2016/05/31
coco1206
2016/02/26 更新
プリザーブドフラワーの作り方をご存知ですか?プリザーブドフラワーの作り方を覚えれば趣味や副業として人気のアレンジメントもイチから手作りできますよ♪この記事ではプリザーブドフラワーの作り方とプリザーブドフラワーを使用したハンドメイド作品をご紹介します。
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minneなどのハンドメイドマーケットで販売されている商品を見て、プリザーブドフラワーを利用したアレンジメントを自分でも作ってみたいと考えたことはありませんか?
おしゃれなプリザーブドフラワーも、道具を揃えれば自宅で作る事ができます。
すぐに枯れてしまう生花とは異なり、長く楽しめるプリザーブドフラワーは贈り物としても人気。
プリザーブドフラワーの作り方を覚えたら、ブーケや飾りを手作りしてプレゼントすることもできますね。
プリザーブドフラワーの作り方の流れを簡単に説明すると4STEP。
STEP1 脱色する
STEP2 着色する
STEP3 乾燥する
STEP4 ワイヤリングする
生のお花がアレンジメントにも使えるプリザーブドフラワーになるまでの作り方をチェックしてみましょう♪
この記事では、一液くんシリーズを利用したプリザーブドフラワーの作り方をご紹介します。
必要となる主な道具は下記の通りです。
(詳しい作り方を見て、使いやすいものを用意してみて下さい。)
【必要な道具】
・ホワイトニング剤
・一液くん
・生花
・ゴム手袋
・眼鏡
・はさみ
・タッパーなどの密閉容器
・ピンセット
・乾燥台 (卵の紙パック、網、乾燥材など。作り方③を見て用意してみて下さい。)
作業を行う際には、眼鏡、ゴム手袋を着用し、換気も行いましょう!
脱色は、プリザーブドフラワーの作り方で大事な作業。
植物は、ポリフェノール、セルロースという物質の作用により、枯れると褐色になってしまいます。
せっかく作ったプリザーブドフラワーが褐色に変化してしまうことを防ぐために、ホワイトニング剤で脱色してこれらの物質を抽出しましょう。
プリザーブドフラワーに加工するお花は、新鮮なものを選びましょう。
バラやカーネーションなど花びらの多い花は、可愛らしくプリザーブドフラワーでも人気ですね。
カスミ草を好みの色のプリザーブドフラワーにするのもおすすめ。
茎を斜めに切り、水を吸わせることを水あげと言います。
これを行うことで、プリザ―ブドフラワーに加工する花の状態を整えることができます。
新聞紙で形を整えて2時間程度、水に浸けて水あげしましょう。
バラの水揚げ方法
お花屋さんが水あげ方法を説明している動画を見つけました!
綺麗なプリザーブドフラワーを作るために水あげをしてお花を元気してあげましょう♪
ホワイトニング剤をタッパーなどの密閉容器に入れおきます。
容器はタッパーなど密閉できるものなら何でも大丈夫です。
ただし、ガラス製の容器は、膨張した際にフタが飛ぶ恐れがあります。
ホワイトニング剤
このホワイトニング剤は、花に優しい成分でできているため、半年でも1年でも入れておくことができるそうです。
気に入った花をホワイトニング剤に浸けておき、時間のある時に染色してプリザーブドフラワーを作ることもできますね。
花の茎を1~2cm残して切り、ホワイトニング剤を入れた容器に浸けます。
ホワイトニング剤が気化しないようにしっかりとフタをして、密閉しましょう。
この状態で、花の様子を見ながら1日~数日浸けます。
こんな感じにお花全体が浸かるようにホワイトニング剤に浸けます。
プリザーブドフラワーに加工する前のお花の色を覚えておいて下さいね。
数日たち脱色が完了すると、カラフルだったお花の色が全部アイボリーになりました。
この色の抜けたお花に着色してプリザーブドフラワーを作っていきます。
ホワイトニング剤で脱色するとアイボリーぐらいの色になります。
強化液を利用すると真っ白に脱色することができます。
※強化液の使用量は、ホワイトニング剤の最大2%までにして下さい。入れすぎると黄色くなってしまいます。
プリザーブドフラワーの作り方のメインとも言える作業。
染色次第で、お花の雰囲気も変わりますよ。
タッパーなどの密閉容器と好みの色の一液くんを用意します。
一液くんには、3種類シリーズあるので花の種類に応じて選んでみて下さい。
薔薇用一液くん
薔薇用一液くんは、バラやカーネーションといった植物に使える基本的なプリザーブドフラワー液です。
濃い色の場合、脱色せずにこれ1本でプリザーブドフラワーを作る事も可能なんだとか。
スーパー一液くん
厚めの花びらから葉・茎までオールマイティに使えるプリザーブドフラワー液。
薔薇用に比べ耐久性も高く繰り返し使うのに便利だそうです。
プレミアム一液くん
球根植物やランなどに使える上級者向けのプリザーブドフラワー液。
これらの植物を乾燥させる際には、乾燥材も専用のシリカゲルを使用した方が良いそうです。
ホワイトニング剤から引き上げた花を密閉容器に入れ、花が浸かるくらいまで一液くんを注ぎます。
崩れやすい花は、水切りネットに入れて浸けると引き上げる時簡単です。
ピンセットを使って一つ一つ丁寧に移し替えていきましょう。
どんなプリザーブドフラワーができるか今からわくわくしますね!
この状態でフタをし、花が染まるまで放置します。
バラやカーネーションの場合は、最低7日以上(冬季は2週間以上)期間を置く必要があります。
花の花芯やガクの部分に液が浸透していないと、花弁が取れてしまったり、花が委縮してしまうのでしっかり浸けましょう。
プリザーブドフラワーを乾かすスペースを用意します。
乾燥台は、紙製の卵パックや網を使うと便利です。
また、タッパーなどの容器に乾燥材(シリカゲル)、キッチンペーパー、花の順に敷いて乾燥させる方法もあります。
紙製のたまごパックは、プリザ―ブドフラワーの作り方に使える便利なアイテム。
バラやカーネーションなどの丸い花は、上向きに形を整えて乾燥させられます。
プロの方は、こんな風に乾燥させているみたいです。
プリザーブドフラワーに加工する花のサイズや形を問わず、使えそうですね。
キッチンで使うふるいなどを使ってみるのも良さそうですね。
乾燥材を使わずにプリザーブドフラワーを乾燥させる場合は、通気性の良いスペースを作りましょう。
カップにシリカゲル、キッチンペーパーを入れた乾燥台は、真似しやすそうですね。
プリザーブドフラワーの作り方に必要な道具は、専用の液以外100円ショップでも揃えられそう!
タッパーにシリカゲルを敷いてプリザーブドフラワー乾燥させる方法もあります。
ドライフラワーを作る際にも、シリカゲルは便利みたいですよ。
花を崩さない様に、ピンセットで丁寧に花を引き上げ、乾燥台にセットします。
この時、花が上を向くように置きましょう。
日陰で乾燥させたら、ひとまず完成です。
このままの状態では、アレンジメントに利用するのは、難しいので「ワイヤリング」というテクニックを使って加工します。
ワイヤリングすることにより、プリザーブドフラワーの茎を補強し、長さを出すことができます。
プリザーブドフラワーの種類によりワイヤリングの方法は、変わりますが、ここでは一番オーソドックスな「ピアスメソード」というワイヤリングの作り方をご紹介します。
プリザーブドフラワーの子房にワイヤーを刺し、通します。
花は柔らかくなっているので、ワイヤーの先端を当てて、少し力を入れると刺すことができます。
プリザーブドフラワーの茎に沿ってワイヤーを半分に折り曲げます。
短く切った茎もワイヤーを通すことで補えるんですね!
フローラルテープをプリザーブドフラワーに通したワイヤーに巻いていきます。
テープを子房の裏側に当てて、下へ向かってクルクルと巻いていくと上手くできます。
これでプリザーブドフラワーのピアスメソードの完成です。
フローラルテープを巻いたら本物の茎みたいに見えますね!
プリザーブドフラワーの種類によりワイヤリングの作り方も色々あります。
作りたいプリザーブドフラワーに合った方法を見つけて、ワイヤリングしてみて下さい。
ハンドメイドマーケットで販売されているプリザーブドフラワー作品を集めてみました♪
かすみ草リース
オフホワイトのかすみ草をリースにしたシンプルな作品。
プリザーブドフラワーの作り方を覚えたら、まず挑戦してみたい作品ですね!
コサージュ
バラやアジサイのプリザーブドフラワーを使用したコサージュが素敵。
作り方を覚えてこんな素敵なコサージュを手作りしてみたいですね。
アンティークグレイッシュカラーのリース
淡い色合いが上品なプリザーブドフラワーを使用したリース。
作り方を覚えて、染色のコツを掴んだらこんな素敵な作品にも挑戦できるかもしれませんね。
プチ*カップケーキ
カーネーションのプリザーブドフラワーをカップケーキに見立てた可愛らしい作品。
作り方を覚えたら、お友達へのプレゼントとして作ってみたいですね♡
bloccoli
ケイトウのプリザーブドフラワーを使用したブロッコリーの様なブーケ。
作り方を覚えたら、おしゃれな作品をデザインしてハンドメイドマーケットに出店するのも良いですね♪
いかがでしたか?
この記事では、プリザーブドフラワーの作り方とプリザーブドフラワーを利用した作品についてご紹介しました。
プリザ―ブドフラワーの作り方を覚えてあなたも素敵な作品をハンドメイドしてみませんか♪
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