お風呂のふたには種類があった!お風呂の必需品、お風呂のふたまとめ
2015/12/03
supatako
お風呂の床や浴槽の中にすのこが敷いてあるのを見た事がありますか?最近の新しい作りのお風呂だと必要なかったりしますが、作りの古いお風呂だとすのこが必須だったりもします。お風呂で使用するすのこの材質やお手入れや長持ちさせる方法を調べてみました!
古い作りのお風呂にはすのこを床に敷いている事がありますが、何故お風呂の床にすのこを敷いているのでしょうか?
段差解消のため
お風呂の中の段差は高齢者や幼児には危険です。
お風呂に段差があると転んだりして危険なので、段差を解消するためにすのこを洗い場と脱衣所の高さが同じくらいになるように敷いたり、お風呂の浴槽の中にすのこを敷いて浴槽のふちをまたぎやすくするためにという理由です。
滑らないようにするため
水に濡れた素足とタイルなどの床の組み合わせは滑りやすいですよね。
最近建てられたりリフォームされた新しめのお風呂だと水が床にたまりにくいように処理されていたりしますが、古いお風呂だとコンクリートやタイルで作られたお風呂が多いので、濡れたり流し残しの石鹸やシャンプーなどで滑りやすく危険なので、床にすのこを敷くことで濡れたままでも滑りにくくするという理由です。
他にも冬場のお風呂の床の素足が感じる冷たさを軽減するためや、お風呂の雰囲気を変えるためという理由などですのこを敷くこともあるようです。
お風呂で使うすのこは水に濡れて腐ったりカビが生えたりしますよね。でも出来るだけ長く使いたいものですが、どんな材質のものがあるのでしょうか?
木材
ヒノキや青森ヒバなど
お風呂で使うすのこなどの木製品というとヒノキが真っ先に浮かんできますが、やっぱり腐りにくさなどからヒノキが一番多く使われているんですね。
合成樹脂系
プラスチックや発泡ポリプロピレンなど
プラスチックなどの樹脂製のすのこは腐る心配をしなくて済みますが、カビが発生しやすそうなイメージがありますね。
しかし高齢者や幼児などがいる家庭だとクッション性の高いすのこ型のマットもあって木材で出来たすのこよりも安全そうです。
お風呂の浴室の床だけでなく、浴槽の中で使用するすのこもあります。
介護用にオーダーメイドで浴槽内すのこを製作している会社もあるようです。
通常の浴槽内のすのこは底前面に敷いて使用するものでしたが、介護用の場合は浴槽と洗い場の段差を小さくするための踏み台や体に負担がかからないようにするためのイスとして使用することができます。
お風呂のすのこも用途や素材が異なるということはわかりましたが、それぞれに適した長持ちさせるためのお手入れはどうしたらいいのでしょうか?
・使用後はお湯をかけてスポンジで軽くこすっておきます。そして週に一度は浴室用洗剤で洗うようにします。
・タワシやみがき粉で磨くと傷がつくこともありますので、注意してください。
・木製すのこや発泡のマットは水が浸透しますので、カビの発生や湯アカが溜まりやすくなりますので、使用後は必ず浴槽や壁面に立てかけて、十分に乾燥させてください。
材質にかかわらず、お風呂で使うすのこは毎回入浴後に洗って乾燥させることが大事です。
木製のすのこの場合は可能なら同じものを2つ用意しておいて、交互に使用してきちんと乾燥させましょう。
毎回ばらばらにして立てかけて乾かすのが大変な場合は表面の水分をふき取っておくだけでも多少は違うようです。
お風呂とすのこというと昔の五右衛門風呂のような釜で焚いて沸かすタイプのお風呂の底板として使用されるイメージがありますが、近年高齢化や技術の発展によって色々な形状や素材のすのこが生まれてきているのだということを認識させられました。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局