2016/11/05
yukodola
2015/11/26 更新
- 植物(589)
観葉植物を育てる上で必須の作業・植え替えってどういう方法なの？
観葉植物を育てる上で植え替えが必要だ、ということをよく耳にしませんか？しかしながら、植え替えの方法ってよくわからないですよね。今回は観葉植物を育てる上で大事な植え替えの方法に関してまとめていきます。これでもう植え替えの方法がバッチリ分かるはずです。
植え替えの方法前に何故観葉植物には植え替えが必要なのか気になりませんか？
植え替えの方法だけでもちんぷんかんぷんだと思うので基本的なことからまとめていきましょう。
通常の観葉植物は２，３年に一度植え替えなくてはいけません。根詰まりした株は鉢の底から根が沢山出てきています｡これは根が鉢一杯に回り、底から根が出てきたためです。
根詰まりすると観葉植物が枯れてしまう原因にもなってしまいますね。
鉢やプランターなどの容器に植えてある植物は、土の量が限られているため、木本・草本を問わず、1～3年に一度は植え替えなければならない。植え替えを怠ると、鉢土の中に古い根がびっしり張り、若く新しい根が伸びるスペースがなくなってしまう。古い根は次第に機能が落ちてゆき、植物全体がどんどん衰弱して、最後には枯れてしまう。地上部(茎葉)の生長に伴い、地下部(根)も同じくらい生長していることを忘れてはいけない。
長い間同じ大きさの鉢で育てていた植物を抜いてみると、根が育ち過ぎて鉢の中でびっしり詰まっているという事がよくあります。根が鉢の中で窮屈になっている状態は良くない為、長く、そして大きく育てる場合には植え替えが必要です。
なるほど、健やかな観葉植物の成長には植え替えが不可欠なのですね。
それではどういった方法で植え替えを行うのでしょうか。
次項では観葉植物の植え替えの方法をカテゴリごとにわけてご紹介しますね。
観葉植物の植え替え方法をご紹介していきましょう。
まずは具体的な植え替え方法に移る前に植え替えに適した時期から。
● 購入してから、もしくは植えてから2年以上が経過している
● 株と鉢のバランスが悪く、よく転倒する
● 与えた水が土にしみ込んでいかなくなってきた
● 鉢底から根がはみ出している
● 葉が黄色くなる、枯れ落ちる
● 水もちが極端に悪い
こういった時期に植え替えするのが大事ですね。
しかし、根腐れや病気による場合の植え替えは、なるべく早めの処理をしてあげた方がいいでしょう。なるべく、その植物にとって良い場所・温度・明るさ等のある環境のもとで、行ってあげてくださいね。
観葉植物を植え替える時期は、１５度以上の気温がある時期に行ないます。５月～９月までが目安です。その中でも５月中頃～６月がベストな時期です。観葉植物はこのぐらいの時期から成長期に入りとても丈夫です。
観葉植物の植え替え方法に関しては時期をよく見極めることが大事なのですね。
次項では植え替え方法の必要な道具編へ参りましょう。
さて続いては植え替え方法の実践に移る前に観葉植物の植え替え方法・必要な道具編です。
必要な道具が揃っていないとどうにもなりませんからね。
鉢は今までの鉢とは大きめの鉢を用意してください。
慣れないうちは園芸店で市販されている「観葉植物の土」を選んでください。
どの土を選んだらいいのか迷った時はアイリスオーヤマの「ゴールデン培養土 観葉植物用」がおすすめです。
意外と活躍してくれたのが水差しキャップです。ペットボトルに装着すればいいだけなのですが、ジョウロを使うように狙った場所に水を少しずつさすことができます。ペットボトルなので、ジョウロのように置き場所を取らないってところもよいのですよ。
観葉植物の植え替えに必要な道具は大抵のホームセンターに揃っていますし、中には100円ショップで手に入るものもあるのでお手軽です。
さて、続いては植え替え方法の実践編にまいりましょう。
植え替え方法は思ったよりそこまで難しくない方法なので気をはらなくても大丈夫ですよ。
さて、それでは植え替え方法実践編です。
一見難しく思える方法かもしれませんが、いざやってみると植え替え方法はわりとシンプルなので安心してくださいね。
1.鉢から根蜂を丁寧に抜き、土を取り除きます。
全部取り除く必要はありません。 ある程度土が残ったままの状態で大丈夫です。
2.新しい鉢に植え込みを行いますが、一番下には水はけをよくする為に2～3cmほど軽石を入れると良いです。
その後薄く土を敷き、根の形を整えた植物を入れ、上から土をかぶせてゆきます。
複雑に絡み合った根の間には土が入り込みにくいですが鉢を叩いたり、ゆらしたり、水をあげることで徐々に入り込み、なじむようになります。
3.植え込みが終わった観葉植物は、その後の養生が一番のポイントです。
古い土を３０％程度落として新しい鉢に植え替えをします。このタイプの場合は一回り大きな鉢でなく。同じ鉢で構いません。直根性でなくても、根をいじると回復するまでに時間が掛かります。負担を減らすために、地上部の葉っぱや枝を半分落とすと根の回復が早まります。
観葉植物の植え替え方法実践編でした。
観葉植物だけではなく全ての植物におっても植え替えは体力を消耗する作業です。
正しい植え替え方法を行ってください。
さて、今回は観葉植物の方法に関してご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
観葉植物の方法は字だけだと難しく思えるかもしれませんが案外簡単なものです。
しかしながら正しい方法で植え替えをしないと観葉植物を傷つけてしまい最悪枯死してしまいます。
慎重に正しい方法で観葉植物を植え替えするように心がけましょうね。
