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    臭さの原因発見!炊飯器の臭いを除去して美味いご飯を食べよう

    炊飯器は毎日のように使う家電なので、使う頻度が高いだけに汚れやすいです。掃除を怠っていると炊飯器から嫌な臭いがすることも。炊飯器本体は水洗いできないので、お掃除方法が良く分からないという人も多いはず。そこで炊飯器の臭いの取り方と掃除方法についてまとめました。

    【この記事は2019/12/7に更新されました。】

    炊飯器の臭いが気になる事、ありませんか?

    炊飯器は雑菌が繁殖しやすい。。。

    私たちが毎日のように食べるお米。それを調理してくれる便利な家電が炊飯器です。

    炊飯器は使う頻度が高いだけに、つい掃除するタイミングをのがしてしまうことも。

    もしくは、どうせ炊飯の熱で殺菌されるだろうと、炊飯器の掃除を怠っていませんか?
    お米の主成分であるデンプンは、細菌の大好物

    。なので炊飯器は細菌が繁殖しやすい環境なのです。それに、食中毒の原因になるセレウス菌のように熱だけでは殺菌できない細菌もいます。熱で消毒されると思わずに、炊飯器はきちんとしたお手入れや掃除をすることが重要です!

    気になる匂い移り

    炊飯器で炊き込みご飯を作ると、そのまま匂いが残ってなかなか取れません。

    炊き込みご飯が好きなのに、炊飯器に匂いが付くのが嫌で作る気になれない。
    そんなお悩みがある人も多いと思います。


    そんな悩みも解決しちゃいます!!

    カビ臭い、納豆のような臭い?炊飯器の臭いの原因

    炊飯器の匂いの原因はどこにあるの?

    炊飯器の臭いの原因として一番に考えられるのは、内蓋やパッキン、蒸気キャップなどに溜まった汚れです。まずは、その部分に汚れが溜まっていないか確認します。

    炊飯器は、電化製品なので鍋と違って丸洗いできません。

    とくに、圧力をかけて炊くタイプの炊飯器はパッキンの構造が複雑になっていて汚れが溜まりやすいです。

    炊飯器の外側にも原因あり!

    置く場所を選ばないスチームカット機能付きの炊飯器は便利です。

    蒸気キャップには水蒸気だけで汚れは溜まらないと思い込んでいませんか?

    実は蒸気キャップは意外と汚れているので、定期的に取り外して丸洗いしてください。

    炊飯器の臭いをクエン酸で取る

    臭さを除去してくれるアイテムの1つ”クエン酸”

    炊飯器に付いた臭いはクエン酸を使って取ることが出来ます。

    炊飯器は蓋の内部など、完全に水洗いできない部分もあります。

    クエン酸は食品にも使われる物質なので、安心して使えますね。

    クエン酸は炊飯器のカビにも効果的

    しばらく炊飯器を使わなかったらカビが生えてしまった。

    そんな時にもクエン酸の出番です。

    クエン酸は殺菌効果が高いので、炊飯器のカビを安全に退治してくれます。

    炊飯器のクエン酸を使った臭いの取り方★

    炊飯器の臭いの取り方

    ①内釜にクエン酸20gと水を7分から8分目までを入れます。
    臭いが強い場合は水ではなくお湯にします。

    ②そのまま白米メニューで炊飯ボタンを押します。炊飯が終わったら、保温を切ってください。

    内蓋などパーツの洗浄

    ①炊飯器の温度が下がるのを待って、内釜、内蓋、蒸気キャップなどを外します。

    ②外したパーツ類は食器用洗剤で丁寧に洗います。

    ③洗い終わったら、本体、パーツ類は風通しの良い場所で乾燥させましょう。

    クエン酸の代わりにレモンでもOK

    クエン酸が無い場合はレモンで代用できます。

    ①炊飯器の内釜に水とレモンのスライス1枚を入れ、炊飯スイッチを押します。

    ②炊飯が終わったら保温を切り、パーツの掃除、乾燥をします。

    炊飯器の臭いを重曹で取る

    クエン酸だけじゃない”重曹”もうまく活用!

    掃除の万能アイテム、重曹で炊飯器の臭い取りが出来ます。

    重曹はクエン酸のような殺菌効果はありませんが、酸性の汚れや臭いを中和してくれる効果があります。

    クエン酸の臭い取りと交互に行うと両方の効果が得られて理想的です。

    炊飯器の重曹を使った臭いの取り方★

    炊飯器の臭いの取り方

    ①白米炊飯1~2合のラインまで水と、重曹を小さじ半分入れます。

    ②炊飯スイッチを押し、炊飯が終わって保温になったら保温を切ります。

    ③炊飯器の温度が下がったら、パーツは取り外して食器用洗剤で洗い、乾燥させます。

    炊飯器調理の後の気になる匂いに

    重曹は弱アルカリ性なので、酸性の汚れや臭いを中和してくれます。

    炊飯器でお肉など油っぽい物を調理した後は、酸性の油汚れを落してくれるので重曹がおススメです。

    炊飯器の掃除、お手入れ方法

    クエン酸・重曹・アルコールを使用して炊飯器を掃除!

    炊飯器は米粒や、糊上になったご飯などで思った以上に汚れています。
    外側も手垢などで汚れやすいので、クエン酸スプレーやアルコールスプレーで拭いて汚れを落します。
    掃除する際は、電源コードは必ず外しましょう。

    STEP1:外せるパーツは外して丸洗い

    外せるパーツは外して丸洗い

    炊飯器の取り外せるパーツは外して洗います。

    食器用洗剤をつけて、タワシなどでしっかり洗いましょう。

    とくにゴムパッキンは溝に汚れが溜まりやすいので丁寧に洗います。

    STEP2:本体はクエン酸で掃除

    本体はクエン酸で掃除

    炊飯器の本体は丸洗いできないので、クエン酸を使います。クエン酸5gに水200mlの割合でクエン酸水を作り、汚れにスプレーして下さい。濡らして固く絞った布巾で拭きます。細かい部分は割り箸や爪楊枝を使って掃除します。

    炊飯器が臭いは保温が原因?

    炊いたお米を長時間、保温している

    炊飯器のメーカーが推奨しているまでが多いです。

    でも、保温時間が長くなればなるほどお米の風味は落ちていきます。

    美味しくお米を食べるには、保温時間は5~6時間までにしましょう。

    その他の臭いの原因&対処法

    お米が十分に洗われていない

    お米を研ぐ際に十分に米糠が落ちていないと、炊いた時に臭いの原因になります。

    糠が残っていた場合、炊飯直後よりも保温すると臭いが出るので、お米は何度も水を替えてしっかり研ぎましょう。

    予約設定の時間が長すぎる

    炊飯器の予約設定をして、お米が長時間水に浸かっていると細菌が繁殖してしまいます。

    特に夏場は室内の温度も上がるので腐敗しやすくなります。

    予約設定は長くても12時間以内を目安に設定するようにしてください。

    予約設定する時は氷をいれる

    気温が高い時期でも炊飯器の予約は使いたいですよね。

    そんな時は、を一緒に入れましょう。

    目安は3合で氷10個程度。氷は解けると水になるので、水の目盛りはいつもと同じで大丈夫です。

    お米が古い、又は保存方法が悪い

    炊飯器の掃除をしたり、正しい炊き方をしても臭いがある場合は、お米自体に問題があるかもしれません。

    古いお米や保存方法が悪いお米は、炊くと糠のような臭いがします。

    古米は重曹を入れて炊く

    古米でも捨てるのはもったいないです。

    そこで、お米5.5合に対して重曹(食用)ティースプーン1/2を入れて炊くと、古米特有の臭いも消えてモチモチした食感になり美味しく食べられます。

    重曹は入れすぎるとお米が黄色く変色するので、注意してください。

    炊飯器の寿命はどのくらい?買い替えの時期教えます!

    炊飯器の寿命はズバリ内釜のメッキが取れてきていたら、それはもう替え時です。内側のコーティングが剥がれるとうまくセンサーに反応しなくなり、温度調節ができないため、お米がうまく炊けなくなってしまうんです。
    また、他にも温度センサーが壊れていると、ご飯を炊こうとしても保温になぜか切り替わったり高いお米等を炊いても味が悪かったりします。

    新品の炊飯器が臭う場合は

    不良品の可能性も

    新品の炊飯器を使って、新しいお米で炊飯したのに嫌な臭いがする場合は、製品の初期不良かもしれません。

    その場合は、メーカーの相談窓口に問い合わせて、修理や返品などを依頼してください。

    炊飯器の臭いについてのまとめ

    せっかく炊いたご飯が臭うと残念な気持ちになりますね。

    炊飯器は私たちの生活の必需品ですから、定期的な掃除や正しい使い方を心がけましょう。

    そうすれば、美味しいご飯が食べられるうえに、炊飯器も長持ちして一石二鳥です。
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