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    緑のカーテンは暑さ対策だけじゃない!育てて眺めて癒される♪

    省エネやエコの観点から、緑のカーテンを育てる方が増えていますよね。さらに、緑のカーテンを眺めていると癒やされる実感もあります。今年は是非緑のカーテンを作ってみませんか?緑のカーテンの育て方や、素敵な緑のカーテンを集めてみました。

    緑のカーテンって?

    緑のカーテン(グリーンカーテン)というのは、ゴーヤやアサガオなどのつる性植物をネットに絡ませて、カーテンやシェード風に仕立てたものです。

    緑のカーテンは日差しを遮りますので、夏の強い直射日光をカットしてくれます。
    また、外からの視線も葉が遮ってくれるので、目隠しの効果もあります。

    植物には、根から吸い上げた水を葉から蒸散させることで、植物自身の温度が上がらないようにする仕組みがあります。
    そのため、蒸散作用がないすだれなどに比べると、放射熱がとても少なく、緑のカーテンの周囲の気温はわずかに下がります。

    また、蒸散によって気温が下がった緑のカーテンの葉の間を通り抜けてくる風は、涼しい心地よさを私たちに感じさせてくれます。

    緑のカーテンで癒される

    さらに、緑のカーテンは植物なので、光合成を行っていて、二酸化炭素を吸収して、酸素を排出します。 つまり、緑のカーテンを通過した空気は、酸素をたっぷり運んでくるのです。

    さわやかな空気と、涼しげなグリーンの見た目は、森林浴と同じような癒しの効果も期待できます。

    この写真は、病院のロビーの窓だそうです。
    緑のカーテンはこのような場所でも、暑さや日差しの対策とともに、癒しをもたらしてくれているのではないでしょうか。

    緑のカーテンの作り方

    緑のカーテンの作り方の大まかな流れをご紹介します。
    ここでは、ゴーヤを使った緑のカーテンで説明します。

    苗を植える

    プランターに土を入れてゴーヤの苗を植えます。
    この時、プランターに対して苗の数が多すぎると、あとから大きく育たなくなります。
    緑のカーテンにするためには、株を大きく育てる必要があるので余裕を持って植えるようにしましょう。

    ネットを張る

    緑のカーテンが風などで倒れないようにしっかりと立てましょう。
    また、ゴーヤが伸びていく時にも、ネットがピンと張っている方が良いので、しっかりと張るようにします。

    水をやる

    ゴーヤは水をたくさん必要とするので、たっぷりと水を上げる必要があります。
    緑のカーテンにするには、最終的にとても大きなゴーヤになるので、水は朝夕2回たっぷりあげてください。

    摘芯する

    本葉が7枚位になったら、ゴーヤの先端部分を切ります。これを摘芯といいます。
    これをすることで、あらたに脇芽が出て、最終的にいろんな方向にツルが伸びていくことになります。
    摘芯をしたほうが、緑のカーテンがうまく出来やすいと思います。

    大きく育てましょう

    毎日の水やりをかかさず行っていけば、自然と大きく育って緑のカーテンができてくると思います。

    かわいい黄色のお花が咲いたり、お花にハチなどの虫がやってきたり、育っていく過程を見ているのも楽しいものです。

    緑のカーテンの育て方をまとめた動画になります。
    一通りの流れがわかりますので、始める前に見ておくと良いと思います。

    緑のカーテンにするときのコツを解説してくださっています。
    摘芯をする理由を頭を使って説明しておられます。

    みんなの緑のカーテン

    企業がゴーヤで作った巨大な緑のカーテンです。
    こんなに広い範囲をすっぽりと覆ってしまう植物の力はすごいですね。

    壮観です。

    ゴーヤで作った緑のカーテンですが、アーチ状になっていてくぐり抜けることができます。

    アーチの下で寝ている猫が気持ちよさそうです☆

    ガーデンテーブルセットの周りを囲むように、ゴーヤの緑のカーテンが作ってあります。
    こんな涼し気なところでお茶の時間とか、うらやましいですね。

    お次は、朝顔の緑のカーテンです。
    色々な色の朝顔がありますし、とても華やかです。
    日本の夏っていう感じもします。

    こちらも朝顔の緑のカーテンです。
    朝顔の色を一色に抑えているので、落ち着いた印象です。
    でもブルーの朝顔で涼しげです。

    これは、琉球アサガオで作った緑のカーテンです。
    すごく大きい!人の大きさをみると圧巻です。

    琉球アサガオは宿根性なので、ツタの管理をしっかりしていないと、他の所に伸びていってどんどん拡がってしまいます。
    野生化したりよその敷地に入ってしまうといけないので、気をつける必要があるようです。

    夕顔の緑のカーテンです。
    夕顔は、大きな花が咲いてきれいですね。
    つぼみが閉じた傘のような形でおもしろいです。

    へちまの緑のカーテンです。
    みなさん小学校で育てた記憶があるのではないでしょうか。
    カーテンとして再び育ててみるのもいいかも。

    ビールの原料になるホップで作った緑のカーテンです。
    ホップ自体あまり見たことがなかったのですが、緑のカーテンにできるんですね。
    寒いところの植物なので、近畿より北であれば育てられるそうです。

    アサリナの緑のカーテンです。
    小さめの可愛い花が咲きます。
    葉っぱが小さいので、みっしりさせるのは難しいかもしれないですね。

    ツンベルギアの緑のカーテンです。
    黄色と白色の花が可愛らしいです。

    私も挑戦したことがあるのですが、うまくカーテンにできなかったのですが、この写真を見て再挑戦したいと思いました。

    パッションフルーツの緑のカーテンです。

    うまく実がなると、フルーツが食べられるということで魅力的です。

    ミニトマトで作った緑のカーテンです。

    ミニトマトはいつも育てるのですが、カーテンにできるとは!
    たしかに、放っておくと、どんどん大きくなりますね。
    うまく育てると、カーテンにできるんですね。

    緑のカーテンやってみて☆

    いかがでしたか?

    色々な植物で緑のカーテンが作れることが分かりました。
    みなさんとても素敵な緑のカーテンを作って夏を過ごされているようですね。

    今回掲載した写真を見ているだけでも癒やされませんでしたか?
    ぜひ実際に緑のカーテンを作って、癒やし効果を実感してみてください。

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