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マンションを自分の好みにリノベーションする方法。中古?新築?

マンションはリノベーションできる。中古マンションをリノベーションする魅力。リノベーションするには費用はどれくらいかかる?業者さんを選ぶのも重要です。リフォームとリノベーションの違い。住まう環境は、人生を大きく変えます。新たな生活スタイルを。

マンションをリノベーションする方法。

家族が増えた、もっと日常を心地よくしたい、広く使いたい、一戸建てよりもマンションの方が好き、生活動線を変えたい!今住んでいるマンションは古く、もっと自分好みにデザインしてみたい!と思っている人は多いと思います。
でも、大きな工事は費用がたくさん掛かります。また、新築マンションを購入するのも結構な費用が掛かります。そこで、中古マンション、または今お持ちのマンションをリノベーションしてみるという方法がありますので、紹介したいと思います。

リノベーションの魅力とは、住まいを自分の好みに変えられることです。自分の納得するデザインや、日々の日常を踏まえて使い勝手のいいように追求できます。
色々なデザインマンションのリノベーションを見てみましょう。

NYブルックリンスタイル・リノベーション

かっこいいアメリカンスタイルは、今も人気があります。大きなLDKが魅力です。

・オープンキッチンカウンター
・黒ベースのキッチン
・天井はむき出しのコンクリート
・壁はレンガ調

リノベーションしたマンションの実例

After

大きなソファーがインパクトあります。
・部屋の一角がグリーンBox
・壁はレンガ調
・トランクケースのテーブル
・照明はスッポットライトで落ち着いた暗い部屋

Before

一般的なマンションの和室仕様でしたが、大胆にリノベーションして変わりました。

After

ナチュラルな北欧モダンなリノベーション
・壁一角を明るいブルー
・扉は引き締まる濃いめのブルー
・白を基調とした壁

Before

床はもともとダークなカラーのフローリング。
マンションでは、良く見る風景です。

コンクリートむき出しの男前リノベーション

築30年という古くなったマンションを、自分の生活スタイルに合わせて、思いっきりリノベーションしてみよう。男前テイストやカフェ風、自然素材でナチュラル、古材を使ってビンテージ調など、こんな部屋にしたい!を見つけてみましょう。

かっこよすぎるLDK

広々としたリビングダイニングキッチン。
・コンクリート
・キッチンが部屋の中心
・大きな観葉植物
・素材と素材のバランス
剥き出しになった天井は高く、空間を大きく見せてくれ、圧迫感がありません。間仕切りはなくても、お互いの空間は区別されて居心地が良さそう。

シングルライフを満喫したい男前リノベーション

一人暮らしを快適に過ごしたい。ビンテージ感溢れる仕様に。
古材を使うとインテリアのアクセントになります。
・モルタルむき出し
・古材をところどころに使用。
・ステンレスキッチン
・室内窓
男前リノベーションは、男性に人気なのはもちろんですが、最近では女性にも人気があります。

圧迫されないカーブした白い壁をリビングの角に。姿は見えなくても同じ空間にいることがわかります。
・タイル壁
・カフェ風
・趣味部屋と共有
シンプルな白とカラフルなインテリアで異国を感じさせてくれる空間です。

ヨーロピアンなリノベーション

ロマンチックな白×金×ピンク
・壁も家具もほとんどが白テイスト
・照明は柔らかな光で
・清潔感がある
・金色が入ることで、高級感もアップ

パリの雰囲気が漂う白を基調としたリノベーション
・黒ベースのドアの向こうは書斎
・カウンターキッチン
・無垢材のフローリング
・スッキリとしたデザイン
リノベーションを考えるときには家具も一緒に考えて進めていくとイメージが湧きそう。

白を基調としたリノベーションでも、扉の色が違うと感じ方が大きく違います。白と黒のモノトーンな色調は、都会的スタイリッシュな印象ですが、白に黒ではなく、金やピンクといった色を使うとロマンチックな優しい印象になります。
床のフローリングの素材も違いますね。

北欧をイメージしたリノベーション

ナチュラルテイストだけど、カラフルな壁やファブリックを使う北欧らしいデザイン。
インテリアにも洗練されたデザインが多いのも特徴です。
女性なら一度は憧れるテイストでしょう。

出典:http://n-u.jp

北欧らしい色彩を楽しめる空間
・鮮やかな色の壁
・木を感じる一体感
・インテリアも揃えて

子供部屋だってカラフルにリノベーション
・遊び心あふれるカラー
・機能性も重視して片付けやすく
・ロフトを用意

北欧をイメージした部屋作りは、子供も大人もワクワクさせてくれます。明るい素敵な色に囲まれて生活するのも悪くないでしょう。自分の好きなカラーを選んでみてください。そのときどきで違うかもしれませんね。

マンション・リノベーション千葉

自然素材で低燃費なリノベーション

築37年のビンテージマンションを自然素材で仕上げています。断熱性を高め、真南向きのため、晴れた日には、暖房もいりません。
・床は柔らかなパイン材
・防音性の高い置床工法
・インナーサッシ取付
さらっとした床材で、夏は涼しく冬は暖かく。下階に配慮して防音性の高い工法で下処理され、快適に過ごすことができそうです。

マンション・リノベーション東京

自然素材に包まれて、心地よい空間に
・リビングの大開口
・断熱材とインナーサッシを設置
・モダンな印象
自然の力を利用して、体感温度を快適な状態にするために「風」「自然素材」「陽光」をうまく取り入れたコンセプトになっています。

カフェ風マンション・リノベーション

カフェ風といえば、木目調を思い浮かべますが、木が周りにあることは、本当に癒されます。そこにアンティークやアイアン家具をもってくることで、落ち着いたモダンな雰囲気を感じることができます。

書斎とキッチンとダイニングがほぼ同じ空間ですが、アンティーク調の天井まである大きなガラス窓を間仕切りに使っています。
・オープンカウンターキッチン
・アンティーク
・モダン

カフェ風キッチンにリノベーション
作業台が丸見えのオープンキッチン

玄関もリノベーション

自転車も置くことができる土間仕様に。広いスペースを設けることで、有効に活用できます。
ごちゃごちゃせず、しっかり収納できスッキリしてます。

玄関を開けたら、奥の扉まで一直線。靴も靴箱に収納せず、あえて見せる収納アイデアで。
どこに何があるのか、すぐに分かります。出かける前に大きな鏡を見てファッションチェックも出来そうです。

では、どんなマンションがリノベーションできる?

一般的な鉄筋コンクリート造のマンションの構造には「ラーメン構造」と言われるものと「壁式構造」と言われるものの2種類あります。

ラーメン構造

鉄筋コンクリート構造は、柱・はり・壁・スラブという部材から構成されています。柱とはりを一体化して骨組みしたものを「ラーメン構造」といいます。

ラーメン構造では、柱とはり以外は自由にできるので、どこを壁にしてもいいですし、どこを出入り口にしてもいいので、大胆にリノベーションするには非常に向いていると言えます。
ただし、地震の揺れには弱いという欠点があります。

壁式構造

柱がなく、壁と床だけで建物を構成したものが「壁式構造」です。

四方の壁と床と天井という6枚の板で建物を建てるのが「壁式構造」です。イメージとしては、ボックス・ティッシュを積み上げていくイメージです。ですので、壁で建物を支えているため、壁を壊したり窓を大きくすることはできません。大胆な間取りを変更することは難しいので、大規模なリノベーションは向いていませんが、地震には強い構造です。

簡単にはこの2つの構造を使ってマンションは建てられています。マンションの大胆なリノベーションに向いているのは、「ラーメン構造」。構造を壁自体は撤去することはできませんが、内装壁であれば撤去できる「壁式構造」。物件を探す場合には、構造を知っておくと良いでしょう。

ラーメン構造と壁式構造の見分け方

不動産会社からもらう物件の中には、マンションの構造については記載されていないのが現状です。
壁式構造のマンションの多くは、5階以下の低層マンションです。6階建て以上のマンションの場合はラーメン構造の可能性が高いです。高層マンションの場合は、ほぼラーメン構造と考えても良いでしょう。

リフォームとリノベーションの違い

最近よく耳にするようになった「リノベーション」ですが、「リフォーム」と「リノベーション」は、いったい何が違うのでしょうか?
同じ意味のように感じる2つの言葉ですが、具体的に調べてみますと、
「リフォーム」古くなったものを新しくする作業で、一般的に【小規模の改装】。
「リノベーション」間取り変更や壁を壊し、場所を移動させたり【大掛かりな改装】のことをいいます。生活動線や機能的な部分を向上させること。
あまり厳密には区別されていないようです。

マンションのリノベーションの費用は?

物件購入時にかかる費用

物件を持っていなければ購入する費用と、諸経費(仲介手数料、登録免許税、司法書士報酬など)があります。物件を購入するときに確認をしておいた方が良いでしょう。

リノベーションにかかる費用

大規模なリノベーションをする際は、費用もたくさん掛かりますが、小規模で良い場合は費用もそんなに大きなものにはなりません。広さや規模で変わってきます。どこをどう変えたいのか、良く考えましょう。

部分的なリノベーション

小規模なリノベーションなら500万円以下で可能
・部分的な部屋の改装

キッチンなどを大幅に配置変更する場合は、給排水管の工事が必要になりますので、この価格帯では難しいかもしれません。
業者さんと相談してみましょう。

大規模なリノベーション

間取りの変更や、耐震補強、増築など大胆な改装が可能になるのは、費用500万円〜1000万円くらいでできそうです。
・デザインや機能性にもこだわることができます

もちろん、1000万円以上かけても良いでしょう。

居住後にかかる費用

完成したリノベーション物件に引っ越しする費用。管理費や固定資産税などの税金があります。せっかくリノベーションするんですから、しっかり計画を立てて行いましょう。

ベランダも一つの部屋に

ベランダも自分流にデザインしてみよう。ウッドデッキにすることでベランダに出る機会が増えます。ティータイムにも活用してみましょう。

マンションにもベランダを活用すると、そこは一つの部屋。ベランダもリノベーションすると中と外との一体感が生まれます。たまにはゆっくり外の空気を吸って、くつろぐ時間を作ってみてはいかがでしょう。

ガーデニングも楽しみましょう。緑があることでベランダに置いた家具たちも引き立ちます。壁面を使ってたくさんの植物を育てて見るのも面白いかも。
ずっと居たくなる空間になりそうです。

スペースは狭くても、空間の使い方次第で広々と過ごすことができますし、狭いからこそアイデアが浮かんでくるのも事実です。今ある環境をより快適に過ごしやすくしてみてはいかがでしょうか。

マンションのリノベーションまとめ

いかがでしたでしょうか。自分たちが過ごす空間を変えてみたくなりましたか?大きな改装はよく計画を立てないといけませんので、十分な時間も必要です。
子供の成長に合わせ、機能性も重視したり、老後の生活も取りいれて考えると中古マンションをリノベーションするのも悪くないでしょう。ぜひ、考えて見てください。

高層マンションならではの見晴らし。朝日は誰よりも早く見ることができるでしょう。マンション暮らしも素晴らしいところはたくさんあります。

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