和風の家を建てたい人必見!和風住宅の外壁&外観参考画像一挙公開★
2017/04/20
AYAKA12321
2016/05/24 更新
外壁のリフォームは新築後10年が目安と言われています。しかし、外壁のリフォームでは失敗が多く、苦情件数が多いのも実情。外壁のリフォームで失敗しないために、失敗例から外壁リフォーム業者選びのコツなど外壁リフォームのイロハを学びます。
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外壁の塗装業者には悪徳業者も多い!
驚くべきことに、外壁をリフォームした人の中で「これは失敗だった」と感じている人は、かなりの数、いるようです。特に訪問販売業者のトラブル件数は年々増加傾向にあります。それは、外壁の塗装業者に悪徳業者が多いということを示しています。
外壁の業者に、なぜ悪徳業者が多いのでしょうか?
なぜこれほどまでに外壁の業者には悪徳業者が多いのかというと、やはり、消費者側の知識不足が原因と考えられます。外壁というのは専門性が高く、消費者側がしっかりとした知識を持っていないと、失敗、という結果に陥りやすいようです。
消費者はなぜ騙されるのでしょうか?
まず、実際に工事にかかる塗装費や塗料にも定価というものが存在しないことから、外壁のリフォームにかかる相場というものがわかりづらいということが挙げられます。そして、工法や塗料について詳しくない消費者が多いため、業者の言いなりになりがちであること。さらに、手抜き工事をしたとしても、問題が浮かび上がってくるのは数年後のため、失敗したこと自体に気づくのが遅れるという場合もあります。
消費者が専門知識を持ちえないことをいいことに、外壁の悪徳業者はのさばっていると考えてよいでしょう。
外壁の塗装業者の種類&中間マージンについて
私たち消費者が選べる外壁の塗装業者の種類は全部で5つあります。
①リフォーム会社
②営業会社
③工務店
④塗装屋
⑤塗装職人専門店
このうち、中間マージンが発生するのは上の①~③です。①~③のような業者は、自分たちが直接、工事をするわけではなく、下請けに頼むので、中間マージンが発生します。
ただし、下請けをはさむからといって必ずしも料金が高くなるかといえば一概に言えないようです。大切なのは、誰に工事を頼むのかということをしっかりと頭に入れておくことです。
営業マンに質問する項目
外壁のリフォームに失敗しないために、営業マンに質問するべき項目を挙げてみました。
・どんな会社なのか?
・実際に施工する職人は誰?
・塗装はどのぐらいの期間もつのか?
・塗装の方法
・料金&保証について
・実績について(施工事例)
中には営業マン=職人という会社もありますが、稀です。信頼できる営業マンに出会えることが一番大切です。
相見積もりの重要性
気に入った営業マンに会えたからといって、即決しないことが大切です。つい面倒くさくなってすぐに契約してしまいそうになる人もいると思いますが、外壁のリフォームにかかる費用は大金です。失敗しないためにも、複数の業者から相見積もりをとりましょう!
営業マンの甘い罠
外壁のリフォーム業者の営業マンにありがちな、消費者へ仕掛ける甘い罠事例を挙げておきます!
・「今すぐ工事しないと大変なことになりますよ!」→即決を迫る、いわば脅し。
・「今、契約してくれると、○○の工事費をサービスします」→必ず他の部分に上乗せされているはず。
・「今、モニター募集中なんです。モニターになってくれたら、100万円割引価格で工事を請け負います!」→よく使われる技。モニター商法。実際は、適正な工事費もしくは高額であることが多い。
・「うちの会社はここ数年、クレーム0なんですよ!」→嘘です。どこにでもクレーマーは存在するはず。よほど受注件数が少ないか、嘘をついているかのどちらかです。嘘つきの営業マンに仕事を任せられません!
外壁のリフォームを考えているときにこんな営業トークで誘われたら乗ってしまいそうですね。失敗しないためにも頭に入れておいてください!
外壁の失敗例で多いのは、何といっても色選び
外壁の失敗例として挙げられる項目で、一番多いのは、何といっても色選びです。業者との打ち合わせも念入りにして、色見本をみて指定したのに、なんだか出来上がりに違和感を感じる……そういう場合が多いようです。
大まかなイメージを固めておくことが大切
素人がいきなり外壁の色見本をみて、適切な色を選べる可能性はものすごく低いようです。色見本をみる前に、大まかなイメージを固めておくことが大切です。たとえば、「白×茶で白:茶の割合は9:1ぐらいで、やわらかい感じ」など。ネットなどで新築住宅の外壁を検索して、ずばり、「こんな感じで」と示せるとより業者にイメージが伝わりやすいでしょう。
試験塗りを実施してもらうこと!
外壁の塗装に関しては、なんと試験塗りという制度があるようです。試験塗りとは、実際の壁に試しに1平方メートルぐらい塗ってみるというものです。小さい色見本では分からなかったわずかな違和感に気づいたら、業者にきちんと伝えましょう。
試験塗り後、1~2日の余裕を持って色を決定!
外壁の場合、光の当たり方によって、見え方が異なるというのが特徴です。様々な天候下での外壁の見え方を確認するため、試験塗り後1~2日の余裕をもって、正式に色を決定することをお勧めします。
これだけ万全の対策をとっても、実際に完成してみると、「失敗」と感じる人もいるようです。色に関して、強いこだわりがある方は、途中で一度シートをはずして、色の確認をするとよいでしょう。そういう面倒くさいことにもこたえてくれる業者を探しましょう!
外壁を侮るなかれ!タイミングを見誤ると大失敗!
外壁は家を守ってくれるものです。外壁のリフォームのタイミングを失敗すると、家の中の構造がボロボロになってしまうこともあるのです!
劣化が進むと余計な工事費がかさむことも!
家の耐用年数というのはやはり限りがあります。劣化が進み、家の内部にまで浸食が進んでしまうと、外壁のみならず、内部まで修繕する費用がかかってくることに。
築年数としては10年が目安!
築年数としては10年が目安ですが、実は、10年以内でも外壁は劣化してしまうことも!失敗を防ぐため、もっと具体的に外壁が大丈夫なのかどうか、チェックする方法があります。
チョーキングしていないか
外壁のそばを通ったときに、洋服などにチョークのような白い粉がつくことはありませんか?このような状態になった場合、塗膜の劣化が進んでいると考えられます。
チョーキングが起きがちなのは、よく太陽光が当たる面、つまり南面です。見た目がきれいでも実は白い粉が……というのはよくあること!確認してみてください。これを逃すと、後々に多額のお金が必要となる失敗につながります。
外壁素材の劣化
さらにわかりやすいのは、外壁素材の劣化です。写真のようにもろく崩れているようなら、外壁リフォームのタイミングです。
外壁の種類によってリフォームのタイミングは異なる!
一般には10年と言われていますが、なんと外壁の種類によってもリフォームのタイミングは異なります。失敗しないために、自分の家の外壁の種類を確認しておきましょう。
・アクリル樹脂系:7~8年程度
・フッ素樹脂系:15年~20年程度
・サイディングのシーリング:5年~10年程度
・木・鉄部:5年程度
不意打ちのリフォームは失敗のもと!
外壁のリフォームは、ご近所への影響も大です。大きな音に埃、さらには塗装料の嫌な臭いがただよい、洗濯物が干せないと思われているかもしれません!
あいさつを業者任せにするのは失敗のもと
外壁のリフォーム業者は多くの場合、きちんとご近所へのあいさつをしてくれるところが多いようです。しかし、それだけに任せていては失敗のもとです。必ず自分自身でご近所へ挨拶をしておきましょう。
特に気を付けたいのは駐車スペースでの失敗
外壁工事中に特にトラブルとなりがちなのは、駐車スペースを確保していなかったという失敗です。工事中には業者の車を止めるスペースをきちんと確保しておきましょう。ご近所の方が車を出す際に邪魔にならないようにすることが大切です。
外壁のリフォームは素人には理解しにくく、「失敗した」「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう人が多いようです。失敗は成功のもとという言葉もありますが、外壁の工事は多額のお金が絡んでくるため、失敗した場合、心身に与えられるダメージは計り知れません。悪徳業者に引っかからないようにし、理想的な外壁を手に入れるため、少しでも勉強して、失敗を未然に防ぎましょう!
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