サボテンを種から育てよう!種からサボテンを育てる方法をご紹介!!
2015/11/16
おはなぷー
2016/10/02 更新
サボテンは花が咲かない種類もあると思われていることが多いようです。サボテンは上手に育てると、どんな種類でも花を咲かせることが出来ます。今回はサボテンの花を咲かせる方法を紹介します。なかなか花が咲かないと思っている方も参考にしてみてください。
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春は桜やチューリップ、秋は金木犀やコスモスなどのように、季節が来れば、花は咲くというイメージがあります。一方、サボテンにはあまり花が咲くような印象がないのではないでしょうか。
鉢植えされたサボテンは、水やりなどの手間がかからないとインテリア、または観葉植物として親しまれています。しかし、サボテンも花を咲かせます。ただ一般的な花と違って、花を咲かせるには、長い時間、育てなければいけません。
そして、どの草花も同じですが、育て方が悪いと花が咲くどころか、枯らしてしまうこともあります。まずは、サボテンの基本的な育て方を見てみたいと思います。
サボテンは、水やりをしなくてもいいと誤解されやすいですが、季節によっては水が必要です。季節ごとの水やりのコツをご紹介します。
土が乾いたら、その度水やり
一年で一番成長する春と、冬に向けて水を蓄えようとする秋は、水をたっぷりと与えます。土が乾いたことを確認した翌日に水やりをすることがコツです。
土が乾いて3日後に水やり
真夏は、熱帯夜などサボテンが最も嫌う季節で、葉は痩せて成長も止まるので、水やりは控えます。土が乾いて3日待って、水を与えます。昼は避け、早朝や夕方にやるのがコツです。
半月に1度の水やり
休眠状態になりつつある11月、目覚めつつある3月は、水やりの難しい季節です。半月に1度の目安で水やりをします。
月に1回の水やり
真冬は、寒さと水を取らないことで休眠状態になります。ですので、水やりは月に1度ぐらいで、ほとんど水を与えないようにします。特に氷や雪が見られるような日は、水やりをしないようにします。
サボテンは砂漠に生えていて、日光や高温にさらされても大丈夫のように思われますが、いくつか気をつけるポイントがあります。
真夏の太陽には気をつけて!
サボテンは、日当たりがよく、風通しのよい場所を好むので、そういった場所に置きましょう。ただ、真夏の日光では日焼けをして、葉が赤茶になりよくありません。日焼けが見られたら、軒下などの日陰に移動します。
締め切った部屋には、要注意!
また、サボテンは湿気を嫌います。締め切った室内で育てる場合は、晴れた昼間は3~4時間ほど、外に出して風に当てましょう。
真冬にも気をつけて!
最低5℃から最高40℃と、適応できる気温の幅が広いです。気をつけるポイントは、冬の霜が降りるとき、凍結させて枯らさないように室内に入れておくことです。
サボテンの育て方の基本を外れると、サボテンの花が咲かないことがあるようです。
季節ごとに水やりの適量が変わってきます。冬の水やりが多過ぎたり、春夏の水不足では、花が付かないことが多いようです。
室内でサボテンを育てている時、日光が足りなかったり、また部屋の明かりがつけっぱなしで、夜でも明るかったりした時は、要注意です。また、サボテンは真夏の直射日光は苦手なので遮光します。
サボテンは、湿気が多いと、花を咲かせなかったり、枯れたりします。締め切った部屋や、梅雨時は、できるだけ風通しのいいところに置きましょう。
暖冬や暖かい部屋に置いている時など、冬でも気温が10℃以上になり、昼と夜の温度差が少ないときは、花をつけにくいようです。
基本に忠実に育ててもサボテンの花が咲かない・・・他の原因は何でしょうか。
サボテンには、種類によって開花年齢というものがあります。金鯱という種類は、種から育てて開花するまでに約50年かかると言われています。サボテンの開花年齢が分かるサイトも参考にしてみてください。
花が咲く年齢の株でも花が咲く大きさになっていない、サイズが小さいと花を咲かせません。挿し木にすれば、株が小さくなります。株が大きくなるまで、待ってみましょう。
植え替えしなければ、土も痩せてくるため、やはり花を咲かせたいなら、植え替えが必要のようです。1〜2年に1度を目安に植え替えをしてみてください。
プレゼントや観葉植物用に植えられたサボテンは、土の状態が悪かったり、鉢がサボテンに適していなかったりします。植え替えをして様子を見ましょう。
静岡県伊東市にある伊豆シャボテン公園では、沢山のサボテンを見るだけでなく、サボテン狩りも楽しめます。
京都府立植物園でも、様々なサボテンを見ることが出来ます。年に一度開かれるサボテン展では、販売や相談コーナーもあります。
サボテンは手入れが簡単のように思われがちですが、花を咲かせたいと思ったら、適度な愛情と気長に待つことが大切なようです。さぼてんの花を咲かせてみたいと思っている方は、参考にしていただけたらと思います。
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