2016/12/16
chihiro
2016/08/04 更新
天候に左右される自然乾燥のドライフラワーで失敗した経験はありませんか?せっかくの綺麗なお花を綺麗なまま長持ちさせたいですよね。そこで、シリカゲルを使った簡単、綺麗にドライフラワーを作る方法をご紹介します。シリカゲルでドライフラワー作りに挑戦しましょう!
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ドライフラワーといえば、茎のまま乾燥させて自然の風合いが魅力。フラワーアレンジなどにされています。色合いをしっかり残すのは条件が揃わないと難しいのが難点。家庭で鮮やかな色をそのままドライフラワーにするのには、シリカゲルを使ってしっかり水分を切るのがポイント。リースや、今注目のボタニカルキャンドルなど作ってみませんか?
ドライフラワーとは鑑賞用に草花や果実などを乾燥させたものです。
プレゼントなどでもらった綺麗なお花を長く楽しみたい時にドライフラワーにしておくといいですよね。
ドライフラワーといえばこのように逆さに吊るして自然乾燥させるというイメージの方も多いのではないでしょうか。
こちらも簡単にドライフラワーが作れる方法です。
乾燥させてドライフラワーができれば、束ねたりして吊るすだけでおしゃれなお部屋のインテリアにもなりますね。
このようにドライフラワーのよく知られている作り方は逆さに吊るして作る方法ですが、より花の形や色を綺麗に残したいならシリカゲルを使った作り方がおすすめです。
そこで今回は、シリカゲルを使って作るドライフラワーの作り方をご紹介していきます。
シリカゲルとは
シリカゲルとはケイ酸のゲルでできており、空気中の水分を非常に大きな吸着力で除去する乾燥剤です。
食品や布製品などでよく使われているので、目にする機会も多いと思います。
シリカゲルにはドライフラワー用のものが売られています。
売られているのは以下のような場所です。
●ネット通販
●ホームセンターの園芸コーナー
●ドライフラワーを販売している花屋
●ドライフラワー用品のある大型の手芸店
豊田化工 シリカゲル ドライフラワー用 乾燥剤 1kg
¥913(税込)
すこし重いものなので、ネットで買えるのは便利でいいですね。多く買うなら2袋や3袋のセット売りの方がお得ですよ。
ドライフラワー用のシリカゲルでなくてもできないことはないようですが、花びらが変色してしまったり、綺麗にできない場合があります。
できればドライフラワー用のシリカゲルを用意しましょう。
それではシリカゲルを使ったドライフラワーの作り方をご紹介していきます。
●ドライフラワーにしたい花やハーブ
●ドライフラワー用シリカゲル
●タッパーやビンなどの密閉容器
●スプーン
●新聞紙
●手袋やピンセット
花は枯れかけていない元気で新鮮なものを用意しましょう。
その方が綺麗で色が長持ちします。
シリカゲルは肌が荒れてしまう可能性があるので、素手で触らないように手袋やピンセットなどを使ってくださいね。
また、小さいお子さんやペットがいる家庭では取り扱いに気を付けてください。
1.加工する花についたゴミやほこりを取り除いておく。
2.好きな長さに茎をカットする。
3.新聞紙を敷いた密閉容器にシリカゲルを2、3cmほど敷き詰める。
4.花と花が重ならないように少し間を空けるようにしてシリカゲルの上に置きましょう。
5.花びら一枚一枚の隙間にスプーンでシリカゲルを入れてあげましょう。
その方が仕上がりが綺麗になります。
6.花が見えなくなるまでシリカゲルをかけましょう。
その時にシリカゲルで花の形が崩れてしまわないようにゆっくり入れてください。
7.フタをして密閉すれば、約1~2週間で綺麗なドライフラワーの完成です。
通常シリカゲルでドライフラワーを作ると、1~2週間かかってしまいますが、電子レンジを使うとその日に完成することができます。
時間短縮ができる電子レンジを使うドライフラワーの作り方をご紹介します。
●ドライフラワーにしたい花やハーブ
●ドライフラワー用シリカゲル
●新聞紙
●スプーン
●手袋やピンセット
●電子レンジ
●レンジ対応のフタ付き耐熱タッパー
先ほどのシリカゲルを使ったドライフラワーの作り方の1~6の工程までと同じように作っていきます。そして、耐熱タッパーのフタを閉めます。
それを600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱すれば完成です。
水分量によって加熱時間が微妙に変わるので様子を見ながら時間調整してくださいね。
また、加熱直後はシリカゲルが熱くなっていますので注意してください。
めっちゃ簡単!!めっちゃ早い!!ドライフラワーの作り方
電子レンジを使った、お手軽なドライフラワーの作り方をご紹介しています。動画がドラマチックな音響や視覚効果で、あっという間に終わってしまいます。ポイントはもう一度よくご覧ください。
人気のボタニカルキャンドルは自分でも挑戦でききます。専用のキャンドルモールドがなくても作れる方法をご紹介します。耐熱ガラスの広口の瓶を使って作るワックスキャンドルのボタニカルキャンドル。作り方は簡単です。
ボタニカルキャンドルを作りましょう。
<ワックスキャンドルの材料>
・耐熱のガラス瓶
・キャンドル用ワックス
・キャンドルの芯と芯の固定パーツ
・アロマオイル(お好み)
・ドラウフラワー
<使用する器具>
・ホットプレート、またはガスコンロの場合は湯煎
・鍋
<ワックスキャンドルの準備>
・ワックスは溶けやすいように薄く細かく刻ん置きましょう。
・鍋に細かく刻んだワックスを入れて溶かしていきます。
※温度の調節がしやすい電熱タイプのコンロがおすすめです。
<ワックスキャンドルの作り方>
・広口の瓶の底の中央に、キャンドルの芯をセットしたパーツを置きます。
・瓶の内側にお好みの量のドライフラワーや、装飾用のパーツを貼り付けるように置いていきます。
安定しないときは、少量の溶かしたワックスを付けて、置くとガラスに付いて安定します。
・アロマオイルを使うときは、液体のワックスに溶かしてまんべんなく行き渡らせます。
・瓶の内側にドライフラワーを並べたら、温めて液体になったワックスをゆっくり注いでいきます。
・自然に固まったら出来上がりです。
耐熱ガラスの瓶なのでそのまま火を灯せます。
ボタニカルキャンドルといえば、ワックスキャンドルが多いですがこのジェルワックスにすると、鮮やかに仕上がったドライフラワーが一層引き立ちます。
ジェルワックス キャンドル用 200g
¥756(税込)
<ジェルキャンドル>
・専用のジェルワックスを用意します。
・容器は、水の中のような様子がよく見える、透明な耐熱性のガラス容器がおすすめです。
透明な専用ワックスで作るジェルキャンドルは、水の中で花が咲いたような雰囲気の美しいキャンドルができます。作り方はワックスのキャンドルと同じです。専用のジェルワックスに色やアロマで香りを付けることができます。
お花だけでなく、フルーツもドライにして一緒にアレンジするとバリエーションが豊富になります。ワックスバーにドライフラワーにアレンジするのも人気があります。手軽なプレゼントにしても喜ばれます。
サラダで大ブームを巻き起こしたメイソンジャー。サラダ以外にも、おしゃれな瓶は並べているだけでもインテリアになります。ドライフラワーのアレンジ作品は埃をかぶったり、湿気があると変質したりします。密封容器に飾りながら保存できる、メイソンジャーフラワーが注目されているのも頷けます。
元々特性としてドライフラワーになりやすい植物をご紹介します。
<左上から>
・ビバーナムティナス
・コニファーブルーアイス
・ユーカリアップル
・ケイトウ
・千日紅
<左下から>
・バラの実
・ドライアンドラフォルモーサ
・スターチス
・ハイブリッドスターチス
・リューカデンドロンジェイドパール
・アジサイ
フラワーアレンジメントでリースなどにすると、そのままドライフラワーになってしまうアジサイやスターチス。6月から真夏の間フレッシュな花が長持ちしない時期に飾って、そのままでも多少の退色がありますがドライフラワーとして長い期間楽しめます。
退色させずに鮮やかさを楽しみたいとなれば、やはりフレッシュな状態でシリカゲルでドライフラワーにしましょう。
シリカゲルを使ったドライフラワーの作り方をご紹介しましたがいかがでしたか?
材料さえ揃えれば、簡単に綺麗なドライフラワーが作れますよね。
作ったドライフラワーは瓶などに詰めるだけで素敵なインテリアになっていいですよね。
素敵なお花のキレイな瞬間を残せるドライフラワーにぜひ挑戦してみてくださいね。
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