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種類の豊富さと涼しげな姿が人気☆観葉植物ポリシャスを育てよう

大型観葉植物としてはもちろん、鉢植えの小型観葉植物や水耕栽培のハイドロカルチャーとしても人気の観葉植物ポリシャス。小さな葉が密に茂る涼しげな姿が魅力的です。種類が豊富なので、好みや置き場所に応じて選べます。今回は観葉植物ポリシャスをご紹介します。

観葉植物ポリシャスとは

ポリシャスは東南アジアやポリネシア、オーストラリアなどに分布する観葉植物です。
約80種類あり、低木から高木までさまざまです。
原産地では2~8mと大きく育ち、独特の香りがあるんですよ。

ポリシャスは「ポリスキアス」と呼ばれることもあり、葉がたくさん茂ることからギリシア語のポリ(多い)とスキアス(影)から取られたそうです。

観葉植物ポリシャスの花言葉は?

ポリシャスの花言葉は「大切な思い出」です。

ポリシャスは種類が豊富で、葉がたくさん茂ります。
十分な光があれば葉が生い茂るため、室内のちょっとした目隠しとして使えます。

観葉植物ポリシャスと風水

風水的に、ポリシャスのような葉が密生している観葉植物を東北に置くと厄除け・悪い気を浄化すると言われています。
また、葉が丸い観葉植物を北西に置くと良いとされています。

観葉植物ポリシャスの種類

種類が豊富なことで知られているポリシャス。
初心者でも育てやすい観葉植物として人気です。

ポリシャス・バルフォリアナ「マルギナータ」

丸葉に白または黄色の覆輪斑と白の斑点が不規則に入るポリシャスです。
8メートルぐらいまで生長する中高木です。

ポリシャス・バルフォリアナ「ペノッキー」

あまり出回っていません。珍しいポリシャスの品種になります。
葉に黄白色の斑が主脈や主側脈に入る観葉植物です。

ポリシャス・バルフォリアナ「ファビアン」

観葉植物ポリシャスの中でも人気の「ファビアン」
真ん丸の葉はフリスビーに似ていて、少し茶色がかっています。

ポリシャス・フィリキフォリア

葉が細かく分かれているポリシャスの種類です。
シダのように下垂れする姿が美しく、人気の高い観葉植物です。

ポリシャス・フィリキフォリア「ゴールデン・プリンス」

葉が細かく分かれ、新葉が黄色になるポリシャスです。
こちらもシダのように枝が下垂れして美しい観葉植物です。

ポリシャス・フルティコサ

葉が細かく分かれるポリシャスの種類です。
葉がたくさん茂る姿がどこか涼しげな観葉植物です。
香りもほんのりあり、視覚・聴覚と楽しめますよ。

ポリシャス・フルティコサ「エレガンス」

ポリシャス・フルティコサを小型化した品種で、革のように固い葉を持つ観葉植物です。
「タイワンモミジ」という和名のように、少し紅葉の雰囲気がありますね。

一口に「ポリシャス」と言っても、いろんな種類があるんですね。
次は観葉植物ポリシャスの育て方をご紹介します。

観葉植物ポリシャスの育て方

栽培環境

もともと明るい日陰から直射日光を好む観葉植物ですが、日陰でも栽培できます。
ただ長期間日陰だと株が弱くなったり、葉の色が悪くなったりします。
少しでも日光が当たる場所に置いてあげましょう。

室内のあまり光の当たらない場所にポリシャスを置いている場合は、時々ベランダなどで日光浴させてくださいね。丈夫な株に生長しますよ。
日陰からいきなり直射日光が当たる場所に移すと、葉が焼けてしまうことがあるので注意してください。

ポリシャスは寒さに弱い観葉植物で、冬は10℃以上の気温が必要です。
馴れれば7~8℃程度まで耐えますが、気温が低いと葉を落として生育が止まります。
ベランダや屋外で育てているポリシャスは冬場、室内の日当たりのよい場所に移すといいでしょう。

寒さでポリシャスの葉が落ちてしまっても、春になって暖かくなると新芽を出すことがあります。
あきらめずに、水やりなど世話をしてあげてくださいね。

水やり

ポリシャスは水切れに弱く、ある程度の多湿を好む観葉植物です。
土の表面が乾きかけたら、たっぷりと水を与えましょう。
生育期である春から秋は枝も葉もよく伸びるので、水切れは厳禁です。

用土

観葉植物ポリシャスには、水はけの良い肥沃な土が適しています。
赤玉土6:腐葉土2:川砂2などの割合で混ぜた土を使います。

肥料

ポリシャスの生育期間中は肥料がたくさん必要です。
5~9月の間は1ヶ月に1回、緩効性化成肥料を置き肥しましょう。

手入れ

5月~6月になったら、背丈が高くなってバランスが悪くなったポリシャスの枝を切り戻しましょう。
枝葉がよく伸びるので、短めに切り戻しても大丈夫ですよ。
観葉植物の株全体を見ながら、好みの高さに切ります。

枝が混み合うと風通しが悪くなるので、茂りすぎた場合は枝を抜くように切り詰めます。
切り落とした枝はさし木に利用できますよ。

植え替え

ポリシャスは生育が旺盛です。そのためすぐに根詰まりを起こすので、できれば毎年、少なくても2年に一度植え替えをします。
鉢から抜いた株は周りの土を少し落とし、古い根や長く伸びすぎた根を切り詰めて、新しい用土で植え替えます。
作業の適期は5~6月です。

ちなみにポリシャスが根詰まりを起こしていると、水をやってもなかなか土に染み込まなかったり、下の方から葉が黄色くなって落ちてきたりします。

害虫

高温乾燥期はポリシャスにハダニが発生する可能性があります。
見つけ次第、殺ダニ剤を散布して駆除しましょう。
霧吹きなどで観葉植物に葉水し、空気中の湿度を高く保つことでハダニの発生を予防することができます。

観葉植物ポリシャス まとめ

いかがでしたか?
観葉植物ポリシャスが種類が豊富で、選ぶ楽しさがあります。
育てやすい観葉植物なので初心者でも安心ですよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
Have a nice day!

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