お世話が簡単!種類が豊富!寄せ植えにも☆花つき多肉植物のまとめ
2015/10/26
az2az
ハマミズナ科の多肉植物のうち、観賞用に栽培されるものの通称である「メセン」 キレイな色の花を咲かせるものが多く、お部屋のグリーンインテリアとして人気です。種類がたいへん多く、株の形状も様々。特に夏型のメセンは育てやすいです。今回は多肉植物メセンをご紹介します。
メセンはハマミズナ科の植物全体の総称で、アフリカ南部を原産地とする多肉植物です。
種類によって一年草と多年草があり、きれいな花を咲かせるものが多いです。
メセンは非常に種類が多い多肉植物ですが栽培上、大きく「冬生育型」と「夏生育型」に分けられます。
ちなみにメセンは漢字で「女仙」と書きますが、これは「仙人掌」と書かれるサボテンが男性的なのに対して、メセンはすべすべした肌で女性的なところから、「女性的な仙人掌に似た植物」という意味で「女仙」とつけられたそうですよ。
それでは、多肉植物メセンを「冬生育型」と「夏生育型」に分けてご紹介しますね。
冬生育型メセンは10月から5月の低温期に生育し、梅雨の明ける6月ごろから9月の高温期には休眠します。
丸みを帯びた葉が対になって展開し、その中に新しい葉が伸びてくる多肉植物。
タネで増えるメセンです。
夏場の休眠中はハダニに注意が必要です。黄色やオレンジの花を咲かせます。
こん棒状の葉の先は半透明で、光に透けると美しい多肉植物です。
株は幅20cm程度に育ちます。白い花が咲きますが、黄色の花が咲くものは「五十鈴玉」と呼ばれています。
メセンの仲間としては原始的とも言える多肉植物です。
小石のような質感の硬い葉と黄色い花が特徴的なカワイイメセンです。
灌木状の幹から枝を伸ばすメセンです。
クリーム色の花を咲かせます。
夏には落葉して幹だけで休眠する多肉植物です。
主にタネから育てられるため、白や紅色、ピンクなどさまざまな色の花を咲かせる多肉植物です。
このメセンの株の幅は5cm程度です。
アイスプラントとも呼ばれるメセンの仲間です。
塩味がする新しい野菜としても流通しています。
一年草なので生育はとても早いです。
冬生育型メセンの育て方をご紹介します。
霜に当たっても大丈夫なメセンもありますが、株が傷むこともあるので、できれば厳寒期には室内に移したり、防寒をしたりした方がよいでしょう。
メセンは元気に育つために明るい光が必要な多肉植物です。
8~25℃前後がメセンの生育温度ですが、冬場の日中は室温が35℃ぐらいまで上がっても大丈夫です。
気温が上がって休眠する梅雨明けから夏場は、風通しのよい日陰で断水して休眠させます。
6月から9月ごろの夏期休眠期は完全に断水し、乾燥させてメセンを夏越しをさせます。
秋、最低気温が20℃を下回るようになると新芽が動き始めるので、徐々に水を与え、その後の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
多肉植物メセンに肥料はなくてもいいですが、あった方が大きくなるとされています。
肥料は少量で十分です。秋から春にかけての生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を少量施すとよいでしょう。
次は夏生育型のメセンです。
主に生育期は4月から10月の温暖な時期で、10℃を下回る11月から3月ごろには低温休眠します。
冬育成型メセンに比べて、育てやすい多肉植物です。
太い低木状の幹から短い葉を展開させる多肉植物です。
このメセンは高さ15cm程度まで育ち、紫色の花を咲かせます。
寒さに強いメセンで、乾燥した環境では−10℃程度まで耐えられるんですよ。
このメセンの茎は分かれながら伸びていき、ほふくまたは下に垂れます。
夏の間、赤紫色の花を咲かせます。
土の湿度をうまく管理できるなら、一年中屋外で育てることができる多肉植物です。
株の姿は冬生育型メセンの「群玉」とよく似ていますが、群玉は白い花を咲かせるのに対し、光玉はピンク色の花を咲かせ、花茎も伸びません。
酷暑の時期は日陰で管理するとよい多肉植物です。
花壇によく植えられているメセンです。
茎は伸びてほふくし、その先に赤紫色の花を咲かせます。
この多肉植物は乾燥しがちな場所でも茎を伸ばし、花を咲かせます。
枝分かれをしながら、高さ40cm程度の低木状に育つメセンです。
茎の先端に赤橙色の花を咲かせます。
摘心をすると、低い位置から分枝して形よく育つ多肉植物です。
三角錐の形をした短い葉が展開して群生する多肉植物です。
このメセンは午後3時ごろに黄色い花を咲かせるため、「三時草」の名前でも流通しています。
夏育成型メセンの育て方をご紹介します。
夏生育型の多肉植物として栽培します。
霜に当たっても大丈夫なメセンがある一方、寒さに弱いメセンもあります。それぞれの種類の耐寒性を考えて育てましょう。
耐寒性がどちらかわからない場合は、とりあえず室内に移すか防寒してあげるとよいでしょう。
メセンは元気に育つには夏場に明るい光が必要な多肉植物です。
けれども、高温多湿に弱い種類は風通しをよくし、遮光をして涼しい環境を作ってあげるこが大切です。
10月から3月ごろの低温期には、夏生育型メセンは休眠するので断水して冬越しさせます。
この多肉植物は乾燥させることにより樹液が濃くなると、より低温に耐えられるようになります。
春に新芽が動き始めたら徐々に水を与え、その後の生育期は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えるようにします。
多肉植物メセンに肥料はなくてもいいですが、あった方が大きくなるとされています。
肥料は少量で十分です。春から秋にかけての生育期に、緩効性化成肥料か液体肥料を少量施すとよいでしょう
いかがでしたか。
オシャレで種類も豊富な多肉植物メセン。ちょっとお部屋にほしくなっちゃいましたね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
Have a nice day!
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