2016/12/11
niji-iro-rainbow
あなたは洗濯機掃除やメンテナンスをしていますか?酸素系漂白剤が効果的だと聞くけど、やり方がよくわからない人も多いですよね。そこで、洗濯機のタイプ別に酸素系漂白剤を使用した洗濯機掃除や日常のメンテナンスの方法についてまとめてみました。
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私たちの衣類をきれいにしてくれる洗濯機。
でも、その洗濯機が汚れていれば、洗った衣類も汚れやばい菌だらけになってしまいます。
それでは、洗濯機掃除や日常のメンテナンスはどのようにすればいいのでしょうか?
<洗濯機掃除①>
洗剤投入ケースは取り外して水で洗います。
石鹸カスや水垢が付いていることが多いので、歯ブラシなどでこするときれいになります。
はめ口も汚れているので、固く絞った布で拭いておきます。
<洗濯機掃除②>
毎日取り外して清掃するのが理想ですが、現実的には面倒ですね。
出来れば、3日に一度は点検、掃除してください。
こまめに掃除すると、「衣類に糸くずが付く」、「排水口がつまる」などのトラブルがなくなります。
<洗濯機掃除③>
乾燥フィルターは乾燥運転の度に、または「フィルター点検」の表示が出たら清掃してください。
かならず、水が残ってないことを確認してから行ってください。
ここが目詰りしてると衣類の乾燥に時間がかかったり、乾燥ムラが出たりしるので、こまめな掃除をお勧めします。
<洗濯機掃除④>
「給水に時間がかかる」という不具合は、給水フィルターのつまりが原因のことも。
給水ホースを外す時は必ず給水栓を閉めて、電源を入れて空でスタートさせてからホース内の水の圧力を開放して下さい。(圧力が抜けたら電源をお切りください)
いきなり給水ホースを外すとホース内の水が噴出するので注意が必要です。
ホースはネジ式ですので、回して取り外してください。
フィルターにゴミ等があれば取り除いてください。
<洗濯機掃除⑤>
ドラム式には排水のフィルターがあり、縦型のタイプにもある機種があります。
洗濯槽内に水が残ってないことを確認してから行ってください。
残水がある場合もありますので、床が濡れないようにバケツなどを用意してください。
排水フィルターに糸くずが詰まってしまうと、排水不良のためエラー表示が出てしまうことがあります。できるだけ、毎回点検するようにしましょう。
<洗濯機掃除⑥>
洗濯機の外側と操作パネルは、固く絞ったやわらかい布で拭き掃除します。
取れない汚れがある場合は、家庭用合成洗剤を薄めて拭き取ってから、水拭きし、最後に乾拭きします。
フタなどの凸凹部に溜まったホコリは、掃除機で吸い取ってから固く絞った布で拭き掃除します。
フタの裏側も案外汚れています。パッキンには洗剤カスや汚れが溜まりやすいので、固く絞った布で拭いたり、歯ブラシを使って掃除するときれいになります。
※コンセントから電源プラグを抜き、蛇口の栓をきちんと閉めてから作業してください。
洗濯槽の掃除には専用のクリーナーが必要と思っていませんか?
実は専用クリーナーといっても、酸素系漂白剤に界面活性剤が配合されているだけのものもあります。
わざわざ、専用クリーナーを買う必要はありません。
衣類や食器などの漂白、お掃除などの多用途に使える酸素系漂白剤で、洗濯機掃除をしましょう!!
① 洗濯槽の掃除に必要な酸素系漂白剤は、水10Lあたり100gです。
50Lの洗濯機でしたら、500gの酸素系漂白剤をなるべく40~50℃のお湯で溶かします。
② 溶かした酸素系漂白剤を洗濯槽に投入し、40℃以上のお湯を高水位まで入れます。
お風呂の残り湯を使うと経済的です。
必ず水位いっぱいまでお湯を入れてください。
③ 酸素系漂白剤を入れた後、洗濯機の設定を標準コースの「洗い」のみにして、槽内の様子を見ながら約3~5分撹拌します。
この作業を1、2回繰り返してください。
洗濯槽内の糸くずフィルターは外しておきましょう。
④ 酸素系漂白剤を浸透させるために、このまま一晩放置します。
翌朝、また「洗い」で洗濯機を回しながら、浮いてくるカビや汚れを網ですくい取ります。
これらの汚れが浮いてこなくなるまで「洗い」を続けます。
最後に、排水し「脱水」します。
排水した後に洗濯層の底に汚れなどが溜まっていることがあります。
その場合は、ティシュペーパーなどでふき取ってください。
⑤ 仕上げに、きれいな水を高水位まで入れ、「洗い」→「すすぎ」→「脱水」をして酸素系漂白剤を使った洗濯機掃除は完了です。
酸素系漂白剤を使用した洗濯機のカビ掃除の様子
酸素系漂白剤をしようした洗濯機掃除の動画です。
これを見ていると、自分の家の洗濯機も心配になってきてしまいます・・・。
① ドラム内が空なことを確認してから、「つけおきコース」を選び、「洗い」のみに設定すします。
水量は最低水位を選んでください。
② ドアを開けてもこぼれないギリギリの量まで、熱めのお湯(50℃くらいまで)を入れます。
③ 酸素系漂白剤を洗濯槽に投入します。
酸素系漂白剤の量はお湯10Lあたり100gが目安です。汚れがヒドイ場合は酸素系漂白剤の量を増やしましょう。
④ 運転をスタートさせてから数分間は槽内の様子をよく観察しましょう。
【ドラム式洗濯機の泡消し機能について】
槽内の汚れがヒドイと酸素系漂白剤が反応して過剰に泡立ちます。泡が多すぎると「泡消し機能」が作動し、お湯が少量排出される場合があります。
泡消し機能が作動したときは、排水が終わるまで待ってから、一時停止してドアを開けます。
そして、浮いている汚れを網ですくい取り、減った分のお湯と酸素系漂白剤を足してから、運転を再開してください。
⑤ 洗濯機の回転が止まったらドアを開けて汚れを網ですくい取ります。その後、「すすぎ」→「脱水」をします。汚れがヒドイ場合は、この作業を繰り返してください。
⑥ 最後に、洗濯機の排水フィルターを取りはずし、フィルター溜まった汚れを掃除します。
これで、ドラム式洗濯機掃除は完了です。
洗濯機のふたは常に開けていた方が湿気がこもらず黒カビも生えにくいです。
ですが、小さいお子さんがいる家庭では、お子さんの事故防止のため、ドラム式洗濯機のふたは必ず閉めてください。
① 洗濯機の槽内が空なことを確認してから、熱めのお湯(50℃くらいまで)を高水位まで入れます。
② 酸素系漂白剤を洗濯槽に投入します。
酸素系漂白剤の量はお湯10Lあたり100gが目安です。汚れがヒドイ場合は酸素系漂白剤の量を増やしましょう。
③ このまま1~2時間放置します。
浸けおき時間が過ぎたら、再度3分間くらい攪拌します。汚れがとれて浮いてきたら網などですくい取りましょう。
④汚れた水を排水し、きれいな水を給水してすすきをします。水の汚れが気にならなくなるまで2回ほど繰り返します。
最後に排水して洗濯機掃除は完了です。
掃除が終わったら洗濯槽のフタを開けたままにして、湿気がこもらないようにしておくと、カビなどの発生を予防できます。
二槽式洗濯機の脱水槽は給水機能がないので、酸素系漂白剤で掃除するためにはバケツなどでお湯を入れる必要があります。
① 排水ホースの口を上向きにして水が流れ出ないように固定しておきます。
② 脱水槽にお湯(50℃くらいまで)を高水位まで溜めます。
③ お湯に酸素系漂白剤を投入し、長い棒などでかき回してよく溶かてから2~3時間浸けおきします。脱水槽は洗濯槽と違って回転数が早すぎるためお湯が飛びちる可能性があるので、絶対に回さないでください。
④ 浸けおきが終わったら、浮いてきた汚れを網などですくい取り、ホースの口を下ろして排水します。その後、脱水槽に残っている汚れをとるために1~2分ほど脱水槽を回します。
最後に、シャワーなどで軽く脱水槽の内部を洗い流しておくと良いでしょう。
掃除完了後は、脱水槽のフタを開けたままにして、湿気がこもらないようにしておきましょう。
こんな場合は酸素系漂白剤での脱水槽掃除はできません
●排水ホースが排水口に固定されている場合
お湯を入れてもすぐに排水されてしまうので脱水槽の掃除はできません。
●排水ホースが短い場合
脱水槽にためたお湯の水面より下にホースの先があると、お湯がホースの口からあふれてくるので、脱水槽の掃除ができません。
このような場合は無理に酸素系漂白剤を使った掃除をせずに、脱水槽のフタを常に開けておく、槽内に洗濯物を放置しないなどのカビ予防をするようにしましょう。
酸素系漂白剤で定期的に洗濯機掃除をすることも大切ですが、洗濯槽にカビを生えさせない毎日の習慣も重要です。
●洗濯機のフタはいつも開けたままにしておく。
●洗濯槽内に衣類をためておかない。
●洗濯して脱水が終わったら、すみやかに洗濯物を出す。
●槽内やフタの水滴は柔らかいタオルなどでふき取る。
●洗濯が終わった後、槽内に重曹を振りまいておく。
私たちが毎日の生活を気持ちよく送るためには、清潔な衣類は欠かせません。
酸素系漂白剤を使った定期的な洗濯機掃除と、洗濯槽にカビを生えさせない習慣で洗濯機と衣類を清潔に保ちましょう。
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