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    【簡単】手作りプリザーブドフラワー♡その美しさを永遠に保ちたい…

    生花のような瑞々しい美しさを長く保存できるプリザーブドフラワー、実は意外と簡単に手作りできるってこと、知っていましたか?必要なのはたったの三工程なんです!手作りプリザーブドフラワーの簡単な作り方を分かりやすく説明します。

    手作りプリザーブドフラワーの魅力

    プリザーブドフラワーって何?

    プリザーブドフラワーとは「Preserved=保存する」から来た呼び名で、生花のような瑞々しさを長い間楽しめることで根強い人気があります。

    手作りなんてできるの?

    めんどくさそう~と思っちゃう人のために、言ってしまいます。プリザーブドフラワーの手作りに必要な工程は
    【脱色・着色・乾燥】
    …以上です。しかもほとんどは液剤に浸けて待つだけなので、簡単に手作りできちゃうんです。

    市販品でよくない?

    プリザーブドフラワーは人気があるので、ネットの通信販売でもよく見かけます。買えばいいのでは?と思う人もいるでしょう。でも、届いてみると思ってた色じゃないということがよくあるんですよね…。

    手作りなら理想どおりに♪

    「好きな花を、好きな色で」それが手作り最大の利点です。自分で手作りしてしまえば「イメージと違った」なんてガッカリすることはありません。

    さあ、手作りプリザーブドフラワーにチャレンジしてみましょう!

    手作りプリザーブドフラワー・準備

    ということで、まずは準備から始めてみましょう。

    用意するもの

    ・花材
    ・ハサミ
    ・割り箸
    ・気密性の高い容器×2コ
    ・プリザーブドフラワー用脱色液
    ・着色液
    手やテーブルを汚さないように、新聞紙・ポリ手袋などがあると便利です。

    気密性の高いビン?

    ジャムのビンなどでOKです。フタはプラスチックではなく金属製が望ましいです。プリザーブドフラワー作りに使う液剤にはアルコールが含まれ、気密性が低いと揮発して仕上がりが悪くなってしまいます。

    花は新鮮なものを!

    水揚げは花を元気にする処理方法で、プリザーブドフラワーを手作りするには欠かせません。花の茎を水に浸して<水中で>切ります。水を吸収するまで30分以上浸しましょう。

    手作りプリザーブドフラワー・作り方

    いよいよプリザーブドフラワー作り開始です。やることが少ないので、暇つぶし方法を考えておきましょう(笑)

    まずは脱色

    割り箸で花を容器に入れ、プリザーブドフラワー用脱色液を注ぎます。脱色液250mlにつき花30g~35gの割合くらいです。花が浮くようならアルミホイルを落し蓋にしましょう。きっちりフタを閉めます。

    忘れないように

    プリザーブドフラワーは簡単に手作りできますが、放置時間が長いのが難点。花や液剤によって24時間~一週間と大きく変わります。液に浸けた日付と時間など書いておくと便利です。

    着色液に浸ける

    脱色後の花はパリパリして壊れやすいので、取り扱いに注意してください。乾燥させないよう、すぐにプリザーブドフラワー用着色液を注ぎます。

    乾燥させる

    着色が終わったら丁寧に取り出し、ティッシュで包んで新聞紙やキッチンペーパーに乗せます。プリザーブドフラワーは湿気と直射日光を嫌うので、日陰で乾燥させてください。

    完成!

    空気の乾燥した時期なら室温でも一週間くらいで自然乾燥できます。触れて指に色が着かなくなれば、プリザーブドフラワーの完成です。

    初心者なんだけど…

    まだちょっと不安な初心者さんのために、プリザーブドフラワーを手作りする際の注意点をまとめてみました。是非ご参照ください!

    手作りプリザーブドフラワーの極意

    ・お花は新鮮なものを。古いとうまく加工できないことがあります。
    ・花のサイズは小さく。加工液が浸透しやすく失敗しません。
    ・色の薄い花を。脱色が早く終わります。
    ・花の径が大きかったり、ビンの気密性が低いとうまく染まりません。
    ・乾燥時は花を上向きに置くと、保存剤がしっかり中心部まで浸透します。

    手作りプリザーブドフラワー・保管

    さて、無事に手作りプリザーブドフラワーが完成しましたが、これをどうしたらいいのでしょう?

    手作りアレンジメント☆

    完成品で手作りフラワーアレンジ。「プリザーブド」する工程は液剤に浸けて待つだけなので、ある意味ここでようやく「手作り」の実感がありますね。是非、思うままにアレンジしてみてください。

    クリアケースにしまおう!

    プリザーブドフラワーは生花と同じく繊細なので、ケースに入れるのが望ましいです。そのまま置いて埃が積もった時は柔らかい筆でそっと払いましょう。

    水やりはどうするの?

    あまりにも瑞々しいので水をあげそうになりますが、【水やりは厳禁】。腐敗の原因になります。なんとプリザーブドフラワーにはお世話不要なんです。

    気になるのはプリザーブドフラワーの寿命です。
    手作りだと長持ちしなさそう?いいえ、決してそんなことはありません!

    プリザーブドフラワーの保存期間は、ヨーロッパでは約10年と言われております。一方、日本では、湿度の高い場所へ置いてしまうと、約1-2年で劣化症状が見られる場合もございます。

    出典:http://www.rieju.biz

    高温多湿、直射日光の当たる場所は避け、除湿剤や乾燥材を置くと長持ちします。

    こちらは加工から約1年4ヶ月が経過したバラです。まだまだ枯れません。適切に保管すれば7~8年も美しさが保てます。せっかく手作りしたプリザーブドフラワーですから、長く大切にしてあげてください♪

    手作りプリザーブドフラワー・まとめ

    市販品を見ると「これを手作りなんて無理」と腰が引けそうになりますが、意外と簡単に作れました。
    最後に、手作りプリザーブドフラワーならではの魅力をご覧ください♪

    手作りの青いバラ♡

    生花の質感をそのまま利用するプリザーブドフラワー。自然界には存在しないはずの青バラが、手作りとは思えない現実感のある仕上がりになっています。

    日常を彩る

    パステルカラーのプリザーブドフラワーが写真立てをかわいらしく飾ります。造花よりもナチュラルで、なのに生花のようにすぐ枯れない…魔法の花といわれる所以です。

    何もかも思いのまま

    手作りだからこそ、好きな花を好きな色に染め、好きなようにアレンジできます。市販品で妥協せずに、手作りプリザーブドフラワーにチャレンジしてみませんか?

    植物のある暮らしは心を癒します。しかも観葉植物と違って世話いらず。
    あなたのおうちでもプリザーブドフラワーを手作りしてみてくださいね。

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