました。ここで、紐を切って、布団を広げてさらに15分くらい乾燥します。
これで我が家の布団はほぼ乾きました。念のため、さらに21分間追加して完璧でした。
乾かない場合は、さらに時間を追加すればよいと思います。
◆安くすみました
●羽毛布団
大型洗濯機1200円+大型乾燥機70分 1000円 = 2200円
●敷布団
中型洗濯機900円 +大型乾燥機63分 900円 =1800円
合計4,000円 (クリーニング屋さんの見積もりは合計9,000円)
今回は初めてだったので、大きめの洗濯機と乾燥機を利用しましたが、小型を選択すれば、もっと安くできると思います(おそらく500円以上は安くなります)
自宅の洗濯機で洗濯して、コインランドリーに持ち込んで乾燥を行えば、さらに安くできます。
クリーニング屋さんに頼むと、倍以上かかる上に、納期もかかりますから、絶対に自分で洗った方がお得ですよ。
久しく布団をクリーニングしていないという方、ダニが気になる方、子供のおねしょ、嘔吐下痢症の緊急時に、ぜひおすすめします。
いかがでしたか?布団の洗い方?今回は自宅での洗い方とコインランドリーでの洗い方の2種類をご紹介しました。クリーニングに出すと高くついてしまいますが、自宅やコインランドリーで洗うと安くつきます。でも、自宅で洗う場合は洗濯機に入る大きさの布団だったら脱水ができますが、浴槽を使った洗い方の場合は脱水が十分にできなければ、乾燥するまでに時間がかかりますから、ご自宅の布団に合った洗い方を選んで洗ってください。
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