【植物博士になろう】8月に見られる植物をご紹介しちゃいます!
2015/11/10
陸奥雅人
2016/04/18 更新
大切に育てている植物がいますか?毎日お水をあげたり、話しかけたり?!そんな植物たちを増やしてみませんか?今まで植物を増やした事がないという方も、増やし方を知っているけどやった事がない方もトライしてみませんか?以外と簡単に増やし方をご紹介します!
わかっているようでわかっていない?!植物の増やし方を復習します。
あなたのうちでは植物を育てていますか?成長しすぎて困ってしまう、部屋に対して大きくなりすぎてしまった、という方はいませんか。また、もっと植物を増やしたい!という方もいるかもしれません。そんな方のために植物の増やし方を説明していきたいと思います。
植物の増やし方の代表的な方法、挿し木について説明します。
植物の増やし方1 挿し木とは
増やし方でもっとも行いやすい方法です。種で増やしにくい品種や、ハーブ・観葉植物などを増やすのに良く利用されます。土の他に水に挿す水挿し、葉を挿して増やす葉挿し、茎挿しなどがあります。
植物の増やし方1 挿し木の方法
1)なるべく今年、芽吹いた新芽の部分を、5cn程度、カッターやはさみなどで斜めにカットする。
2)カットしたものを水揚げさせるために、1時間ほど水につけておいておく。
3)挿し木(芽)用の土が売られていますので、その用土に、挿していくのが良いでしょう。
4)挿し終わりましたら、十分に、水をかけてください。
植物の挿し木を行う時の注意
挿し木用の土を使用する時は、使用したことがある古い土ではなく、購入したばかりの新しい土を使用した方がいいようです。植物を挿した後は直射日光を避け、風などで、挿した茎が、ぐらつかないような場所に置いてください。
植物の増やし方の代表的な方法 挿し芽について説明します。
植物の増やし方2 挿し芽とは
植物の樹木に対して「挿し木」草花に対して「挿し芽」と言います。一般的に、樹木よりも草花の挿し芽の方が簡単なようです。増やし方を復習していきましょう。
植物の増やし方の一つ挿し芽で必要なものは挿し穂です。挿し穂とは、挿し芽に使う茎のこと。元気な茎を選んで切ります。
植物の増やし方2 挿し芽の方法
1) 挿し穂を取る。
2) 花と蕾、新芽を取り除く。下葉を取り、上の葉を2~4枚ほど残す。
3) 節の下5ミリくらいの所を、よく切れるカッターやナイフでスパッと切る。
※ 切り口は、良く切れるカッターなどで、スパッと切る。
※ 節の下から発根しやすいので、節の下で切る。
4) 挿し穂を挿す土に、たっぷり水やりしておく。
5) 細い棒を土に差し込み、3センチほど深さの穴をあける。
6) 挿し穂を穴に丁寧に挿す。
7) やさしく水やりをして、土になじませる。
8) ビニールをかぶせる。
挿し木のポイント
1.枝の調整に気を使う。
それぞれの植物にはさし木にするのに適した長さがあります。長すぎると水分の蒸発が多すぎてしまったり、短くても上手く発根しないこともあります。バランスよい長さにするということが大事なようです。
2.水を切らさない(湿度を保つ)。
3.直射日光にさらさない.
保湿のために、植物を植えたプランターの上にビニール袋を上にかけておくといいようです。
植物を挿した後は半日陰に置いて水をきらさないように管理してください。3~4週間くらいで、新芽が出てくるはずです。一ヶ月後に植え替えてください。
植物の増やし方の代表的な方法、取り木について説明します。
植物の増やし方3 取り木とは
植物の枝や茎の一部を、人為的に傷付けたり、土中に埋めるなどして、その付近から新しい根を発生させる増やし方です。十分に根が出たら切り離し、苗として独立させます。
カエデ類やシャクナゲ、マツ類などのように、挿し木や接ぎ木だと失敗しやすい植物でも、取り木なら可能なことが多いそう。取り木の欠点は、一度に大量の苗を作れない、発根するまで2~5ヵ月ほどかかる、という点です。
植物の増やし方 取り木の種類と時期
植物の取り木の種類には「高取り法」「圧条法」「盛土法」などがあります。一般的には成長期間の前半頃の2〜6月に行うのが良いようです。
環状剥皮とは
取り木で発根させる部分の植物の表皮を切り取る行為の事です。発根させたい部分を清潔なナイフで縦に2〜3cm切り込みをいれます。切り込みから1周分の外皮をきれいにはがします(環状剥皮)。
植物の増やし方取り木 高取り法
植物の増やし方取り木 高取り法
1. 水苔を1〜2時間水に浸し、手でほぐしながら長い繊維を集めます。
2. 環状剥皮した部分に水苔を団子状に巻きつけ、厚みにムラが出ないように調節します。
3. 水苔の乾燥を防ぐため、さらに上から透明なビニール(袋)を巻きつけます。
4. 湿度を保つためビニールの上下をヒモでしっかり縛ります。
5. 十分な発根が確認できたら親株から切り離します。
6. ビニールを外し、水苔を軽く取って植え付けます。
植物の増やし方取り木 盛土法
発根容易な植物はこのように曲げ養分の流れを困難にすると発根するそうです。環状剥離法が使えないような細い茎には良いかもしれません。
こんな便利グッズに頼るのもいいかもしれません。初心者で増やし方があまりわからない方もおすすめします。
植物の増やし方 便利グッズ
挿し木の発根促進剤 植物成長調整剤です。挿し穂の切り口を水に付けて粉末をまぶし、挿し木の床に挿します。挿し木の発根促進や、発生根数の増加が期待できます。
植物の増やし方 便利グッズ
発根促進剤です。植物の発根が促進されることで、挿木、挿苗の活着率が良くなります。挿し穂の切り口を水に付けて粉末をまぶし、挿し木の床に挿します。
増やし方が簡単な植物
サボテンなんかはかけらを土の上にいておくだけで根が出で増やすことができます。初心者さんはサボテンなどの多肉植物から試しにトライしてみるのも良いかもしれません。
植物の増やし方、いかがでしたか?増やし方の復習できましたか?難しそう、、と感じていた方もこれを読めばできるかもしれないと思ったはずです!さあ、どんどんあなたのお気に入りの植物を増やしてお友達などにプレゼントしてみてはいかがですか?
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