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学んで活かす!クリスマスツリー、飾り、飾りつけの秘密大解剖

クリスマスに欠かせないアイテムと言えば、クリスマスツリーですね。しかしクリスマスツリーをどうして飾るのか、またどのような飾りががあるのか、よく分かっていないまま何と無く飾っている人もいるはずです。今回はそんなクリスマスツリーや飾り、飾りつけの秘密に迫ります。

どうしてクリスマスツリーを飾るの?

そもそもなぜクリスマスツリーを飾るのでしょうか?

クリスマスツリーとは、木を崇拝していた古代ゲルマン民族がキリスト教に改宗した時、それを記念するために飾るようになりました。
そしてキリスト教を広げるため、古代ゲルマン民族の樹木信仰と結びつき、風習として残ったのです。

クリスマスツリーには必ず常緑樹を使います。
強い生命力をもって一年中葉を保つ常緑樹の姿は永遠をあらわし、神の永遠の愛やキリストが与える永遠の命を象徴しています。

今では世界中で飾られているクリスマスツリー。
その飾りにはいろいろな種類があります。
飾りの種類を見ていきましょう。

クリスマスツリー飾りの名前と意味

クリスマスツリーに欠かせないオーナメントと言えば、、お星さまです。
「トップスター」という名前です。
当たり前にツリーの頂上に飾られている星ですが、きちんと意味があります。
この星には、キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムに導いた神聖な星を表しています。
生命の力強さや希望の光を表していると言えます。

こちらもクリスマスツリーには必ずあると言っていいほどメジャーな、「ボール」という名前の飾りです。
アダムとイブのお話に出てくる、知恵の実をモチーフにしていると言われています。
赤はキリストの血を、白は純白を、緑は永遠を、などどカラーごとにも意味があるようです。

「リース」という名前の、クリスマス飾りです。
玄関や壁などに飾るイメージのあるリースですが、クリスマスツリーに飾る場合もあります。
リースの丸い形には、永遠という意味が込められています。

「キャンディー・ケーン」という名前の、クリスマス飾りです。
ケーンとは杖のことで、羊飼いが使う杖を表しています。
迷子の羊を群れに戻すのに使っていたことから、助け合いを意味するものされています。

「ヒイラギ」という植物の名前そのものの、クリスマスツリー飾りです。
ヒイラギは、イエスキリストが処刑時にかぶせられていた冠の植物です。
また赤い実はキリストの血を表しています。

折り紙で、手作りクリスマスツリー飾り

上記で挙げたように、クリスマスツリーの飾りにはいろいろなものがありますね。
市販品を購入するのもいいですが、手作りの飾りも温かみがあって素敵ですよ。
そんな折り紙で作ってある、手作りオーナメントをご紹介します。

サンタさんのブーツです。
緑と赤のクリスマスカラーで作れば、より一層雰囲気が出て可愛らしいですね。
子どもと遊びながら作るのも、クリスマスの楽しみ方です。

ろうそく、ヒイラギ、リボンを組み合わせたクリスマス飾りです。
折り紙なら組み合わせたり、イラストを描いたりと、自由度が高く作るのも楽しいですよ。

プレゼントボックスです。
クリスマスと言えば、サンタさんから貰うプレゼントも欠かせません。
ツリーに小さなプレゼントボックスを飾れば、賑やかなツリーになりますよ。

折り紙は折るだけじゃなく、切り絵としても使えます。
折り紙を切って雪の結晶の作っています。
冬の季節感が出るアイテムです。

おしゃれなクリスマスツリーを作る

クリスマスツリーの飾り方って、センスが問われますよね。
センスがある人は上手にステキに飾りますが、そうでもない人は・・・
残念なクリスマスツリーで終わってしまいます。

そこでちょっとした飾り方の秘訣をお教えします。
これにそっていけば、ステキな飾り方ができますよ。

クリスマスツリーの組み立て方

クリスマスツリーの飾り方には順番があります。
もちろん最初はクリスマスツリーを組み立てるところから始めます。

クリスマスツリーを組み立てたら、ライトを付けます。
ライトは球の部分を外側、コードの部分を内側に隠すように飾り付けましょう。
また、クリスマスツリーの色とコードの色はできるだけ合わせましょうね。

それからライトを飾り付ける前に、クリスマスツリーの位置を確認してください。
クリスマスツリーをそこに置いて、ライトのコンセントは電源まで届きますか?

ライトの飾り方には大きく分けて2つあります。
これは壁際や壁にクリスマスツリーを置く時の飾り方で、見えている部分に電球を集中させます。
電球数も多く見え、後片付けも簡単です。

これはクリスマスツリーにライトをぐるぐる巻いていく飾り方です。
クリスマスツリーが部屋の中心にある場合の飾り方です。どこから見てもキレイに飾れますが、電球の数が上記よりも1.5~2倍必要になり、後片付けも大変です。

また、ライトはクリスマスツリーの表面に飾り付けるのではなく、できるだけ奥に飾り付けるようにします。
そうすれば奥から光が出て、オーナメントを照らしてツリーがより美しくなります。

ライトを飾り付ける前に

予備電球があるかどうか確認します。普通は2~3個の予備電球がついています。
(LEDライトは予備電球がついていません。)
また、販売店でライトの「球切れ」がないかどうか確認してもらいます。
さらにコードの色がクリスマスツリーと似た色かどうか、確認するといいですよ。

また、クリスマスツリーを飾り付ける前にまずライトの電球が全部つくか確認します。
箱から出さないでコンセントだけ電源に入れて確認すれば、どの電球がついていないかわかりやすいです。

クリスマスツリーの飾り方

ライトを付けたら、次はクリスマスツリーにオーナメントを飾り付けていきます。
せっかくだからセンスよく飾り付けたいですね。

色を統一する

いろんな種類や色のオーナメントがありますが、同じ色または同系色のオーナメントで飾り付けると、クリスマスツリーもすっきりしてまとまりますよ。

こちらは白やシルバーのオーナメントで飾り付けられたクリスマスツリー。
オシャレなクリスマスツリーに仕上がっています。
飾り付けにもセンスがありますね。

こちらはクリスマスカラーの赤で飾り付けられています。
ツリーの足元に置かれたプレゼントやクリスマスリースも赤で統一されています。

さらに相性の良い色同士、組み合わせることもできますよ。

こちらは赤と白のオーナメントで飾り付けられたクリスマスツリー。
まったく違う色ですが、統一感があってステキです。
基本クリスマスカラーの色で飾り付けるとうまくいきます。

ゴージャス!
白と金のオーナメントで飾り付けられたクリスマスツリーです。
びっしりオーナメントが飾り付けてあって、ステキですね。

ここでオーナメントを飾り付けるためのポイント!

・サイズの大きなオーナメントから、均等に飾る。
・同じオーナメントはくっつけないで、バラバラに飾りましょう。
・クリスマスツリーから何度か離れ、全体を見てバランスを取ります。

種類や材質を統一する

色だけでなく、オーナメントの種類や材質を統一するとクリスマスツリーの飾り付けがまとまります。

クリスマスカラーのボールをふんだんに飾り付けたクリスマスツリー。
ライトとクリスマスボールと少しのチェーンだけで、こんなにステキに仕上がります。

赤いリボンで統一したクリスマスツリー
キュートでステキな飾り付けになっています。
女子会のクリスマスパーティーにいいですね。

こちらは上級者向けの飾り付け。
ホワイトツリーにおもちゃ系のオーナメントを飾っています。
ポップな感じでステキです。

バランスよく飾る

オーナメントの種類やサイズ、色を全体的にバランスよく飾り付けます。
このように飾り付けると失敗も少なく、きれいに仕上がります。

クリスマスツリーは上に行くほど葉も枝も細くなってくるので、上から下まで同じサイズのオーナメントを飾り付けるとバランスが悪くなります。
そこでオーナメントは下には大きいサイズ、上には小さいサイズを付けるようにします。
これだけでバランスがグッとよくなります。

クリスマスツリーを飾り終えたら、ツリーのスタンド部分を覆う「クリスマスツリースカート」を付けます。
刺繍が入ったステキなものから、雪をイメージした白い布までいろんな種類があります。

クリスマスツリーのトップにはキリストの誕生を導いたとされる星を飾ります。
これでクリスマスツリーの飾り付けは終了となります。

国によってはクリスマスツリーのトップに天使を飾るところもあります。
イギリスでは「クリスマス・エンジェル」と呼ばれ、キリストの誕生を告げた天使です。

クリスマスツリーで賑やかなクリスマスに。

いかがでしたか。
クリスマスツリーは、組み立て方、飾りつけで、さまざまな見せ方ができます。
1年に一度のクリスマスを盛り上げるには、まずは雰囲気作りが大切です。
おしゃれなクリスマスツリーで、賑やかなクリスマスを迎えましょう。

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