玄関は家の顔!!お洒落な玄関扉&機能的な玄関扉をご紹介します♪
2015/12/12
ayax
年の瀬が迫ってくると、色々な場所でお正月飾りが売られているのを目にしますね。よし、今年は家も玄関にしめ縄飾りでも飾ってみようかな…と思ってみたものの、正しい飾り方ってあるの!?みんながちょっと気になる、玄関に飾るお正月飾りの正しい飾り方をご紹介します!
お正月に玄関に飾る正月飾りといえば、門松としめ縄飾りですね。
そもそも、どういう意味があるのでしょう?
正月飾りといえば門松
門松は、2つを一対として玄関の門のところに飾ります。
門松を目印に、その年の年神様が降りていらっしゃると言われています。
門松は、正式には松・竹・梅の3つを使って作ります。
竹が一番目立っているので、なんとなく竹が主役な気がしてしまいますが、「門松」というくらいですから、松が主役なんですね。
門松を正月飾りで飾っているお宅を見ると、「キチンとしたお宅なんだなぁ~」と尊敬してしまいます。
大きな玄関があるお宅ばかりではない昨今の住宅事情を考えてか、今は小さめの門松も売っています。
こんなに可愛い門松も♡
ちりめんで作られているので、玄関の外に飾る訳にはいきませんが…
家の中でも飾ってあると神様が来てくれそうじゃないですか!?
しめ縄は、ここが神域であることや善良な民であることを魔物に知らせ、近づかないようにする為の目印です。
しめ縄は、身近な植物で作られており、それぞれに意味があります。
これを玄関には…
こちらは神社などで見られる、とっても大きなしめ縄(ちなみに漢字で書くと注連縄です)。
まさかこれを玄関に飾ることはできないので、一般家庭の正月飾り用に小さめのものが売られています。
一般的な正月飾りで玄関につけるものは、こんな感じのものですよね。
何気なく飾っていますが、一つ一つ意味があるんですよ!
玄関に飾るしめ縄の意味です。
・藁…主食であるお米に感謝し、豊作を願う。
・橙…「代々」の語呂合わせで、代々栄えるようにとの願い。
・馬酔木…毒のあるアセビで、魔物を追い払う。
・垂…神域であることを魔物に知らせる。
その他、
・裏白…清い心を意味します。
・譲葉…新葉が成長してから古い葉が落ちるため、円満な世代交代を意味します。
・柊…トゲで魔物を退散させます。
・木札…家内安全や商売繁盛を願ってつけます。
などなど…
最近のしめ飾りはモダンでオシャレになってきて、こんな風にお花や縁起物があしらわれているだけのものも増えています。
ですが、一つ一つの意味を考えると、昔ながらの正月飾りもいいもんだなぁと思い直しますね。
正月飾り
今では玄関に取り付ける正月飾りですが、もともとの由来はなんと「神話」。
天照大神が岩戸から出た際に、二度と天岩戸に入らないようにとしめ縄で戸をふさいだのが起源とされています。
正月飾りは松の内に!
門松を飾る日とされているのは、松の内と呼ばれる「12月13日から翌年の1月7日」までです。
12月13日以降なら玄関に正月飾りを飾ってOKなのです!
ツリーと門松
しかし、松の内の12月13日から25日までは、世界的イベントの「クリスマス」が席巻中!!
一緒に飾ってもいいのですが…玄関にクリスマスツリーと門松が一緒に置いてあったら、道行く人たちも「なんのこっちゃ」と思っちゃいますよね…。
ですので、門松やしめ飾りなどの玄関に飾る正月飾りは、25日以降に飾られることが多くなると思います。その方が「いよいよ今年も終わりだな!」という気がするし、良いですよね。
玄関にしめ飾り
玄関の正月飾りは、松の内ならいつでもイイっていう訳ではないのですよ!
その中で飾ってはいけない日があるのをご存知ですか?
29日は「9」の数字が「二重苦」「苦」を連想させるという、古来からの日本人の考えによって、避けた方が良いとされています。
また、正月飾りを31日に飾るのも「一夜飾り」と呼ばれ嫌われますので、そこも避けましょう。
29日と31日を除いて考えると、正月飾りを玄関に飾る日は26日、27日、28日、30日のいずれかとなりますね。
30日ももう年の瀬せまる晦日ですから、出来れば26~28日に飾ると良いでしょう。
正月飾りを玄関から外しましょう
玄関に置いてある正月飾りを外す時期は、年神様がお帰りになってからです。
具体的には、1月7日がその日になります。関西の一部では15日とする地域もあるそうです。
正月飾りはどんど焼きで
どんど焼きとは、小正月(1月15日)の行事です。玄関などに飾った正月飾りを持ち寄り、高く積み上げて燃やすというもの。
松の内を過ぎたら玄関からは片付けますが、どんど焼きのある日までは家の中で保管しておきましょう。地域で行っている場合は、回収のお知らせなども来るかもしれません。
まるで天まで上るような火の高さ!
こんな火柱を見る機会もなかなかないでしょうから、どんど焼きに行ったことのない人は玄関の正月飾りを持って参加してみては?
どんど焼き風景
どんど焼きがどのように行われているか、動画でご紹介。
あっという間に正月飾りなどがメラメラと燃え上がっていきます。
近くに神社がない!地域のどんど焼きの日に参加できない!
という方は、ご自分で処分しても大丈夫です。
正月飾りは、一般のゴミとして出しても問題はありません。
しかし、ゴミとして出すことの抵抗があると思うので、
『細かくし、塩で清め、丁寧に新聞紙に包み、ゴミに出す』
これが一般的な風習です。
燃えるごみの日に出しましょう。
感謝の気持ちを忘れずに
まかりなりにも神様が来てくださった正月飾りですから、無造作にポイッとすることはしないでくださいね!
大きな門松などは、粗大ごみとなる場合もありますのでご注意を。
玄関に飾る正月飾りのあれこれをご紹介しましたが、いかがでしたか?
意外と知らない事実もあったのではないでしょうか?
神様をお迎えするための門松・しめ縄を正しい飾り方で玄関に飾って、素敵な新年をお迎えくださいね。
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