テラスハウスは、境界壁を有しています。メリットを調べてみます。
2015/12/03
やまだーこうち
2015/10/08 更新
ちょっとした段差につまづいて転んでしまい骨折や、それが原因で不調が出る。そんな事は避けたいものですね。自宅をバリアフリーリフォームして、そんな原因の元は取り払いましょう。バリアフリーリフォームのメリット、バリアフリーリフォームするべき箇所をご紹介します。
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段差をなくしたり、手すりをつけるなどのリフォームは、ご高齢の方や障害をお持ち方の生活における支障を減らし、より快適に生活できるように、という目的で行われます。
ですが勿論これらバリアフリーリフォームは、住宅での転倒、転落、事故防止に役立ち、障害をお持ちの方や介護が必要な方だけでなく、ご家族全員にとってプラスでありメリットと言えますよね。
バリアフリーリフォームによって、ご高齢の方や介護が必要な方にとってだけでなく、乳幼児や妊婦さん、老若男女全ての人にとっても暮らしやすい住まいを手に入れることができます。
バリアフリーリフォームしたキッチン&ダイニング
バリアフリーリフォームの難しいところは、今はまだあまり必要の無い段階で工事をするところにあります。
将来の全てを見据えて完璧な家作りをするのは非常に難しく、大掛かりなバリアフリーリフォームをしたけれど、実際その時になってみたら全く不要だった、手すりを取り付けしたけれどもジャマになるだけだったというケースもあるのです。
もし将来、自分が、もしくは家族の誰かが松葉杖を必要とする、車椅子に乗る日常を送る、そんな日がくるかもしれない。このかもしれないを前提に、そうなる前にバリアフリーリフォームをしておく必要があるんです。
ですが、早速バリアフリーリフォームしたものの、邪魔になってしまい生活に支障をきたす。そんなリフォームでは勿体ないですよね。
お手洗いのリフォーム
例えば、一日に何度も利用するお手洗いのバリアフリーリフォーム。段差を無くして手すりを付ける事で、移動から立ち座りも安心。
1度の使用時間は少ないものの1日に何度も使用するトイレですから、普段から清潔で気持ちの良いスペースにしたいものですが、バリアフリーリフォームではさらに、ご高齢の方や障害をお持ちの方もより使用しやすいトイレ作りを目指します。
清潔で気持ちの良い、そして皆が使いやすいお手洗いは理想的ですよね。
廊下のリフォーム
日常で行き来する廊下も、出来るだけ床に物を置かずにバリアフリーに。つまづく可能性も低くなります。そして、つるりとした壁に手すりがあると、いざという時に安心です。
敷居のリフォーム
ドアの敷居の小さな段差は、車椅子の通行にジャマになるだけでなく、小さな子供や妊娠中の女性、お年寄りにとっても非常に危険です。
段差解消のバリアフリーリフォームは、年齢に関係なく家族全員が安全に暮らすために最低限必要な工事です。
敷居の段差というのは、健常者から見れば大したことのない物ですが、松葉杖、もしくは車椅子での移動となると、力のいる難所になってくるので、バリアフリーリフォームが必要なんですね。
玄関でも手すりは重要です。
玄関は段差があってもいいの?そう思いますが、玄関では例えば高齢者や松葉杖の方はここで靴を履きますよね。一度座って履く方も、段差と手すりがある事でスムーズに。また、ご自分では履けなくても履かせてあげる立場の方にとっては、段差は必要なんですね。車椅子の方には、スローブがあると便利です。
玄関スローブ
玄関スローブは、取り外し可能で、簡単に設置出来る物もります。
脱衣所から浴室へのバリアフリーリフォーム
浴室のリフォーム
お風呂場で必要なのは、脱衣所から浴室へのバリアフリーリフォームと、浴室の、浴槽に入る際と立ち上がって出る際の手すりの取り付けです。そして、高さがある浴槽だと、またぐ際に大変苦労する場合があります。
バリアフリーリフォームでは、転倒の危険を減らすため、浴室の出入りを助ける手すりや、洗い場での立ち座りを助ける手すりを取り付け、床材は滑りにくいものを選びます。
浴室での転倒事故は多いですよね。石鹸の泡で滑ってしまう事も。バリアフリーリフォームするだけではなく、簡単に取り外しのできるマットなどを併用するとより安全です。
階段のバリアフリーリフォームでは「転落を防ぐ」ことを目指します。階段の勾配は一般的に45度程度ですが、バリアフリーでは25~35度と、より緩やかにします。
階段の勾配までバリアフリーリフォーム出来ない…そんな場合でも、手すりや滑り止めマットを設置しておきましょう。
階段の手すり
階段からの転落事故防止の為に、手すりは必要不可欠です。
階段用滑り止めマット
このように、階段の段差が分かりやすくて、滑り止めのマットがあると安心です。
車椅子での利用高さも考えた、作業台
キッチンの水道リフォーム
キッチンの水道も、蛇口をひねるタイプの物ではなく、手に力を入れなくでも利用出来るレバー式の物が良いですね。
ここにもあそこにも…と手すりを設置したのはいいけれど、家具が置けれなくなってしまった。なんて事のないようにしたいものですよね。
「原状回復しやすい工事であるか」というもの注意点の一つ。
引越すことになって売却したり貸出したいという場合や、介護の必要がなくなったというような時に、いざ元の住まいに戻したい、となっても、施工方法によってはそれが難しいケースもあるでしょう。
そこまで見込んで工事可能な、信頼できるバリアフリーリフォームのプロとしての業者を見つけることもポイントのひとつです。
いかがでしたか?バリアフリーリフォームと一言で言っても、日常生活を送るうえで必要とされるバリアフリーリフォームの種類は様々です。ご家族皆さんで十分に話し合い、納得のいく結論がでたなら、きっと快適で安全な日々を送る事が出来る筈です。誰もが自由で、過ごしやすいお家の為に、バリアフリーリフォームをご検討下さい。
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