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    魅惑の水槽アイテム流木でお部屋に幻想を。でも現実にも気を付けて。

    熱帯魚、金魚を飼育している皆さん、水槽内部のインテリアアイテムに流木はいかがでしょう。下に苔を敷いたりすれば単なる水槽も幻想度がアップ!でもいかんせん流木は「木」。幻想的な気分に浸ってばかりもいられないのが現実。注意点も含め、水槽と流木の世界をお届けします。

    流木を入れるということ

    流木というもの、そもそもがその名前が示す通り川や海などを「流れてきた木」。水に関係あるならと、水槽に入れる人もいるようです。インテリアとしてだけでなく、場合によっては魚にとってプラスになることも。

    この独特のカタチが流木の良さ。これを水槽インテリアに生かそうと最初に考えた人に拍手と賛辞を贈りたいですね。

    流木の「アク」について

    基本的には生体、植物である流木のこと。そのまま水槽に入れると「アク」が発生することもあるとか。しかし「アク」といっても有害なものということではないし、魚の種類によってはむしろ「アク」の出た状態の水、「ブラックウォーター」の方が健康状態もいいとか。魚の種類等について調べたり、ペットショップで購入の際店員さんに相談するなどして「流木水槽」ライフを楽しんでください。

    流木の「アク抜き」の方法にも色々あるようです。「水槽が濁ってる、よく見えない」「この魚は別にブラックウォーターじゃなくてもいいみたいよ」という時はアク抜きすることもお勧めします。

    お湯、水、断熱容器でアク抜き可能。お湯の場合は流木が入るサイズの鍋に入れて沸騰、水が濁ったらまた変えてやり直す。水の場合は流木全体を水に沈め、1か月ほど放置。断熱容器は大きめの流木のアク抜きに使用。流木が全部つかる程度のお湯でアクを抜く。

    出典:https://makit.jp

    結構大変そうですね。あらかじめアク抜きしてある流木が売ってれば楽なんですけども。ちなみに画像は断熱容器によるアク抜きです。

    コケ、流木が織りなす水槽内部の幻想世界

    とまあ、こんな現実もあるわけですが、そんな苦難を経て美しく幻想的に彩られた水槽を見ていきましょう。

    うん、目にも鮮やか。水槽内部に森が出現しました。いや、山か?水槽という、それだけだと無機質な空間に一気に広がる命の世界。

    こちらは少し落ち着いた雰囲気。水槽内部にちょこちょこ置ける小さな植木鉢がかわいらしくも力強さを感じさせる、んでしょうか。

    ほぼ向かい合わせに配置したバージョン。あまり水槽内部がごチャットしていると魚も身動きとりづらいでしょうから、流木自体を慎重に選びましょう。水槽もですけど。

    水槽内部が何だかカオス。でもとっ散らかった感よりも不思議な秩序があるようにも見えますね。時に控えめ、時に重厚な流木がコントラストのよう。

    モワ~っとした水草と、どっしりした流木。この違いもまた、水槽に花を添えています。魚も居心地がよさそう?

    ん?ここどこ?と思ったら水槽のようです。凝った水槽世界を作る人がいたもんです。流木だけでなく、苔なども多用している模様。下記サイトで、流木以外のものを使った水槽世界を堪能できます。

    流木にもっさ~とコケやら水草やらつけてみた、といったところでしょうか。これはこれで森っぽい。水槽内部がアートと化していきます。

    ちょっとシンプルに、流木と「最低限」の水草のみの内装も。日本人らしい奥ゆかしさ溢れる水槽ですね。泳いでるのが熱帯魚だとしても。

    水槽用の流木にはどんな種類がある?

    さて、流木と言っても種類はありますし、その種類によって水質等にも影響が出るように思われます。今度は流木の種類に着目をしていきます。

    オールドブラックウッド:腐りにくく、沈みやすい。長期向け。
    ジャティ:茶色系。
    マレーシア産マングローブ:安価だが、アクが抜けにくい。
    インドネシア産マングローブ:細く、枝状。
    フィリピン産マングローブ:色の種類が豊富。アクが出やすい。

    出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

    簡単に描くとこんな感じ。他にもあるようです。フィリピン産が特徴もいろいろある模様。

    オールドブラックウッド

    こちらがオールドブラックウッド。何か昆布みたいな色ですが、流木です。何か味がしそうですが、かじっちゃだめですよ。

    水槽に入れるとこんな感じ。明るい色の水草が合うかもしれませんね、この流木には。アク抜き後かどうかは不明ですが。

    敢えて流木のみ、というレイアウトもまたありかと思うのです、この後水草その他入れたのかもしれませんが、水槽の地が見えるアクアリウムもいいかも、と思わせますね。

    ジャティウッド

    細いし、枝状ですね。これは水槽内部の世界が胴とでも変容しそうな、ある意味で柔軟性のありそうな流木に見えます。

    マレーシア産マングローブ

    こんな感じで映えているのがマングローブ。この流木を水槽にぶち込もうっていうんだから、人間の発想力には感心するのみです。

    どこ産かは分かりませんが、マングローブを入れた水槽らしいです。うーん、ダイナミック。流木にも種類はあるし、それによってどう配置するか、世話するかも考えなくちゃなりませんね。

    水槽内部をかびさせないで!

    さて、水に木、となれば気を着けなくてはならないのが「カビ」ですね。

    流木に映えるのかもしれませんが、水華美という点では水槽もヤヴァイかもしれない。そんな季節がもうそこまでやってきています。

    こちらのサイト等を参考に、水槽内部を美しく保ちましょう。

    動画で学ぶ、水槽内部の流木配置等

    流木や医師、苔などを使いサムネ画像のような美しい水槽風景を作り上げるにはどうするか?動画で教えてくれます。

    これまた参考になったとの声がある動画。作業工程を文字で説明し、動画で流す感じです。水槽がどう生まれ変わっていくか?

    まとめ

    当たり前ですが、空っぽ、何にもない状態で水槽は売られています。そこに流木やその他を入れて、然る後に魚を入れる。人間が目で楽しむための水槽、流木とはいえそこは魚たちの住居でもあります。お互い快適に暮らせる環境が一番ですよね。

    ここからどんな世界を築いて、どんな関係を築くか。水槽って何だか人生の縮図に思えません?幻想的世界を築いてくれる流木は、夢。そんな風に取れなくもないです。

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