2016/07/03
rice88
2016/02/21 更新
「布ナプキン」はご存知ですか?「使い方を知らない」「面倒くさそう」と思っている方は少なくないと思います。でも、一度使ったらやめられないのが「布ナプキン」です。正しい使い方を知って、カラダにも地球にも優しい布ナプキンを、あなたも一度試してみませんか?
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布ナプキンの使い方を学ぶ前に、布ナプキンのメリットをご紹介したいと思います。布ナプキンには、主に3つの優れた点があります。
第一に、その肌触りの良さです。その名の通り、布で出来ている布ナプキンは、下着をつけているのと同じ感覚。紙ナプキンのような、かぶれやかゆみの軽減が期待できます。
第二に、布ナプキンは、女性の大敵である「冷え」も軽減できます。紙ナプキンの使い方は、デリケートゾーンを濡れたままにしておくので、そこからカラダはどんどんと冷えていきます。
しかし、布ナプキンは通気性に優れているので冷えにくく、骨盤周辺の血流を阻害することなく、月経期間中を快適に過ごすことができます。
第三に、布ナプキンはカラダだけでなく「地球」にも優しいという点です。使い捨て紙ナプキンの原材料の多くは石油由来。そして使用後の紙ナプキンは必ずゴミとして処理されます。
一方、布ナプキンは、キレイに洗って何度でも使えるので、紙ナプキンのような資源をムダにする使い方をしません。
布ナプキンの優れた点を知ったら、次に布ナプキンの「正しい使い方」をご紹介しましょう。
布ナプキンと聞くと、多くの女性は「面倒そう」と思いがちです。「使い方がわからない」という方も多いようです。しかし、正しい使い方を理解して、一度でも布ナプキンを使った方は、布ナプキンの魅力にとりつかれてしまいます。使い方が分かれば何も問題なし、なのです。
布ナプキンの使い方は基本的には紙ナプキンと同じ使い方です。生理は人それぞれ期間も量も異なるので使い方はそれぞれですが、仮にもし生理期間中をすべて布ナプキンで過ごすなら、10枚~15枚くらい用意すれば十分でしょう。
生理中の使い方として、生理中は布ナプキンの洗い替えをするので、マメに洗っておけば、もちろんそれほどの数は必要ないかもしれません。
多い日用の布ナプキンやパッドもありますが、もしどうしても心配という方は、重い期間だけ紙ナプキンという使い方もいいかもしれません。
最近はネットでも多くの布ナプキンを買うことができ、その使い方もほとんど同じです。実際に使用するときには、その使い方よりも、可愛い色や柄や素材を悩む女性が多いくらい、その使い方には特に問題はないと思います。
ほとんどの布ナプキンは、コンパクトにたたむことができるデザインになっています。小さくなるので、外出時の使い方にも手がかからず、もち運びにも便利です。
使用後の布ナプキンは、ジップロックなどのビニール袋に入れて家に持ち帰ることができます。使用後の布ナプキン専用のポーチなども買うことができます。
1泊や2泊の小旅行なら、替えの下着の代わりに、替えの布ナプキンだけを持っていく、という使い方もとても便利です。荷物も少なくすむので嬉しいですよね。
布ナプキンの使い方で一番気になるのは、使用後の布ナプキンを「自分で洗う」という、その行為自体かもしれません。
使い方うんぬんより、とにかく自分の経血を見るのが嫌!という女性は決して少なくありません。でも、布ナプキンをおススメする重要な理由は、ここにもあります。
確かに、自分の血で汚れた布ナプキンを見て、そして自分で洗う、というその行為に最初は抵抗があるかもしれません。
しかし、布ナプキンのお手入れは「自分のカラダのお手入れ」でもあると思うのです。
生理という現象は、なんとなく「ブルーな気持ち」に直結しがちです。
しかし、考えてみれば、将来赤ちゃんを産む女性にとっては、神秘的な生理現象でもあります。
生理という現象は、なんとなく「ブルーな気持ち」に直結しがちです。しかし、考えてみれば、将来赤ちゃんを産む女性にとっては、神秘的な、そしてとても大切な生理現象でもあるのです。
「布ナプキンの使い方を理解する」ことは、「自分のカラダを理解する」ことであり、そしてまた「布ナプキンを洗う行為」は、「自分のカラダを尊重すること」でもあるのだと思います。
布ナプキンの一番の特徴である「洗い替え」は、浸け置きがおススメです。使用後は弱アルカリ性洗剤で一晩浸け置きしておけば、血液はほどんと落ちてしまいます。あとは下着などと一緒に洗濯機で洗えばOK!
生理の終わりかけの軽い日はもちろん、おりものが多いときや、ちょっとニオイが気になるときにもお使いいただけます。
また、可愛い布ナプキンは、尿漏れが気になる熟年女性にもお使いいただけます。使い方は人それぞれなので、ご自分に合った使い方をみつけてみましょう。
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