どの電球が正解なの?電球の選び方は難しい!わかりやすく解説します
2016/03/08
ふくぷく29
2016/02/25 更新
led電球ですが、売り場に行くと、たくさんの種類が置いてあって「いっぱいあり過ぎて、どれにすればいいの?」って選び方に困ってしまったことは、ありませんか?私は、困ってしまったので、led電球の選び方について、調べました。今回はそのポイントを紹介します。
先日、顔を洗おうと洗面所に入ろうとスイッチを
ONにしたところ、点灯しません。
どうやら、白熱電球の球が切れてしまったようです。
ちょうどいい機会なので、led電球に替えようと思います。
led電球ですが、家電量販店の売り場に行くと、たくさんの種類が置いてありますよね。
あなたは「いっぱいあり過ぎて、どれにすればいいの?」って困ってしまったことは、ありませんか?
私は、以前に困ってしまったので、led電球の選び方について、徹底的に調べました。
すると、選び方の5つのポイントをチェックすれば、簡単にled電球が選べることがわかりました。
その5つの選び方のポイントを今日は紹介したいと思います。
led電球が省エネなのは、だいたいの方がご存知だと思うのですが、その他の特徴も知ったうえでled電球の選び方の参考にしてほしいと思うので、メリットとデメリットを紹介したいと思います。
led電球のメリット
・省エネで長寿命
白熱電球に比べ消費電力は約8分の1で、寿命は蛍光灯の約4倍
・応答性が良い
led電球の点滅応答速度は、白熱電球の約1,000倍。
他のランプはON/OFでランプの寿命を縮める可能性があるが、led電球は得意です!
・衝撃に強い
led電球は、フィラメントが使われていないので、振動や衝撃に強いです。
・紫外線放射や赤外線放射が少ない
led電球の光には、紫外線や赤外線がほとんど含まれていないので、虫が寄り付きにくく、美術品を傷めにくい。
・環境にやさしい
蛍光灯には水銀が使用されているのですが、led電球には一切使用されていません。
led電球のデメリット
・高価
led電球は他の電球に比べ価格が高いです。
led電球の価格は、電球型蛍光灯の約4倍。
・指向性のある光
led電球の光には指向性(光に方向)がある為に、方向により光の強さが異なる。
(他の電球は全方向に等しく放射される)
・重量が重い
電源回路が入っているので重く、場合により「落下防止パーツ」を
使用しなければいけない場合がある。
led電球の選び方には、5つのポイントがあり、その選び方のポイントをチェックすることで正しい選び方で選ぶことが出来ますよ!
口金とは以下のようなled電球をソケットに差し込む金具の部分をいい、代表的なのは、「E17口金」と「E26口金」です。
その他にハロゲン電球の「E11口金」や常夜灯電球の「E12口金」があります。
led電球の根元の口金部分に「E17」や「E26」などと表示がありますが、もし、見にくい場合の選び方は口金部分の直径を計ればわかりますよ。
E17はミニクリプトン電球などに、E26は一般電球やボール電球で採用されています。
一般的に白熱電球の光が全方向に広がるのに対し、led電球は光の広がり方に偏りがあり真下方向を中心に光を出しています。
光の広がり方(配光角)により、約300度の全方向タイプや約120度の下方向タイプなどがあります。
led電球のタイプ
・約300度の全方向タイプのled電球
全体に明るい方がいいリビングやダイニングなどに向いています。
・約120度の下方向タイプのled電球
廊下や階段、トイレなどに向いています。
・約120度の斜め取り付け専用下方向タイプのled電球
ダウンライトに向いています
配光角の違いにより部屋の明るさや雰囲気が違ってくるので、部屋に応じた適切な選び方でled電球を選びましょう。
選び方で迷った場合は全方向タイプを選ぶと無難です。
人感センサー付のled電球というのもあります。
人が近づくとパッと自動で点灯し、
離れて一定時間経過すると自動消灯します。
選び方で一番よくわからないのがルーメンです。
ランプから出る光の量はルーメン(lm)が単位で、数値が大きいほど明るくなります。
白熱電球からled電球に替える際、明るさの目安は下記の表を選び方の参考にしてください。
また、商品パッケージにも明るさの目安やルーメン(lm)は記載されています。
以下のような器具の場合には、それぞれの器具に対応したled電球を選ばなければいけません。
各器具に対応していないled電球を使用してしまうと、過熱や寿命が短くなってしまうなどの不具合が起きてしまいます。
下記のいずれにも該当しない場合の選び方は、普通のled電球を選べばいいですよ!
密閉型器具
密閉型器具とは電球に覆いが付いているもので、外から電球が見えないタイプです。
密閉型器具対応のled電球を選ぶ必要があります。
浴室などの水滴がかかる所では、防湿器具を使用する必要があります。
対応外のled電球を使用すると、電球が過熱する危険性や、寿命が大変短くなったりします。
調光機能が付いた器具
明るさが調節できる機能を調光機能といいます。
調光機能が付いた器具の選び方には、調光器対応のled電球を使用する必要があります。
対応外のled電球を使用すると、電球が破損・発煙するなどの危険性や寿命が大変短くなったりします。
断熱材施工器具
建物の省エネルギー対策のために、断熱材などが天井に敷きつめてあり、熱がこもりやすくて高温になりやすい器具で、ダウンライトなどに多く使用されています。
断熱材施工器具の選び方には、「断熱材施工器具対応」と表示のあるLED電球以外は使用できず、一般のled電球は使用できません。
断熱材施工器具に対応外のled電球を使用すると、熱がこもってしまいます。
ledの半導体は熱に弱いので寿命が大変短くなるでしょう。
led電球の光の色には3つのタイプがありますので、部屋や廊下などの場所や好みで選び方を使い分けるといいでしょう。
・昼白色相当のled電球
昼間のようなナチュラルの白い光色で蛍光灯のような感じで、部屋を明るくしてくれるような自然な明るさです。
・昼光色相当のled電球
昼白色より少し青みがかったすがすがしい光色で、すっきりとしたクールな感じでリビングなどにいいでしょう。
・電球色相当のled電球
白熱電球に近いオレンジがかった光色で、穏やかで暖かい感じで寝室や廊下などに向いています。
私も最初は選び方を知らなかったのでled電球を敬遠していたのですが、5つのポイントさえ覚えてしまえば、後はカンタンでしたよ。
選び方のコツですが、5つの選び方のチェックポイントを書いたメモを持って行って選べばいいですよ。
例えば、我が家の洗面に付いているボール電球をled電球に替える場合を例にあげてみます。
我が家の洗面についているボール電球は「E26口金」で「57W」です。
led電球の選び方の5つのポイントをチェックします。
・口金のサイズ ⇒「E26口金」
・タイプ ⇒全体に明るい方がいいので「約300度の全方向タイプ」
・明るさ ⇒一般電球60W相当なので「810lm(ルーメン)」以上
・使用する器具 ⇒調光、断熱、密閉のいずれでもないので「普通タイプ」
・光の色 ⇒以前が電球色だったので「電球色」
以上のような選び方のポイントの要領でメモを書き、購入時にメモを持って行って見ながら選べばいいでしょう!
いかがでしたでしょうか?
led電球って、選び方の5つのポイントさえチェックしてしまえば、選ぶのって意外と簡単でしょ!
led電球は、少し前は高価だったのですが、以前と比べると最近は随分安くなりましたね。
消費電力も少なく、環境にも優しいので今からはどんどん需要が増えていくでしょう。
あなたも家庭の白熱電球の球が切れたときには、led電球をこの選び方のポイントを参考に替えてみてはいかがでしょうか?
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