【生活の豆知識】洗濯機のドライって実のところ何なのでしょうか?
2015/12/26
陸奥雅人
洗濯物を洗う時に洗濯表示をきちんと確認していますか?洗濯表示の中にドライの表示ががあると洗濯機で洗うのを諦めてしまっていませんか?ですが、ドライの表示があっても自宅の洗濯機で洗うことができる衣類もあるのです。洗濯機のドライコースの洗い方を紹介します。
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洗濯機の洗い方の中にあるドライコース。
ドライコースというと普通の洗濯物を洗う時は使う方は少ないかと思います。
洗濯機では洗わない方が良い洗濯物ものもあります。
洗濯表示にドライのマークが付いているニットなどの衣類がそうなのです。
しかし、そこで諦めてしまってはいけません。
洗濯機では洗わない方が良い衣類もドライコースを選択すると洗濯機でも洗うことができるのです。
このようにドライコースははとても便利なのです。
衣類の洗濯表示にドライとあると洗濯機で洗えないと思いがちです。
ですが、中にはドライと表示されてあっても洗濯機で洗える衣類もあるのです。
通常の衣類は洗濯機で洗っても縮みなどが起きませんよね。
しかし、ニット製品や特殊な生地で作られている衣類は洗濯機で洗うと縮む可能性があります。
ドライコースは洗濯機の普通コースで洗うより生地を傷めないように洗濯ができます。
繊細な生地もドライコースだと洗濯ができるのです。
ドライと洗濯表示がある衣類は普通に洗濯機で洗うと衣類の形状が変わる可能性があります。
手洗いに近いような優しく洗うことが必要なのです。
洗濯機のドライコースで洗うと洗濯機でも優しく洗ってくれます。
ドライコースの洗い方は手洗いのようなイメージなのです。
水流が強いと衣類は傷みやすくなります。
ドライマークの洗濯表示がある衣類は特に洗濯機の水流の影響を受けやすいのです。
洗濯機のドライコースで洗濯をすると水流が弱いので、衣類を優しく洗えます。
水流が弱いと汚れは落ちにくくなってしまいますが、衣類を守って洗濯することができるのです。
脱水も高速で洗濯機が回転衣類を傷めることになります。
洗濯機のドライコースは脱水時間が短いことも特徴です。
まずは衣類の洗濯表示を確認します。
ドライマークがあるものでも洗濯機で洗えるものと、洗えないものがあるからです。
ドライマークで更に洗濯機の表示がある時に初めて洗濯機で洗うことができます。
洗濯機の表示のない衣類は洗濯機では洗うことができないので、やめた方がいいです。
ドライマークの中にはセキユ系と表示されているものがあります。
セキユ系と表示されている衣類は水に弱い性質を持っているので、洗濯機では洗えません。
クリーニング店に持っていくようにしましょう。
ドライマークの衣類を洗濯機で洗う場合には、おしゃれ着洗いと呼ばれる中性の洗剤を用意する必要があります。
ドライマークも洗えると洗剤には表記してあるのでわかりやすいかと思います。
中性のおしゃれ着洗い以外の洗剤を使ってしまうと衣類が縮んだりするので使ってはいけません。
また、おしゃれ着専用の洗剤は汚れが落ちにくいドライコースでも汚れを落とす効果もあるのです。
洗濯機で衣類を洗う時にネットに入れていますか?
普段の洗濯ならネットに入れなくても大丈夫ですが、ドライマークのついた衣類を洗濯機で洗う時はネットに入れた方が安心できます。
洗濯機の水量は洗濯物の量によって違うのはドライコースも同じです。
ドライコースを選択してスタートボタンを押します。
水量が表示されますので、その分の洗剤を投入します。
衣類をネットに入れたら、洗濯機のドライコースを選択してスタートさせます。
ドライコースも脱水までしてくれます。
洗濯が終了したらシワ防止のために早めに洗濯機から衣類を取り出すようにしましょう。
洗濯機のドライコースで洗ったことがある方の疑問で多いものが洗濯物がきちんと洗えているのか?汚れは落ちているのか?
ということではないでしょうか?
洗濯機ドライコースで洗うと、あまり洗濯機が動いている様子がないからです。
そして洗濯物が沈んでおらず、水の上に浮かんでいることもあります。
これでは心配になりますよね…?
洗濯機のドライコースは通常の洗濯コースよりも弱く汚れは落ちているのか心配になりますが、大丈夫です。
強く洗うと生地を傷めてしまうので、強くは洗えませんが汚れは落ちるのです。
ドライマークのついた衣類を洗う時は普通の衣類を洗う時より注意が必要です。
どんな点に気を付けると良いのでしょうか?
・ファスナーやボタンがある服は閉じて洗う
・シミが気になる部分は洗剤をつけておく
・ビーズなど取れそうな装飾がついている衣類は裏返して洗う
洗濯機のドライコースの使い方を紹介しました。
多くの洗濯機にあるドライコース。ドライマークのついた衣類を自宅の洗濯機でも洗えることができるのです。
ドライコースで衣類を洗うと通常の洗濯より優しく水流も弱めになります。
汚れが取れにくい心配もあるでしょうが、専用の洗剤を使うとしっかり落とすことができます。
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