ユニットバスの収納に困っていませんか?使える収納グッズをご紹介!
2016/08/14
セラフィム
2016/09/21 更新
ユニットバスのリフォームをお考えの方は、折角だから理想のお風呂に入れ替えたいですね。大きな買い物になるユニットバスの買い替えの、気になる基本情報をお知らせします。〝相場〟〝浴槽の素材の種類〟などユニットバスのリフォームに関するお役立ち情報です。
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ユニットバスとは、工場などで予め風呂パーツ「天井・浴槽・床・壁」などを成型しておき、現場に搬入した後にそれらを組み立てる浴室のこと。
2014年現在で、日本国内の浴室の約95%を占めるといわれています。
今につながるFRP製のユニットバスは、1964年の東京オリンピックをきっかけに開発されたものです。
在来工法のデメリットを解決
在来工法とは、周りに防水加工をし、その上からコンクリートで壁、床を作るといった昔ながらの風呂場造りの仕組みです。
在来工法の「防水性が低い、費用が高い、工事期間が長い」といったデメリットを解決したのがユニットバス。
最新ユニットバスはこんなに開放的!
明かり取りの窓が大きく広がって、水はけの良い床に、使い勝手の良いシャワー、大きな鏡など。
東京オリンピックから50年経ち、ユニットバスはこんなにおしゃれになっています。
当然ユニットバスのリフォームは安いものではありません。
でも、現代の価格競争で、同じ商品でも工夫次第で安く購入することは可能です。
①数社に実際に見積もりに来てもらう→感じがいい、値引率がいいなど、取捨選択。
②型落ちのユニットバスを使用する→最新型の1つ手前でもずいぶん価格が違います。
③オプションとなる棚などの設置を省く→本当に必要なものはどれか、よく検討しましょう。
その前に…ネットで見積りを取ってみることもできます。
そろそろユニットバスをリフォームをしたいと思っている方に、まずは相場からご紹介します。
パーツ交換か、全部交換かで100万円の差が
設備のパーツ交換程度の費用は、数万円~20万円程度。
浴槽だけの交換なら、相場は50〜60万円。
ユニットバス全体の交換は100〜150万円というところ。
ユニットバス自体の費用以外に、工事費用が別にかかります。
高いデザイン性や、設備の充実、バリアフリー、高齢者対応など多くの希望を取り入れると費用はかさみます。
また、ユニットバスのサイズには、0.75坪・1坪・1.25坪などがあり、これは枠として決まっているので、拡張する場合などは別注の工事となりますね。
サイズが大きいほど当然費用はアップ。
ユニットバスの交換とあわせて給湯器や給排水管も新しいものに交換すると、さらに20~30万円程度の費用が想定されます。
つまり、サイズや商品のグレード、オプションにより金額は異なるので、どんなリフォームにしたいかという明確な方向性と、見積りが大事ということになります。
画像のような最新型タイプは、もはや通常のユニットバスの枠を超えている豪華さです。
サイトでご確認下さい。
ユニットバスのサイズ
ユニットバスは、予めパーツができているものを、現場で組み立てるので、サイズが決められています。
マンションと戸建てではそのサイズが違いますので、ご注意ください。
マンションのユニットバスのサイズ
マンションのユニットバスは、平均0.75坪のようです。
入居するときのデータがあれば別ですが、データが場合は実際に内寸を測定することがリフォームへの第一歩です。
戸建てのユニットバスのサイズ
戸建てのユニットバスのサイズの平均サイズは1坪が多いようです。
【ユニットバスのサイズ一覧】
サイズ 坪 浴室内寸(短辺×長辺)
1216サイズ 0.75坪 1200mm×1600mm
1217サイズ 0.75坪 1200mm×1700mm
1317サイズ 0.75坪 1300mm×1700mm
1616サイズ 1.0坪 1600mm×1600mm
1717サイズ 1.0坪 1700mm×1700mm
1618サイズ 1.25坪 1600mm×1800mm
1620サイズ 1.25坪 1600mm×2000mm
1621サイズ 1.25坪 1600mm×2100mm
1624サイズ 1.5坪 1600mm×2400mm
1818サイズ 1.5坪 1800mm×1800mm
マンションの浴室リフォームでまず重要なのが、管理規約の確認です。
規約にはリフォームをする際の約束事が書かれていますので、手続き方法などを確認しましょう。
また、振動音で近隣トラブルの原因になることがあります。古いマンションほど施工方法を確認しながら慎重に進めて下さい。
最も気を付けなければならないことは換気設備と給排水の設備は動かすことができないこと。
共用部分の養生費など、事前に業者と入念に打ち合わせをして、トラブルのないようにしましょう。
ユニットバスのリフォームは大体がセット売り。浴槽のサイズも決まっています。
同じようなユニットバスのリフォームでも、浴槽の種類によって費用が変わります。
戸建て住宅用のユニットバスで費用の違いを見てみましょう。
TOTO サザナ Fタイプ/浴室リフォームプロ
FRP浴槽は、ユニットバスで最もよく見る素材で、リフォーム価格は大体40万円〜。
利点:お手入れが簡単。保温性・耐久性・耐衝撃性が高い。素材にぬくもり感がある。色の展開が豊富。
注意点:汚れが目につきやすい。高温に弱いため空焚きには特に注意が必要。
LIXIL アライズ
つややかで、汚れもつきにくい人造大理石。価格帯はFRPと変らない値段から、倍ほどするものまで、メーカー、商品によります。
利点:商品バリエーションが豊富で、選択肢が広い。お手入れも簡単。
注意点:ポリ系はアクリル系より耐久性・耐衝撃性で若干劣る。
JFE ステンレス浴槽
昔ながらの日本のユニットバスという感じで「深く浸かる」タイプもあります。価格は20万円程度とお手ごろ。
利点:高い耐久性と保温性が特長。傷やサビにも強く手入れも簡単。
注意点:金属感が冷たいイメージ。
タカラスタンダード EMELORD(エメロード)
ステンレスを、独自の技術でカラーコーディングした、高品質なカラーステンレス浴槽。
通常のステンレスよりお値段は高めで、定価45〜70万円前後です。
タカラスタンダード PREDENCIA(プレデンシア)
美しい色合いが人気のホーロー浴槽の価格は、FRP・ステンレス等より高めの80万円前後〜100万円。
タカラスタンダード IMPERIO(インペリオ)
利点:お手入れは比較的簡単。
注意点:表面に傷がつくとサビの原因に。鋳物ホーローは重量があり、階上浴室には不適格。
ユニットバスと在来工法のいいとこ取り!
防水性能に優れたユニットバス。
お金をかければ高級なユニットバスも手に入りますが、オリジナリティに欠けるのが難でした。
そこで、浴槽とつながる床面はユニットバスで、天井や壁は木材やタイルで自由に仕上げる「ハーフユニット」という工法が人気となっています。
壁面や天井、扉などは在来工法のように、オーダーメイドができるので、ご自宅に合う浴室のリフォームができます。
窓を広く取れる浴室ならこんなビューも!
戸建て住宅で自由が効くなら、こんなバスルームも素敵。
開口部がこんなに広いと、ユニットバスだということを忘れてしまいますね。
住宅の構造でお風呂の天井が低いときなどに便利
ハーフユニットなら、浴槽とつながる床面だけがユニットタイプなので、天井高が低い家などは、高さにあわせてハーフユニットにするとよいでしょう。
ドアも後付けとなりますので、ガラス張りにすることも、バリアフリーの引き戸にすることも可能。
標準のユニットバスはドアを開けると浴槽が直接目に入りますが、ハーフユニットなら方向を90度変えて、ドアから浴槽が見えない形にも配置できます。
壁や天井が真っすぐに取れない場所でも設置可能
ハーフユニットは天井と壁に自由がきくので、垂直水平でない壁や床にも対応可能です。
リフォームを考えるうえでも、とても便利ですね。
在来工法より安いが、凝りすぎると割高になるかも
天井や壁の造り、使用する素材などによっては、かえって高額になるケースもあります。
ハーフユニットバスにしなくてはならないか、ユニットバスで対応可能か、見積りを取りつつリフォームプランを練って、理想に近づけましょう。
ユニットバスのリフォームは、浴槽の素材でだいぶ値段が変わることがわかりましたね。
また、ハーフユニットという方法があることもわかりました。
お好みのユニットバスリフォームができるといいですね。
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