ムカデに刺されたらどうなるか知ってますか?油断してはいけません!
2016/05/06
saikogoodgoo
2016/08/26 更新
蜂はどこにでも巣を作ります。最近は住宅街にも出没することがあるので油断ができません。中でもスズメバチは毒が強く、刺されたらショックを起こすことがあります。蜂に刺されたらすぐに応急手当てをして病院に行きましょう。迅速な行動が命を救います。
蜂の中には強力な毒をもっているものがいます。中でも凶暴なのがスズメバチ。これに刺されたら時には死に至ることもあるくらい怖い蜂です。
刺されたらまず一番にすることは応急処置です。しかし正しい応急処置をしないとかえって悪化してしまうこともあります。正しい応急処置の仕方についてお伝えします。
蜂に刺されたらどんな症状が現れるのでしょうか?赤く腫れるだけの人もいますが、人によっては、症状が全身に及び血圧低下や意識障害を起こすこともあります。
赤く腫れる
蜂に刺されたら、刺されたところを中心として赤く腫れあがります。個人差があり、大きく腫れあがる人もいれば腫れが比較的小さい人もいます。
発熱・頭痛
重症になると高熱が出たり頭痛が起きたりすることもあります。さらには血圧が低下して危険な状態になることもあります。蜂に刺されたらしばらく安静にしていることが大事です。
アナフィラキシーショック
人によってはアナフィラキシーショックを起こすことがあります。蜂に刺されたら一番心配しなくてはいけない症状です。
アナフィラキシーショックは刺されたら約15分以内に現れることが多く、不整脈や呼吸困難、気が遠くなる感じ、喉のつまりなど様々な症状を起こします。
アナフィラキシーショックは蜂に刺されてから30分以内に手当てをしないと命が失われるリスクが高くなります。救急車を呼び急いで病院で治療を受けましょう。
蜂に刺されたらまずはその場から逃げることが大事です。慌てて逃げると蜂を余計に刺激してしまうので姿勢を低くしてゆっくり逃げるようにします。そのあと応急処置をしますが、処置の仕方によっては悪化してしまう危険性もあるので、できるだけ早く医療機関を受診してください。
応急処置①
まずは蜂の針を抜くことが大事です。口で取ったり手で取ったりしてはいけません。余計に毒が回ってしまいます。うまく取れないようであれば医療機関で取ってもらいましょう。
指でつまんで針を取ろうとしてはいけません。傷口を圧迫してしまうので蜂の毒が全身に回ってしまいます。毛抜きやピンセットのようなもので抜き取るのが一番良い方法です。
応急処置②
蜂の毒は水に弱いので水で洗い流すことで毒が流れていきます。口で吸いだすことは危険なので絶対にやめて下さい。
応急処置③
抗ヒスタミン成分を含んでいるステロイド軟膏などを塗ります。しかしこれはあくまでも応急処置なので、医療機関で薬をもらって下さい。蜂の毒は猛毒なので自己判断は禁物です。
応急処置④
蜂に刺されたら最低30分は患部を冷やすことが必要です。冷やすことで痛みやかゆみが軽くなっていきます。
蜂に刺されたらおしっこをかけるのが良いというのは迷信です。傷口に菌が侵入する可能性があるので止めましょう。
応急処置⑤
大人なら皮膚科、子供なら小児科を受診します。特に蜂に刺されたのが2回目の場合にはアナフィラキシーショックを起こすことがあるので必ず病院に行ってください。
刺されたら痛みもひどいし、回復までには日数がかかります。そこで刺されないためにどうしたらいいか予防法を考えて見ましょう。
もしも万が一蜂と遭遇してしまったらどうしますか?大声をあげたり、蜂を手で追い払ったりしてはいけません。蜂を余計に興奮させてしまいます。
静かに身をかがめてできるだけ遠くに逃げましょう。蜂が追いかけてくるのは80メートルぐらいだといわれています。車の中に入ってきた時も、無理に追い払わずにまずは車を止め、窓を開けて外に出ていくのを待ちましょう。
蜂は白い色が好きで黒を好みません。黒くてヒラヒラした服を着ていると蜂の標的になることがあります。山へ行くときはなるべく白い服を着ていきましょう。
花柄の服も蜂の標的になりやすいといわれています。蜂が本物の花だと間違えて近寄ってくる可能性もあります。
時にはジュースやお弁当目当てに蜂が近寄ってくることもあります。そんなときも手で追い払うのは厳禁。そっと静かにどかせるようにします。
蜂は臭いに敏感なので化粧品やヘアスプレー、香水などの臭いに反応して近寄って来ることがあります。ジュースも同様なので、飲み残しには十分気を付けましょう。
野山に行くと蜂の巣が思わぬところに隠れているところがあります。子供が刺されたら大変なことになってしまいます。子供が茂みの中にやたらに入らないように注意しましょう。蜂が一匹でもいたら蜂の巣が近くにある可能性が大です。
蜂に刺されたらまずは慌てずに落ち着いて行動しましょう。正しい応急処置をすれば、回復も早くなります。そして蜂に刺されたら人によってはアナフィラキシーショックを起こすことがある、ということも知っておいて下さい。迅速な判断が命を救います。
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