2016/11/05
yukodola
2015/12/25 更新
近年、お部屋のインテリアとしても人気の観葉植物。買ってきて飾っているうちに元気がなくなって枯れてしまうという方も多いのではないでしょうか?原因は正しい植え替えができていないからかもしれません。そこで、観葉植物の植え替えについてまとめてみました。
どんな植物も成長する
観葉植物に限らず、ポットのお花や鉢植えもすべて生きていますから、成長して大きくなります。買った当初から入っている土はだんだんと栄養が足りなくなり、根はどんどん深くなってはみ出すほどになります。
しかし大きな鉢やプランターに植え替えをせずに放置していると、やがて弱って枯れてしまうのです。
植物の植え替えはガーデニングを楽しむための基本です。正しい植え替えを行ってあげるとお花や植物はびっくりするほど長持ちして楽しむことができるようになります。
大きな観葉植物は別としても、小さな植物はこのようにポットに入って売られていますよね。このまま植え替えをせずにしばらく放置するとあっという間に枯れてしまいます。
その理由がこちらです。植物をポットから出してみると根っこがびっしりと詰まっています。これでは土の中の水や養分をうまく吸収できません。だからこそ植え替えを行う必要があるのです。
それでは早速、正しい植え替えの方法を観葉植物を例にあげていっしょに学んでいきましょう。まずは植え替えを行う適切な時期からです。
植物の植え替えは知識と道具さえあればいつでもやっていいわけではないのです。植え替えに適した時期があるといいます、それはいつでしょうか?
気温が15度以上に安定する5月中旬~9月中旬頃が、多くの観葉植物の植え替え適期です。ただ、病気やどうしても間に合わなかった場合を除いては、5月~6月に植え替えをしましょう。
観葉植物の植え替えに適しているのは春先から秋の入り口にかけてが最適な時期になります。
植え替えで一番重要なのは時期です。それ以外の時期に植え替えると観葉植物は弱ってしまい、枯れることもあります。
適した時期を過ぎていれば、無理して植え替えをせず次の植え替え時期まで待ってください。
適した時期に植え替えを行わないと、観葉植物が弱ってしまいます。植え替えの際には一度土から根を取り出すため、気温や気候が合わないと植え替えをしても意味がなくなってしまうのです。
観葉植物の植え替えには、気候が穏やかな春先を選ぶと良いでしょう。次に気をつけなければならないのは土です。どんな植物にも重要な土、植え替えを行ったときはどのようなものを選べばいいのでしょうか?
植物の生命線といえる土も、たくさんの種類があります。ホームセンターや園芸店に行くと、赤玉土や黒土、さまざまな栄養が含まれた土がたくさん袋入りで売られています。
なかでも一番オススメなのは「培養土」という土です。これは、観葉植物に限らず全ての植物を育てるために必要な栄養が含まれた良質な土です。
培養土はこのような状態で販売されています。観葉植物用と書いてあるものがオススメです。ほかにも草花用や野菜用もあるので確認してください。
本格的なガーデニングを楽しまれている方の中にはそれぞれの観葉植物にあった土を自分で改良する方もいます。しかし慣れるまでは配合に時間がかかりますし、さまざまな栄養をそろえる必要があるのでお金もかかります。
慣れるまでは培養土を使いましょう。培養土はだいたい全ての観葉植物に使うことができます、もし不安であれば園芸店の店員さんに聞くと分かりやすく教えてもえらえるはずです。
いよいよ植え替えを実際に行ってみましょう。少し大きめのプランターをあらかじめ用意しておいてくださいね。
まずは古い鉢から丁寧に植物を取り出します。無理やり引っ張ってしまうと根が傷ついてしまいます、慎重に行いましょう。
次に、新しいプランターや鉢の底に軽石を敷き詰めます。水はけをよくするために必要です。
このように軽石を入れます。土を入れる前に行ってください。
土を鉢に入れる
軽石が見なくなるくらい土を入れ、苗を真ん中において、土をかぶせます。鉢の外側を軽くたたき、隙間を埋めるように土を入れると、根と土がよくなじみますよ。最後は割りばしなどで土を突きながら入れると、根に土を隙間なく入れることができます。
軽石の上から土をいれ、中央に観葉植物を置いたら土をかぶせます。土を入れたらたっぷりと水をあげましょう。これで植え替えは完成です。難しい作業はありません、30分ほどで完了する作業です。
気をつけるポイントとしては根を傷つけないようにすることだけです。事前に準備をしておけば慌てることなく一人でも行うことができるでしょう。こうして正しく植え替えをしてあげることで、観葉植物はまた元気を取り戻します。
このように、観葉植物の植え替えは意外と簡単にできそうなことが分かりました。植物を長く楽しむコツは植え替えです。買ったままの観葉植物はありませんか?ぜひ植え替えにチャレンジしてみてください。
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