水草の植え方は、種類によって、違います。正しく植えてください!
2015/12/18
やまだーこうち
熱帯魚を飼う上で水草の存在は不可欠です。しかし、初心者の方はどういった水草が必要で水草がどういったものが必要なのか迷う場合が多いことでしょう。今回は熱帯魚を飼うときに必須の水草の選び方や水草の上手な植え方、オススメの水草などをご紹介します。
熱帯魚を飼う際には水草が必要だとよく言われています。
それでは何故熱帯魚を飼うときに水草がいるのでしょうか。
熱帯魚水槽に水草がないと、
・魚の隠れ家が無い
・産卵場所が無い
・水草の出す分の酸素が無いので、水中の酸素量が少なくなる
・見栄えが悪い
なるほど熱帯魚の健全な育成には水草が必須ですね。
水草のメリットは、
・自然な雰囲気がでてレイアウトがUPする
・酸素補給と水の浄化につながる
・小型魚や稚魚の隠れ場所となる
などです。
水槽内で水草は、熱帯魚の隠れ家を提供し、時には産卵場所も提供しています。
さらに、わたしたちが陸上の植物を野菜として食べるのと同じように、魚の種類によっては、水草は魚の餌になる場合もあります。
このように水草は、水槽の中で、単にキレイというだけではなく重要な役悪を担っているのです。
熱帯魚の水槽に水草を植えることは様々なメリットがあることが分かっていただけたかと思います。
少し管理が面倒くさいな、と思うことがあるかもしれませんが充実したアクアリウムを目指すなら熱帯魚の水槽には水草を植えることをおすすめします。
熱帯魚によっては水草がいらない熱帯魚もいますがね。
それでは熱帯魚の水槽にはどういった水草を選べばいいのでしょうか。
本項では熱帯魚の水槽に用いる水草の選び方についてご紹介していきます。
水草に関して理解を深めることが大事ですね。
熱帯魚と水草の相性はとても重要です。
どういった水草がいいかは熱帯魚店の店員に聞いてみるのも手ですね。
下手な水草を選んでしまうと熱帯魚を傷つけてしまうことがあるので注意が必要です。
熱帯魚の水槽に植える水草の選び方を知ったところで水草はどう植えたらいいのでしょうか。
本項では熱帯魚の水槽における水草の植え方に関してご説明します。
水草を購入し水槽内に入れる前にまずは準備として綺麗な水ですすぎます。このときに水草に傷を付けないようにやさしく洗いながら根や葉をチェックし、巻貝やコケなどの付着がないかを入念に確かめます。
綺麗な水ですすぐもう一つの理由としては水草についた農薬を洗い流すためです。
熱帯魚が農薬で傷つくのを防ぎます。
ポットに入ったものは大抵、根を保護するためにウールマットで包まれています。これは非常に取りづらいので、手とピンセットである程度まで綿を取ったらバケツなどで水草の根を振って落とします。さらに傷んだ葉や根をきれいにしておくと、ゴミも減るし成長もよくなります。
輪ゴムや鉛板のもの、そのままのものも同様にきれいにしておきます。
◇茎と水草の角度が45度くらいになるように水草をピンセットでつまんで下さい。
◇水草をソイルや砂利に垂直に差し込んでください。
◇つまんでる指の力を緩めて、ピンセットを横から、そ〜っと引き抜いてください。これで完了。
水草を植える時は、面倒でも1本1本植えましょう。浮くのを避けるためだからっておもりを巻いたまま植えるのもダメです。植える前に植える水草の下処理もしっかりしてくださいね。
熱帯魚の水槽に水草を植えるのは手間がかかるかもしれません。
しかしながら熱帯魚の健やかな飼育環境を維持するためには水草がとても大事なのです。
面倒くさくても熱帯魚の水槽には水草を植えてくださいね。
本項では初心者にオススメできる水草についてご紹介します。
ここでオススメするのは大抵の熱帯魚と相性がよく水質の変化にも強い水草ばかりです。
株立ちで、大きくなると見栄えがするようになります
ショップで売られているものは水上葉がほとんどなので、水中葉に変化すると買ったときのイメージとは少し変わり、柔らかくなって横に広がるようになります
今回は熱帯魚の水槽における水草の選び方や植え方をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
水草は管理が大変で気が滅入る方もいるかもしれません。
人工水草もあるにはあるのですが、やっぱり自然の生きた水草の方が熱帯魚は喜びます。
熱帯魚の水槽には是非水草を植えてくださいね。
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