枯らさず長く楽しむサボテンの育て方。初心者が気をつけたいポイント
2016/03/25
shinya_7
2016/05/22 更新
自宅で植物を育ててみたい。雄大な自然に囲まれて暮らしたい。でも、育て方が難しいのは嫌だ!柱サボテンは、まさにそんなあなたのためにある植物です。手間いらずで手軽だけど実は奥が深い、柱サボテンの魅力と、育て方のコツをご紹介します。
これから柱サボテンを育てたい人、もう育てているけど育て方に悩んでいる人は必見!
西部劇を思わせる、雄大な姿が特徴の柱サボテン。ここでは柱サボテンの魅力を伝えるとともに、その育て方と注意点をお教えします。
自宅で植物を育てたい。
雄大な自然を感じたい。
育て方が難しいのは嫌。
柱サボテンは、まさにそんなあなたのためにあるようなものです。
他の観葉植物とは一味違った、とってもユニークな外見が特徴の柱サボテンは、育て方によっても形に違いが出てきます。
あっ!これ西部劇で見たことあるやつ!
弁慶柱(べんけいちゅう)と呼ばれるこの柱サボテン。有名ですが、気難しい性格なので、残念ながら自宅で育てるのは厳しいでしょう。でも豪快な外見はやっぱり魅力的ですね。
トゲのない品種を選べば、ネコちゃんも安心のインテリアになる柱サボテン。育て方が簡単なので、他の観葉植物よりも気軽に育て始められます。
手のひらの上にガーデン♪さらに育て方が簡単な、ミニサイズの柱サボテンもかわいらしいですよね!
育て方のコツは、出窓やベランダなど日当たりのいい場所でたくさんお日様に当ててあげてください。
砂漠の植物だから水いらず?そんなことはありません。
「柱サボテンは乾燥に強いから」なんてイメージが先行しすぎて、間違った育て方をしている人がいます。植物ですから、サボテンだって水が大好きなのです。
育て方の極意は「生育期」にアリ。
・春と秋(3月~6月、9月~11月)の育て方
生育期には、植木鉢の穴から染み出してくるくらい、たっぷり水をあげてください。
・冬と夏の育て方
休眠期には、土が完全に乾燥しない程度に、月2回くらいに抑えましょう。
植木鉢に穴が開いてない時は、とにかくたっぷりと水をあげてから、鉢を傾けて余分な水を捨ててください。必要な時にはたくさんの水をあげるのが、育て方のポイントです。
鉢を持ち上げて、その重さを覚えるようにします。表面上は土が乾いていても、内部に水がしっかりと残っていることがあります。重さを覚えることで、軽いから水をやる、重いからまだやらないと判断できるようになると失敗が減ります。
もしくは、割り箸を刺して濡れているかどうかで判断します。
柱サボテンを始め、多肉植物は水を蓄えるのが得意ですが、決して「水やりがいらない」なんてことはありません。正しい知識と育て方で、愛情を持って育ててくださいね♪
柱サボテンの育て方でも特に悩ましいのが「胴切り」です。
育て方に慣れない初心者には、胴体からバッサリ切るのはなんだか怖いですよね。というわけで、胴切りしたその後の写真をご紹介。
切り口から新たな命が誕生…!
根腐れしたり成長した柱サボテンには胴切りを行います。こちらは株の方ですが、切り取った上部は根元を殺菌したあと、風通しと日当たりのよい場所で乾燥させてください。
「育て方を間違えた」「失敗した、枯らしちゃうかも」そう思ってもすぐに諦めないで、胴切りにチャレンジしてみてください。その後の育て方次第で、柱サボテンはまだまだがんばれます!
柱サボテンの育て方を間違えた時に、起こり得るトラブルの例を挙げてみます。
ストンとまっすぐ伸びずに、一部分だけ細くヒョロヒョロとしてしまった柱サボテン。これは日照が不足した育て方による「徒長」です。サボテンにはたくさんの日光が必要です。
日照不足で徒長させてしまうと、その部分だけ細くなってしまいます。
手間のかからない観葉植物としてインテリアにも注目を集める柱サボテンですが、室外に出したり窓辺に置くなど、たくさんの日光を浴びる育て方をしてあげてくださいね♪
ニョキニョキとまっすぐ伸びていく姿が魅力の柱サボテン。でも室内で育てていると、大きくなりすぎて困ることも。この場合、どういう育て方をすればいいのでしょうか?
ほとんど手間いらずの柱サボテン!とはいっても、放置はいけません。適切な場所に置き、様子を見ながら水をあげて、正しい育て方をしてあげてください。
愛情のこもる育て方をすれば、柱サボテンは美しい見た目でちゃんと応えてくれます。
水をやりすぎていないか?鉢が小さくなっていないか?その柱サボテンに合った育て方を考えてみましょう。
簡単なようで奥が深い、柱サボテンの育て方。
グリーンによる癒やしと、部屋の中に出現する非日常のワクワク感。どうでしょう、柱サボテンの魅力を感じられましたか?
愛情を籠めればその分だけ、まっすぐに美しく伸びて応えてくれる柱サボテン。気づけばその愛おしさの虜になっているはず♪
ワイルドで男らしく、またある時にはかわいらしく、いろいろな姿で楽しませてくれる柱サボテン。その育て方をしっかりと学んで、あなたのおうちにも柱サボテンを連れてきませんか?
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