観葉植物を育てる上で欠かせない土!そんな観葉植物用の土あれこれ
2017/02/27
tomoyo1984
2015/11/15 更新
観葉植物を育てる上で困るのが病気です。観葉植物の葉や根や土などに異変があるけど、これって病気なの?もし病気だとしたらどう対処すればいいの?今回はそんな観葉植物の病気とその症状をまとめました。大事な観葉植物、早めに病気に気づいて迅速に処置しましょう!
育てていると愛着の湧く観葉植物。
せっかく育てるのなら長く元気に育てたいですよね。
観葉植物を育てていると「これって病気かな?」と思うときがあります。
少しでも観葉植物に異変があるなら即座に怪しい病気を調べてみましょう。
早い対処が観葉植物を長く元気に育てることに繋がります。
今回挙げる観葉植物の病気が少しでも参考になれば幸いです!
この白いぽつぽつがうどんこ病です。
うどん粉病の白い粉のようなものはカビの胞子で、菌糸を植物組織の中に伸ばして栄養を吸収します。そのため、白い粉に葉の表面が覆われると光合成が阻害されたり、生育不良になり、葉が萎縮する、花が咲かない、野菜の味が低下する、果実が大きくならない、といった症状が現れ、ひどい場合は枯れてしまうこともあります。
病気が進行して変色、変形した葉や茎は早めに除去して病気が広がるのを防ぎましょう。
また、前年の株が残っているとそれが病気の発生源になってしまうので、病気にかかった株や落ち葉は取り除くなどして土壌を清潔に保ちましょう。
ここまで傷む前に気付きたいですね。
症状の出方は植物によってさまざまですが、ほとんどは葉に被害が現れます。まず葉の表面に小さな淡褐色の斑点ができ、斑点はしだいに大きくなります。その後、葉の表面が暗褐色や紫に近い色に変化し、葉の裏面も淡褐色~黄色っぽい褐色になり、やがて落葉します。被害が大きくなると、葉だけでなく株全体が枯れてしまう場合もあります。
風雨によって胞子が飛散して広がります。
病気と思われる症状を見つけたら、すぐに病斑のある葉を取り除き、落ち葉なども集めて処分します。病斑部が多発した場合は、株ごと抜き取って被害の拡大を防ぎましょう。
それと同時に殺菌剤を散布しましょう。
その名の通り黒くなっていますね。
葉に黒っぽい小さな斑点があらわれ、徐々に拡大して円形の病斑になります。やがてその病斑の周りから黄色く変色し、やがて落葉します。被害が拡大すると、株全体が弱って花が咲かなくなったりします。茎や果実が侵されると、カビが生えたり、ヤニが出てきたりすることもあります。
バラでは最も重大な病気の一つとされ、感染すると深刻な生育障害を受けます。しかも治療が困難な病気のため、予防薬を定期的に散布して感染予防に努めることが大切です。
発病した葉を見つけたら、すぐに除去して焼却処分し、病気が拡大するのを防ぎましょう。
また、発病した株の落ち葉や剪定した枝などは、こまめに処分し、土壌を清潔に保ちましょう。そのまま放置しておくと、翌春に雨のはね返りなどで感染することがあるので注意が必要です。
さび病は、糸状菌(カビ)の一種のさび病菌に感染することで発生する病気です。種類は白さび病、黒さび病、褐さび病などがあります。一般に、葉の表面に白色、赤色、黒色などの小さなイボ状の斑点ができ、やがてその薄皮が破れて中からさびのような粉(胞子)が飛散して広がります。
さび病を引き起こす菌には、同一の植物で生活を繰り返す同種寄生菌と、2種類の植物間を交互に移動しながら生活を繰り返す異種寄生菌があります。「同種寄生菌」は冬に枯れる植物に寄生してそのまま冬を越しますが、「異種寄生菌」は冬の間は別の種類の植物(中間宿主と呼ばれている)に移って越冬し、春になるとまた元の植物に戻って活発に活動します。
赤星病はさび病の一種ですが、その特徴的な形をした病斑から赤星病と呼ばれています。主にリンゴや梨など(ナシ亜科の植物)に発生する病気です。葉の表面にオレンジ色の斑点があらわれ、徐々に大きくなり、そのうち葉裏に房状の毛羽立った円形の病斑ができ、被害にあった葉はしだいに枯れていきます。
病気になった株や葉は、早めに除去して焼却し、病気が広がるのを防ぎましょう。
また、アスパラガスなどのように一度蒔いた種から何年も収穫することができる多年草では、さび病になると、さび病菌がアスパラガスに着生したまま越冬してしまうので、秋の終わりに株を刈り取って焼却し、発生源をなくすことで発病を防ぐことができます。
対処法としては、発生初期の薬剤散布が最も効果的です。多発してしまうと、薬剤を散布しても十分な効果は得られません。
葉に発生した場合、縁が褐色で内側が灰白色の円形の病斑があらわれ、その中心部に黒い小さなツブツブや糖質のかたまりが出てきます。病斑部はシミのように同心円状に広がっていき、症状が進行すると病斑部の中心から穴が開き、やがて枯れてしまいます。
病斑部を見つけたら、早めに取り除き、病気で枯れた葉が土に残らないよう焼却処分しましょう。
発生前や発病初期のうちに殺菌剤を散布するのがもっとも効果的です。(下で薬剤を紹介しています)
斑点病は、葉や茎、枝などに褐色や黒色の斑点が生じる病気です。原因菌の種類は数多く、糸状菌(カビの一種)によるものと細菌によるもの(斑点細菌病と呼ばれている)に分けることができますが、糸状菌が原因で発生するものが多いようです。
症状としては、まずはじめに葉に褐色や灰色の細かい斑点ができ、しだいに拡大していきます。糸状菌が原因の場合は、病斑の輪郭が比較的はっきりしていて、病斑部の裏に粉のようなカビが生えたりします。一方、細菌が原因の場合は、水がしみたようなやわらかくなった病斑が発生します。やがて生育が悪くなり、葉は枯れて落葉していきます。
病気になった葉や茎を見つけたら、病斑部を取り除いて焼却処分し、病気が広がるのを防ぎましょう。
それと同時に薬剤を散布しておきましょう。病斑部が大きくなってしまったり、病斑があちこちできてしまった場合は、株ごと抜き取って焼却処分します。
観葉植物を育てる上でどうしても寄ってきてしまう虫。
こまめに取り除きたいですね。
観葉植物の病気の中には害虫が原因のものもたくさんあります。
こまめに観葉植物を観察して、虫がいたら速やかに処理しましょう。
早期の発見が観葉植物を元気に育てる秘訣です。
観葉植物に虫が寄らないようにあらかじめ防虫剤を巻いたり、観葉植物を傷つけないようにネットを張るのも対策として有効です。
いかがでしたか?
観葉植物のかかる病気についてまとめました。
観葉植物にはたくさんの種類の病気があるんですね。
こまめに観葉植物の様子を確認して、もし病気かなと思ったら早めに対処しましょう。
今回挙げた以外にも観葉植物の病気はたくさんあります。
インターネットや園芸店に聞くなどして元気な観葉植物を育てましょう!
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