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あなたは大丈夫?今さら聞けないお正月に飾ったしめ飾りの処分方法。

お正月に玄関にしめ飾りは飾りましたか?玄関に飾ったしめ飾りはいつはずしましたか?はずしたしめ飾りはどのように処分しましたか?知っているようですが、改めて質問されると「どうだったっけ?」と意外と悩むしめ飾りの処分方法を調べました。

お正月にしめ飾りを飾りましたか?

お正月にしめ飾りは飾りましたか?
お正月に関する縁起物だというのはわかっていても、しめ飾りを飾る理由については実はよく知らないという方は案外多いのではないでしょうか。

神社を訪れるとしめ縄をご覧になったことはありますか?
しめ縄は神聖な場所との境界を区別するために使用します。

しめ縄に縁起の良い飾りを付けたものをしめ飾りと呼ぶようです。

しめ縄は、神様が宿るとされる場所に飾ります。

神社や神木、水源など神様が宿っているといわれる場所に不浄なものや災いをもたらすものが入り込まないように結界を張る意味で飾る場合もあります。

では、お正月にしめ飾りを飾る理由はどんな理由があるのでしょう。

しめ飾りを飾る理由は、しめ縄のように家に年神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所であることを示すために始まったといわれています。

玄関だけでなく、台所やトイレなどの水回りや、厄除けの意味を込めて自家用車やバイクにしめ飾りを飾る方も増えています。

しめ飾りはいつ飾るのがいいのか知っていますか?

本来は12月13日のすす払いが終わり、年神様をお迎えするのにふさわしい場になってからしめ飾りを飾っていました。

現在はクリスマスが過ぎた25日以降にしめ飾りを飾り始める方が多いようです。

なお、29日は「二重苦」「苦」に通じて縁起が悪く、31日も一夜飾りとなるため避ける風習があります。

しめ飾りをいつ外すかご存知ですか?

しめ縄やしめ飾りは、松の内が終わる頃に外し、処分します。

松の内というのは、正月の松飾りのある間をさし、主に元旦から7日か15日までを指します。
地域によっても微妙に違うようです。

しめ飾りを来年また使うということは、新しい年に年神様をお迎えするものなので避けたほうが良いと思います。

しめ飾りの処分は、燃やすごみの日などほかのごみと一緒に捨てるということも避けたい行為です。

ではどのように処分すればいいのでしょう。

しめ飾りの処分方法1 どんと焼きにしめ飾りを出す。

はずしたしめ飾りは〝どんど焼き〟に出して処分するのが一般的です。

地域によっては呼び方が微妙にちがいますが、しめ飾りやお札、熊手、書初めなどをやぐらを組んで炎で燃やしお餅などを焼いて食べると無病息災になるという行事です。

しめ飾りの飾りによっては処分できないものもありますので、参加する場合は諸注意を確認してしめ飾りの処分をしましょう。

どんど焼きは神社で行うことがあるのですが、地域の自治体や子ども会、老人会などの団体が主催し行う場合もあります。

しめ縄やしめ飾りは、地域のどんと焼きで処分することがいいようです。

どんど焼きに出す際には、プラスチックやビニール部分を外したり、燃えないものを外したりと決まりがあるものも多いので諸注意を守りしめ縄やしめ飾りを処分しましょう。

処分がわからない場合は自分で判断せずに問い合わせることが大切です。

地域のお知らせなどで告知される事が多いのですがお住いの自治体に問い合わせてもいいですね。

縁起物でも人形などの処分は断られる場合もあります。
しめ縄やしめ飾りの処分も飾りものを外さなければいけない場合もあります。

例え子ども会や自治体が主催で行うどんど焼きも、お正月の行事であり、ごみを処分するイベントではではないので、注意して参加しましょう。

どんど焼きは小正月の行事で1月15日に行われる事が多いです。
しかし、最近は1月15日前後の土日に行うようです。
またどんど焼きで処分できないしめ縄やしめ飾りの飾りもあるようなので確認は大事です。

しめ飾りの処分方法2 神社で焚き上げをお願いする。

とはいえ、どんど焼きが近所では行われなかったり、仕事でどんど焼きへ参加できなかったり、遠方すぎていけな買った場合は、しめ飾りの処分はどうしましょう。

神社に焚き上げをお願いしてみる方法があります。
これは神社にもよるのですが、一定の期間にまとめてしめ縄やしめ飾りなどを古札納所に納める場合などあります。

しめ飾りの処分方法については神社にお問い合わせしてみてもいいですね。

神社によっては、しめ縄やしめ飾りを一切お断りされたり、神社以外で購入したしめ縄やしめ飾りは処分をお断りされたりとかもあるようです。
神社へもっていって行く場合は自分で判断せずにしめ縄やしめ飾りの処分について直接確認するほうが良いと思います。

どんど焼きも行けないし、神社でも処分できなかった場合は

神様との関わりがあるしめ縄なので、しめ飾りの処分方法も考えて処分したいものです。
しかし、色々な事情でどんど焼きでも神社でもしめ飾りを処分できない場合もあります。

物体として考えれば燃やすごみに分類されます。
そんな時は、せめて紙に包んだり、他のゴミとは区別するなどした方が気分的にもすっきりと処分できます。

おしゃれなフラワーアレンジメントの要素が強いしめ飾りも、そのまま来年使いまわす方もいらっしゃるのですが、飾りの部分だけ外ししめ縄の部分だけ処分するという方法をとられると新しい年をすっきり迎えられそうですね。

しめ飾りの処分も日本行事なんです。

しめ縄やしめ飾りを飾る事も、処分する事も日本に古くからある行事です。
しめ飾りの処分をするときにしめ縄やしめ飾りの由来や意味合いを考えるきっかけにし、日本の文化として正しく受け継いでいきたいですね。

しめ飾りを処分する場合は、ごみとしてではなく、しめ飾りを処分する事も行事なんだという意識で行いたいですね。

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