ハンギングバスケットとは、コンテナガーデンです。作り方を書きます
2015/12/04
やまだーこうち
春がやってきました♪ガーデニング好きな方には嬉しい季節ですね!この春は、ハンギングバスケットにチャレンジしませんか?初心者OKの簡単な作り方から、色合わせ、メンテナンスが簡単なハンギングバスケット作り方まで、いろいろなハンギングバスケットをご紹介します!
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3月!ガーデニング好きの方には、わくわくする春がやってきました。
今年の春はどんなお花で迎えましょうか?
お庭がなくても、小さなスペースで楽しめる、ハンギングバスケットで、お花を楽しんでみませんか?
簡単な作り方から、四季に合わせた作り方まで、ハンギングバスケットの作り方をご紹介します。
まずは、ハンギングバスケットを作る前に、必要な資材を揃えましょう。
基本的につるすことを考えて、軽い資材・風通しの良い資材を使うのが、作り方のポイントです。
ハンギングバスケットに向くのは、写真のような鉢です。
スリットの入った、軽いプラスチック製の鉢で作るのが一般的です。
ハンギングバスケットを初めて作るなら、「ハンギングバスケット」用の培養土を使うと簡単にできます。培養土をブレンドする場合は、バーミキュライト、ピートモスなどを混ぜ、重量を軽くしましょう。
鉢底の石を入れる場合は少量にしましょう。
軽くするために、鉢底石の代わりに発泡スチロールを使う場合もあります。
乾燥しやすいところにハンギングバスケットをつるす場合は、水苔を巻き、保水力を高めましょう。
ヤシマットもハンギングバスケットによくつかわれる素材です。
ヤシマットに穴をあけて、そこに植物を植え込んでいくと、植え込みがきれいにきまります。
軽くて通気性もよい素材なので、ハンギングバスケットに向いています。
ハンギングバスケット用のかごとセットで売られていることも多いです。
次に、ハンギングバスケットに向く植物をご紹介します。
色鮮やかなバーベナは、ハンギングバスケットに入れてもぱっと目を引く植物です。
赤や青、紫など、いろいろな色があるのも魅力の一つ。
暑さや寒さには弱いのですが、乾燥に強いため、ハンギングバスケットに向いています。
多湿を嫌うので、水の与えすぎには注意しましょう。
黄色とオレンジが目を引くナスタチューム(キンレンカ)もハンギングバスケット向きの植物です。
ナスタチュームも高温多湿に弱いので、水の与えすぎには注意しましょう。
ナスタチュームの葉っぱや花は、食べることもできます。
ピリッとした味わいがし、お料理を引き立ててくれますよ♪
春から夏まで長く楽しめるペチュニアも、ハンギングバスケットによくつかわれる植物です。
丈夫ですが、水切れには弱いので、しっかりお水を与えましょう。
また肥料が切れると花付きが悪くなります。
肥料とお水をしっかり与えるのが、ペチュニアを使ったハンギングバスケットの作り方のポイントです。
秋から春にかけて楽しめるパンジーやビオラも、ハンギングバスケットによくつかわれます。
寒さには強い植物ですが、強風には弱いので、風の強いベランダなどに飾りたい場合は、直接風が当たらない場所に飾るなど、注意が必要です。
アイビーは、一年を通してハンギングバスケットに使うことができます。
ハンギングバスケットには鉢からしだれる植物を使うことが多いのですが、アイビーはその条件にピッタリ合っているのです。
丈夫な点も、ハンギングバスケットに向いています。
それでは、ハンギングバスケットの基本の作り方を見ていきましょう。
まずは、植物を4種類ほど用意します。
上に向かって伸びるもの、下に向かって垂れ下がるもの、隙間を埋める背が低い植物など、成長の具合と色合わせ、両方を考えるのが作り方のポイントです。
ハンギングバスケットの作り方①
用意した植物の処理をします。
枯れているところ、咲き終わった花がらを摘み、きれいに整えます。
ポットから抜き、やさしく土を落としましょう。
根を傷めないように気を付けるのが作り方の第一のポイントです。
ハンギングバスケットの作り方②
いよいよ植物を植えていきましょう。
ハンギングバスケットの外側を3段に分け、下段から植え付けていきます。
今回はビオラを下段に植えています。
ハンギングバスケットの作り方③
②と同じように、今度は中段に植物を植えこみます。
下段に色のあるビオラを植え込んだので、中段に植えるのはグリーンがきれいな植物(今回はオレンジバルサムタイム)を植え込んでいます。
色がごちゃごちゃにならないように、グリーンのみの植物を使うのも、ハンギングバスケットの作り方のポイントの1つです。
ハンギングバスケットの作り方④
次は、ハンギングバスケットの上側に植え込みます。
今回はふんわり丸くてかわいい、ラナンキュラスを使っています。
上側に植え込むのは、上に伸びるタイプの植物にするのが作り方の基本です。
あとは、植物の間を埋めるように土を足したら出来上がりです☆彡
スリット鉢を使ったハンギングバスケットの作り方を動画で見てみましょう。
スリットバスケットを使ったハンギングバスケットの作り方です。
動画で見ると、基本的な作り方のコツがよくわかりますね!
ヤシマットを使わず、スポンジを使っていますが、基本的な方法は同じです。
春色!と言えば、やっぱりビオラやパンジーを使ったハンギングバスケットですね!
今回の作り方では、ビオラ一種類を使っています。
基本の作り方では、何種類かの植物を混ぜて、植物の伸び方や動きを楽しむのですが、花の色が何種類もあり、こんもりとした形のビオラなら、一種類の植物でもこんなに楽しいハンギングバスケットになります。
夏のハンギングバスケットは鮮やかな赤で、元気なイメージを演出しましょう。
このハンギングバスケットでは、暑さに強く、湿気にも強いインパチェンスを使っています。
インパチェンスは次から次へと花を咲かせるので、こまめに花がらを摘みましょう。
インパチェンスとともに、鮮やかな赤のベゴニアも混植しています。
オリズルランの緑と淡い緑のツートンカラーとシュッとした葉っぱで動きをだしているのも作り方のポイントです。
元気のいい色のハンギングバスケットも魅力的ですが、夏の暑さをやわらげるような涼しげな色のハンギングバスケットも素敵ですね!
このハンギングバスケットは、青いペチュニアと、涼しげな青い色とはかなげな姿が魅力的なイソトマを中心とした作り方です。
秋色のお花を使ったハンギングバスケットです。
ビンカ(百日草)やペンタスの赤みが秋らしさを誘っています。
秋のハンギングバスケットには、お花ではなく、カラーリーフで色を添える作り方をしてみましょう。
春や夏の華やかさと違い、ぐっとシックに見える作り方です♪
冬のハンギングバスケットには、冬らしい植物を使ってみましょう。
こちらのハンギングバスケットでは、お正月らしく、ハボタンを使っていいます。
あまり大きくならないタイプのハボタンを使うのが作り方のコツ。
春のイメージのビオラを使い、白い葉が印象的なシロタエギクでアクセントを添えています。
いろいろなハンギングバスケットを見てきましたが、いかがでしたか?
作り方のコツさえつかめば、あとはあなたのセンス次第☆彡
花の色を変えたり、季節によって種類を変えることで、四季を通して楽しめるハンギングバスケット。
この春からチャレンジしてみてくださいね!
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