2019/12/04
sura
2016/02/19 更新
少し位前までは、電子レンジは温め専用で、電子レンジで料理する事はあまりありませんでしたが、最近は、電子レンジで作る料理の数が増えています。電子レンジを使って料理をすると、電気代は高くなるのでしょうか?電気代の節約術も一緒に調べてみました。
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電子レンジはすごく進化していていろいろな料理に活躍します。自炊をしない方でも電子レンジだけは使うという方も多いでしょう。出番が多いからこそ気になるのが電気代です。今回は電子レンジの電気代と節電方法、また炊飯器や加熱した場合との電気代の比較などをお伝えします。
☆何かと出番の多い電子レンジ
電子レンジはキッチンで最もよく使う家電かもしれません。最近では蒸したり焼いたり揚げたりできるスチームオーブンレンジなども登場していて、ガスを使わずに電子レンジで料理が完結してしまうこともあります。特に簡単な料理は電子レンジで調理したほうが早いので楽ですよね。しかも加熱した時と同様に美味しく仕上がります。
また、単純に温めるという作業だけでも、冷凍しているご飯を温めたりホットの飲み物を作ったり、一人暮らしの方であればお弁当を温めたりと非常に多くの場面で登場します。果たして電気代はどのくらいなのでしょうか?
☆電子レンジの電気代
電子レンジの電気代は非常に計算しやすいです。ワット数が表示されているからです。通常の電子レンジは500W~1000Wくらいまでの強さで温めることができると思います。500Wでお弁当を1分間温めた場合は、0.5kW×25円×1/60で電気代が算出できます。25円というのは、電力会社や地域によって異なりますが、平均すると1kWhあたり25円程になるので、この数字で計算するといいでしょう。
先ほどの500Wでお弁当を1分間温めた場合は、約0.2円の電気代が発生している計算です。ワット数は大きいですが、使用時間が短いのでそれほど電気代はかかりません。1ヶ月に電子レンジをどのくらいの時間使っているかわかれば、おのずと電気代は算出できます。
☆ご飯を冷凍して電子レンジを使うか、炊飯器の保温を使うか
電子レンジの利用シーンの中でも冷凍したご飯を温めることは多いです。量にもよりますが、大体3分程度で熱々になります。一方、炊飯器にも保温機能があり冷凍させなくてもご飯を美味しい状態に保ってくれます。この電気代はどちらが安いのでしょうか?
まず、電子レンジですが、先ほど1分間で0.2円だったので3分だと0.6円ということになります。一方、炊飯器の保温機能は大体15Wを消費します。1時間あたりの電気代は、0.015kW×25円=0.375円になります。
つまり、1時間40分以上保温機能を使ってしまうと、ご飯を冷凍させて電子レンジを使ったほうが安いことになります。余ったご飯をこの短時間で食べることはないと思うので、圧倒的に電子レンジを使ったほうがお得です。
☆電子レンジを使うか、加熱するか
こちらもよくあるケースです。わかりやすくホット飲料を作るケースで比べてみます。電子レンジを使ってもIH・ガスコンロを使っても1分程度で温まります。電子レンジは先程と同様に500Wで1分間0.2円です。
IHの消費電力は中で700W~1kW、強で2kW~3kWです。少し温まるまでの時間もかかることから電子レンジよりも高くなることはほぼ間違いありません。また、IHを使っている場合、オール電化を導入しているご家庭で多いと思いますが、日中と夜間で電気代が大きく変わります。よって、単純に比較はできませんが、電子レンジの方が安いのは間違いなさそうです。
■ガスコンロのガス料金
【ガス料金の目安】
■強火で1時間加熱した場合 約37円
(2.97kW×3.6MJ/h×1h÷45MJ/m3×156.11円/m3)
■中火で1時間加熱した場合 約21円
(1.68kW×3.6MJ/h×1h÷45MJ/m3×156.11円/m3)
■弱火で1時間加熱した場合 約 5円
(0.38kW×3.6MJ/h×1h÷45MJ/m3×156.11円/m3)
ガスコンロの場合は電気代ではなくガス料金になります。東京ガスのホームページに目安となるガス代が記載されています。強火で1時間37円ということは1分間で約0.6円です。中火の場合は0.35円になります。
つまり、電子レンジの0.2円には及ばず、電子レンジが最も安いという結果です。
☆電子レンジの節電方法
電子レンジは日々食べ物を温めるので汚れやすいです。汚れがあると無駄な消費電力がかかってくるので、こまめに掃除をしてきれいにしておくことが重要です。電子レンジの掃除は湿らせたスポンジをチンして掃除するときれいにすることができます。
【参考記事】
「チンして簡単!電子レンジの掃除方法」
http://eco-le.jp/articles/309
また、冷凍したものを温める際は、冷蔵庫や常温でしばらく解凍してから温めると電気代を節約できます。
電子レンジは炊飯器や加熱するよりもお得なケースが多いことがわかりました。1分間で計算したので微々たる金額になっていますが、1ヶ月で計算すると結構な差が出てきます。温める場合は電子レンジを積極的に使うと節電に繋がりますね。また、掃除をこまめにして余計な電力を消費しないようにしたいですね。
電子レンジは、料理の下ごしらえをしたり、お弁当のおかずを温めたり、冷凍したおいたものを解凍したりと毎日使うことが多いですよね。でも、電気代っていったいどのくらいかかっているのでしょうか?
また、ごはんを炊飯器で保温するのと、電子レンジで温めなおすのは、どちらがお得でしょうか?コップ1杯の水を温めるには電子レンジと電気ケトル、どっちが安いのでしょうか?
今回は、そんな電子レンジに関する疑問を全て解決!電子レンジにかかる電気代や、電子レンジの5つの効果的な節約方法を大公開します!
☆気になる電子レンジの電気代
電子レンジの平均電気代ってどのくらいでしょうか?実際の使用状況に近い形で計算されている電子レンジの年間消費電力から計算してみると、電子レンジの年間消費電力量は約60kWh、電気代に換算すると年間1,554円、ひと月あたり129円程となります。
☆電子レンジの電気代は1分あたり最大で0.5円
電子レンジの1分あたりの電気代は最大0.5円くらいです。電子レンジの消費電力を1100W、1kWhあたりの電力量料金を25.91円として計算した場合、1分あたり0.47円。
☆ご飯1杯を温めなおした場合、電気代は0.25円
冷たくなったご飯1合を700W出力で1分温めると、電気代は0.25円(10Wh)。
冷凍ご飯1合を700W出力で3分温めると、電気代は1.29円(50Wh)でした。
定格消費電力1100Wの電子レンジを使用。ワットチェッカーで電力量を計測。1kWhあたりの電力量料金を25.91円で計算。
ご飯を温める時、炊飯器で保温をするのと電子レンジで温めるのはどちらが電気代が安いのか悩むことがありますよね。炊飯器で保温をした場合と電気代を比較すると、ご飯を冷凍せずに温め直す場合は、保温せずに温め直したほうが電気代が安くなります。冷凍する場合は、3時間以上保温をするよりも一度冷凍してから温め直したほうが電気代は安くなります。
電子レンジを使った時にかかる電気代がわかりましたね。次に、電子レンジの電気代を節約するための効果的な5つの方法をご紹介します。
☆1)電気代の高い時間帯に注意する
お使いの電気料金プランごとに電気料金の高い時間帯があります。特にピークシフトプランを使っている場合は、一番電気料金の高くなるピークタイム中に電子レンジを使うと、電気料金の安い時間帯と比べて5倍もの電気代がかかってしまうんですよ!
電気料金の高い時間帯に電子レンジを長時間使わないようにしましょう。
もし、いつも電子レンジなど家電をよく使う時間帯に、お使いの電気料金が高い時間帯がかぶってしまっている場合はプランが見合っていないということです。エネチェンジプラン診断でご家庭の生活スタイルに見合ったプランを比較診断してみましょう。
☆2)解凍時間を短くする
電子レンジで解凍するものは事前に冷蔵庫に入れて解凍させておくなど、電子レンジでの解凍時間をできるだけ短くしましょう。解凍時間を短くする事で電気代を節約できます。
☆3)電子レンジの庫内を定期的に掃除する
電子レンジの庫内は定期的に掃除しましょう。庫内が汚れているとその汚れにも電波が反応してしまい、効率が落ちるだけでなく、発火など事故の原因にもなります。
庫内は定期的に固く絞った布などで汚れをふき取りましょう。ターンテーブルはスポンジなどで汚れをふき取りましょう。頑固な汚れがある場合は、耐熱ボウルなどに水(または重曹水)を入れ、3分ほど温めたあとしばらく扉を開けずに庫内を蒸らすと汚れが浮き、拭き取りやすくなります。
4)庫内に食品を詰め込み過ぎない
電子レンジに食品を一度に詰め込みすぎてしまうと、ターンテーブルが回らなくなり温め効率が下がってしまいます。その場合は数回に分けて温めるようにしましょう。
5)あたたまりやすい外側を利用する(ターンテーブルタイプの場合)
ターンテーブルタイプの電子レンジは、食品は真ん中ではなく外側に置いたほうが温まりやすくなります。庫内フラットタイプのものは逆に中央に食品を置いたほうが温まりやすくなります。
電子レンジにかかる電気代がどれくらいなのか、そして電子レンジを節約しながら使っていく方法がわかりましたね。料理の時短にも使えて便利な電子レンジ、お得に使っていきましょう!
☆今日は節約術の話です
基本的な電子レンジの電気代を節約する6つの方法を紹介したいと思います。恐らく知っている話も有るかと思いますが、再認識するという意味でチェックしてみて下さい♪
☆①野菜の下ごしらえに使用する
野菜をいきなりフライパンで炒めたりするとビタミンCの損失につながり栄養面でのマイナス効果があると言われています。まずは電子レンジで下ごしらえをすることでビタミンCの損失を防ぎ、その後の料理時間の短縮にも繋がりますので結果として節約になります。
☆②時間設定をおまかせにしない
これは私も学生の頃に良くやっていたことですが、面倒くさいので温めを電子レンジにおまかせにしてしまう場合が有ります。しかし、これ結構もったいないです。おまかせでやってしまうと長めに稼働する場合がほとんどなので、冷凍食品などであればパッケージに書いている解凍時間を目安にキッチリと時間設定をするようにしましょう。
☆③液体を温める時は丸い容器を使用する
液体を温める時は丸い容器を使用すると、ムラ無く素早くあたたまってくれるので時間短縮に繋がります。低温であたためる場合など時間がかかるときは途中でかき混ぜて上げると温度が一定になり更にスピードが上がって、時間短縮・節約に繋がります。
但し、この時電子レンジを開けている時間は最小限に。
☆④ぎっしり並べ過ぎない
電子レンジで調理をする場合・解凍する場合どちらにも当てはまることですが、ぎっしりと並べ過ぎると解凍に時間がかかり、かえって電気代がかかってしまうことになります。なるべく大きさや厚さを均等にして同じくらいの時間で温められるようにしておくこともポイント。
お肉など大きさや厚さが不揃いだと、一つは既に解凍が終わっているのにもう一方のお肉が分厚すぎて解凍が終わらないということ良くありますよね。
☆⑤ドアの開閉を最小限に収める
電子レンジで調理中の話ですが、ドアの開閉は最小限に抑えて下さい。基本的な話で冷蔵庫の場合と同じです。ドアを開けてしまうと電子レンジの場合は庫内の温度が外気で下がってしまうことになるので、その分時間がかかってしまいます。
⑥電子レンジを掃除する
電子レンジを買ってから今まで一回も掃除をしたことが無い!!
そんなこと有りませんか?特に一人暮らしの男性なんかは恐らく掃除なんてやっていないですよね(笑)
実は電子レンジの庫内が汚れていたり、ホコリ・ゴミなどがあると、電子レンジから発せられるマイクロ派が必要以上に放出されるため、無駄な電力が消費され電気代が増加してしまう傾向に有ります。
従って、電子レンジの中の掃除もこまめにしましょう。
電子レンジのお掃除の手順♪
①お茶碗やコップなどに水を入れて3,4分電子レンジにかけて下さい。
②そのお水の蒸気が庫内のこびりついた汚れを取ってくれます。
水じゃなくてある程度暑いお湯を最初から入れていても良いでしょう。
③タオルで庫内の汚れを拭き取ります。出来れば消毒用エタノールなど汚れが綺麗に取れる物を併用すると更に綺麗になります。
以上【基本】電子レンジの電気代を節約する6つの方法でした!!
キッチンにある生活家電の中でも、大変便利な調理器具に電子レンジがあります。
電子レンジはとても便利なので、ついついいろんな事に使ってしまいますが、やはり気になるのは電気代です。
今回は、電子レンジの節電の部分に注目したベスト3を紹介いたします。
☆電子レンジの省エネを表す3つのキーワード
キーワード(1)待機電力/待機電力とは、電気製品を使っていない時にコンセントにさしているだけで、消費される電力のことを言います。
家庭内で使われている電力の消費量の、約1割は待機電力と言われています。
電子レンジの場合の待機電力は、一般的なもので0.5Wとなっています。
電子レンジの場合の待機電力ゼロと言う表現は、実際に待機電力が0.05W以下の数値を記録した機器に対して使われています。
キーワード(2)省エネ基準達成率/省エネ基準達成率とは、省エネ法に基づいて定められた製品ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値を、どのくらい達成しているかを数値で表したものをいいます。
実際に使用した場合に近い状況で試算されているので、この数値が高い製品ほど電気代が安いと判断できます。
☆キーワード(3)
年間消費電力量/年間消費電力量とはその家電製品を1年間使用した場合の電力量を表した物です。
電子レンジの場合は、レンジ機能とオーブン機能のそれぞれの一定質量の、食品の加熱に要する消費電力量、1時間あたりの待機時消費電力量を測定し、アンケート調査によって求められた年間加熱回数を元に算出されています。
☆第1位パナソニック3つ星ビストロNE-BS901
焼き物・煮物・蒸し物・揚げ物がすべてこれ1台で調理が出来る優れもののレンジです。
待機電力はゼロを実現し、省エネ基準達成率も116%とトップの数字となり、年間消費電力量も63.3kWhを記録しています。
1ヶ月当たりの電気代に換算するとおよそ106円となっています。
☆第2位東芝石窯ドームER-ND400
いろんな料理がたっぷり簡単に1度に出来る深皿メニューを搭載し、下ごしらえが簡単にできる3つの解凍コースも特長の機種です。
待機電力はゼロを実現し、省エネ基準達成率も114%と第2位になっていて、年間消費電力量も64.4kWhの数字となっています。
1ヶ月当たりの電気代に換算するとおよそ108円となっています。
☆第3位は日立ヘルシーシェフMRO-RY3000
トリプル重量センサーとセンサー赤外線スキャナーを採用して、食品の重さと温度をはかり、加熱に必要なエネルギーを正確に算出機能があります。
待機電力はゼロを実現しており、省エネ基準達成率も112%になっていて、年間消費電力量も65.6kWhの数字となっています。
1ヶ月当たりの電気代に換算するとおよそ109円となっています。
最近の家電製品は、とても電気代がかからなくなっています。
そんな中でも、各メーカーごとバラバラな表現で基準もあいまいでは、電気代の参考にしにくかったですが、省エネ基準達率や年間消費電力量といった一定の基準があると、比較しやすくて便利です。
電子レンジの買い換えを考えている方は、参考にして見てください。
いかがでしたか?電子レンジの節電方法いろいろありましたね!電子レンジの最新機種を買うのもいいですが、料理の下ごしらえや解凍でいつもお世話になっている電子レンジの庫内をこまめに掃除する事も節電につながっているんですね!解凍も事前に冷蔵庫である程度解凍しておくなど、ちょっとした事で電子レンジの電気代は変わるのだという事がわかりました。これからは私もちょっとした事に目を向けて節電をしていきたいと思います。
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