短時間で汚れた外壁も新築のように！？高圧洗浄機の選び方と使い方！

最近よく聞く「高圧洗浄機」。でもどんな場面で使うべきか、選び方もよくわからなくて。。。そんな女性も多いはず！でも持ってると、いろんな場所のお手入れに使用できてとっても便利です。汚れたり古くなった外壁はもちろん、玄関、網戸、サッシ、車、などなど、短時間であなたのお掃除をきっとラクにしてくれますよ。

一般的に高圧洗浄機は、水に圧力をかけて、汚れている場所に水を吹き付けることで、こびりついた汚れや、手の届かない外壁など高い場所の汚れも時間をかけることなく、きれいに落とす清掃器具です。こすったり、何度も磨いたりすることなく、手も疲れないので、短時間でラクに汚れを落とすことができます。

１、手が届かない外壁、カーポートの屋根、ベランダなどの高い場所の場所のお掃除ができます。
２、何度もこすったり、屈んだりなど、体力を使わず、体への負担がラク！
３、短時間でこびりついた汚れもすっきり落として、時間の節約にもなります。
４、洗剤も不要で、環境にも優しいのです。
５、高く思われる水道代も、高圧洗浄機なら短時間の利用で済むので、実は通常のホースでの洗浄の３分の１と節水にもなりますね。

水圧が高ければ高いほど、洗浄力も高くなります。でも外壁など繊細な装飾や塗装部分などがある個所で高い圧力が加わるのを避けたい場合は、ノズルで水圧を下げたり、洗浄したい部分から離れて使うことで水圧をコントロールすることも可能です。
水圧はカタログなどに「吐出圧力」として表記されていて単位は「MPa（メガパスカル）」。外壁など高い場所を洗浄するなら7Mpaはあるほうが便利です。
また洗浄時間も大切で、主に使用したい箇所の広さによってどの洗浄機が最適かも考慮が必要です。
一方で、洗浄力が高いほど、強力なポンプが必要となるため、価格が上がるだけでなく、消費電力も上がり、高圧洗浄機本体の重さも重くなります。

アイリスオーヤマ 高圧洗浄機 FBN601　重くてもタイヤ付きで持ち運びに便利

女性の場合、本体が重たかったり、収納場所から取り出して準備するまでがややこしかったりすると、購入したものの、使用するまでがおっくうになり、購入したもののなかなか出番がない状態になりがちですよね。
女性には高圧洗浄機本体重量が3～4キロのタイプか、コロコロと引きながら使用箇所の外壁や玄関等まで時間をかけずラクに持ち運び出来るタイヤ付きタイプがお勧めです。

アイリスオーヤマ 高圧洗浄機 パーツ

洗浄機の水圧の高さや性能はもちろん大切ですが、本体の重量があなたにとって使いやすい軽るさのものか実際に手に持ち運んでみたり、高圧洗浄機本体から取り外して収納するホースやノズルの取り付けが簡単なものを選びましょう。
また外壁などの広範囲の洗浄には、ある程度時間を要するので、握りっぱなしになるレバーが軽く、手のひらに負担が軽いタイプを選びましょう。

マンションや住宅地などにお住いの場合、短時間であっても作業音が気になる方は、静音性で洗浄機を選びましょう。
インダクションモーターの「水冷式」を採用している高圧洗浄機は、静音性に優れています。モーターを冷ますのに空気ではなく水を循環させるタイプのものなので、空気孔が必要なく、音が外に漏れずに静かです。
外壁など広範囲の洗浄には、ある程度の時間を要するので、ご近所のご迷惑にならない静音性は大切ですね。

アイリスオーヤマ タンク式高圧洗浄機 SBT-512

主に使用したい場所が、蛇口から遠い場合はタンク式が便利。
でも高圧洗浄機本体に水を入れて持ち運びするとなるとかなりの重量になるので、持ち運びできるかどうかを考慮しましょう。
通常使用はタンク式が便利な場合は、外壁など広範囲の洗浄を行う時だけ、使用する場所にタンクを置いてホースで水を注入しても便利ですね。

RYOBI 高圧洗浄機 AJP-1310　場所を取らないコンパクトタイプ

高圧洗浄機の重量も大切ですが、意外と大きくて収納スペースが必要となります。収納場所が広くない場合、収納場所から使用箇所までが遠い場合は、持ち運びに便利なコンパクトタイプを選びましょう。

収納タイプの日立工機 高圧洗浄機 FAW110(S)

高圧洗浄きのホースは硬く頑丈で、通常のホースのように巻いて置いておくことはできません。
あらかじめ本体にホースの巻き付けが付いているものが収納には便利です。

SunRuck ポータブル洗浄機 加圧噴射式クリーナー　電源要らずでタンク式の洗浄器（8L）

高圧洗浄機につなぐ電源が遠い場合は、延長コードがセットのタイプを選ぶか、または電源がいらないポータブル洗浄機で加圧噴射式クリーナーまであるんです。
使用できる時間と水量が、自分に合っているか確認しましょう。

家庭用高圧洗浄機の平均的な価格は、15,000～25,000円ほどです。
通常圧力6.5MPa～7.5MPaでは約10,000～30,000円前後
通常圧力8Mpaは約30,000～40,000円前後、業務用高圧洗浄機になると、水圧も高くなり洗浄効果も高くなる分、重量も増え、価格も50,000～数100,000円となります。

左：洗浄前　　右：洗浄後

高圧洗浄機で、短時間で手軽にさっと洗浄するだけで、こんなにキレイになります！
まるで消しゴムで消したように白くなり、新築の時の外壁の色合いを取り戻すことが出来ますね。

①、外壁素材がサイディングやモルタルなどの素材は、短時間の使用であっても洗浄時に外壁を強く擦ってしまうと塗装が剥がれてしまうことがあります。お家の外壁の素材を確認してから、高圧洗浄を使用していいものかどうか確認してから洗浄を始めましょう。

②、水圧で外壁の塗装やサイディングのつなぎ目にある目地やシーリング材は、短時間の噴射でも傷つけたり削ってしまわないよう避けて使用しましょう。

③、風が強い日は、洗浄した汚れが風で戻ってきたり、短時間のうちに新たな汚れが付着しますので、外壁を洗浄する場合は特に、晴れて天気が良く、できるだけ風のない日に行ないましょう。

④、さらにきれいに。。。と洗剤の使用には注意が必要です。短時間の使用であっても高圧洗浄機の故障につながったり、外壁、玄関、車等に傷をつけたりする原因になることもありますので、使用そのものを避けるか、高圧洗浄機の取り扱い説明書に従って、使用可能な洗剤を、正しい箇所に、適切な方法で使用しましょう。

⑤、バルコニーの裏側や軒天にある通気口に水を入れてしまうと、建物内に湿気がこもって構造材などを傷める可能性もあるので、避けて洗浄しましょう。特に外壁を洗浄する場合は、ある程度の時間も要するので、窓は閉めてから洗浄は行い、通気口への水の飛び散りにも注意が必要です！

⑥、高圧洗浄機使用の際は、水や汚れが飛び散ることがあります。
外壁等の高いところへ向けて噴射する洗浄時は上から洗浄した水と汚れが降ってくる可能性もありますので、作業時の服装は、短時間だからと油断せず、出来れば長靴、カッパやレインスーツなど汚れてもいい服装で行うほうが安心ですね。

⑦、隣家が遠い場合や、お庭での洗浄なら、水の飛び散りも洗浄音も気にしないで思いっきり洗浄できるのですが、隣家が近い場合には、短時間の使用であっても高圧洗浄機の水が周りに飛び散る可能性を考慮しておきましょう。
外壁洗浄などは特に注意が必要で、ご近所トラブルにならないよう、隣家の窓が開いていないか、風の向きや強さは影響しないか、作業音は使用する時間帯において迷惑でないか、注意しつつ行いましょう。

業者さんに外壁洗浄をお願いしたらとっても高額ですよね。
でも自分のライフスタイルに合った高圧洗浄機を選び、失敗しないよう洗浄のコツと注意点を抑えて、自分で洗浄すれば、最初にかかる本体の価格と水道代と電気代だけで、お金も時間もかけず、好きな時に何度も洗浄できて、とってもお得ですね。
しかも、外壁だけでなく、玄関、ベランダ、ウッドデッキ、網戸。。。使用箇所は無限です。
年に１～２回洗浄を行えば、外壁はもちろん玄関なども、新築のような、もしくは、１０年前の美しさを取り戻すことができ、またその美しさを短時間で手軽に簡単に維持していくことが出来ますね。