【インテリアに華を】屋内でも育てられるオススメの観葉植物4選
2015/12/23
zeroko
2015/12/09 更新
日が当たらない、寒い、そんな環境でも育つ観葉植物はあるのでしょうか。考えてみると屋内は意外と日が当たらない場所が多いですよね。玄関や寝室など。そこで、屋内でも育ちやすい観葉植物を飾ってみませんか。お部屋に緑があると癒されますよ。
【観葉植物とは】
一般的には葉の形、大きさ、色、模様などを見て楽しむ、屋内で育てられる植物のこと。
また、基本的には屋内の直射日光が当たらない場所でも育つ 耐陰性がある品種をさします。
観葉植物は日光が好きですが、直射日光は苦手。直射日光より、カーテン越しに日が当たる半日陰といわれる場所に置くのが適しています。これは、夏場の直射日光が強いところでは葉やけを起こして、枯れてしまうことがあるからです。また、屋内に置いていた観葉植物をいきなり屋外に長時間出すと、葉が落ちたり、葉やけを起こしたりすることもあるようです。観葉植物にも日光に慣れることが必要で、置き場所を移動させるときは、屋内の明るい日陰、屋内の日向、屋外の日陰、屋外の日向といったように約10日かけて日光の強い場所へ移します。屋外から屋内に移動する場合は逆のことをします。急な環境変化はよくないようですね。
観葉植物には、耐陰性といって日光の当たらない場所でも育つ力があるものと、ないものがあります。観葉植物の多くは、屋内で育てることを目的としているので耐陰性がありますが、購入する際には耐陰性があるかないか確認するようにしておくと安心です。
観葉植物はもともと暖かい地域の植物が多いので、寒さにあまり強くありません。
観葉植物が好む気温は15度以上で冬は10度以下にならないように、注意が必要です。ただし、観葉植物の種類によっては耐寒性があるものもあるので、どれくらい寒さに強いのか知っておくことも大切ですね。
観葉植物は風通しの良い場所に置きましょう。風通しが悪いと、根腐れや、害虫の発生などをおこしやすくなり、枯れてしまうことがあります。
風通しが悪い場所では、根腐れ、害虫の発生、病気を引き起こしやすくなります。ジメジメした環境に置くと、短期間で枯らしてしまうことになってしまうので、窓際や玄関など空気の入れ替えがしやすいところに観葉植物を置くのがおすすめです。
また、葉っぱが乾燥して弱ってしまうことから、エアコンの風には直接当ててはいけません。水はあげすぎてはいけませんが、霧吹きで水をかける「葉水」を適度に行うようにしてあげると葉っぱにツヤが出て元気に育ってくれますよ。
①土への水のやり方
土が乾いたら、鉢のそこから水が出てくるまで、たっぷりと水をやります。毎日たくさんやりすぎると根腐れの原因になるので、注意しましょう。また、土への水やりの目的はもちろん観葉植物に水を与えること、もう一つは土の中の空気の入れ替えです。なので、土が乾燥する前に水やりをすると、常に湿ってる土となり空気の入れ替えができなくなります。そうなると、空気不足で根が呼吸できなくなり根腐れを起こしやすくなります。
室内で育てる場合、水やりの後の鉢底の受け皿に溜まった水は、その都度必ず捨ててください。残しておくと根腐れの原因になります。また、観葉植物は熱帯地域などの暖かい気候の植物が多いため、冬には休眠期に入ります。冬場などの休眠期には生育期ほど水を必要としないので、水やりは徐々に回数を減らして控えめに行います。
②葉への水やり
葉っぱへ霧吹きでシュッシュッとやっているのを見かけることありますよね。これ葉水といいます。
葉水は毎朝やってもかまいません。葉がツヤツヤして元気になります。葉は土と違い水がついてもすぐに乾いてしまうので、観葉植物が弱る可能性が低いようです。
先ほど書いたように、観葉植物は暖かい地域のものが多いので寒さに弱いです。
寒い冬に屋内で観葉植物を育てるポイントはどんなところなのでしょうか。
冬は植物にとって厳しい季節で、生き抜くためにエネルギーを蓄えようとして活動が鈍り、発育が遅くなります。水を与えすぎてしまうと根腐れを起こすことが、観葉植物が冬に枯れてしまう理由です。土の表面が乾いてから2〜3日後に水やりをすれば十分な植物が多いので、冬は水やりを控えるようにしましょう。また、乾燥も植物にとっては厳しい環境で、暖房の乾いた風が直接当たると葉を傷めてしまいます。冬は窓際など明るい場所に置くようにし、気温が急激に下がる夜は、窓辺から離して置くと冬を越すことができますよ。
シュガーバイン
乾燥 :普通
耐陰性 :普通
耐寒性 :ある(0℃以上)
小さな5枚の葉っぱを広げたかわいらしい観葉植物で。、育てやすく人気があります。
耐寒性があり、明るい日陰や屋内でも育てることができます。加湿には弱いため風通しの良い場所で育てましょう。
ガジュマル
乾燥 :普通
耐陰性 :ある
耐寒性 :5℃以上
「幸福の木」「幸せを呼ぶ木」といわれるガジュマル。
耐寒性、耐陰性があるので育てやすいです。
その独特の樹形も人気で、生長するにしたがって幹の途中から気根を出しユニークな樹形になり、株元がタコの足のようになることから「多幸(たこう)の樹」とも呼ばれています。
卓上サイズが扱いやすいのでお勧めです。
オリヅルラン
乾燥:普通
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
寒さに比較的強く、霜にあたらなければ3度くらいまでは耐寒性があります。乾燥にも比較的強いです。
熱帯アフリカから南アフリカ原産の常緑多年草で、0℃以上で冬越しできます。斑入りのものが多く流通しており、栄養が足りないときは白、栄養が豊富なときは黄色や黄緑に斑の色が変化し、状態が把握しやすいのもお世話しやすい理由です。日陰にも強いですが、元々は日当りを好むので、冬も含めて年中日当りのいい所に置くと元気に育っていきますよ。
日が当たらない屋内でも観葉植物を置きたいということありませんか。たとえば、洗面所やトイレ、玄関など屋内でなかなか日が当たらない場所。
そんな屋内でも育つ観葉植物、耐陰性のある観葉植物をご紹介。
耐陰性といっても、暗いところでは観葉植物は育ちません。どれくらいの光がひつようなのでしょうか。屋内でもカーテンからの光、蛍光灯、など色々ありますよね。
部屋の明るさの基準
①屋内のレースのカーテン越しのような直射日光を遮る部屋を“明るい日陰”といいます。
多くの観葉植物はこのような日当たりを好みます。
②直射日光が当たらず蛍光灯だけの屋内を“日陰”と呼びます。
一般的に耐陰性のある観葉植物はこのくらいの光でも育ちます。
たとえば、直射日光の当たらない明るいリビングの隅の方、蛍光灯で明るい子供部屋など。
③白熱球だけの屋内を“暗い日陰”と呼びます。
ここではかなり耐陰性が強い観葉植物でないと育てることができません。
たとえば、玄関や寝室など。
④最後は薄暗い屋内。ここでは観葉植物は育ちません。
ポトス・ライム
乾燥: 普通
耐陰性: 普通
耐寒性 :5℃以上
ポトスは観葉植物としてよく見かけるものではないでしょうか。初心者に育てやすいのでおススメです。
色んな品種があり、葉がライトグリーンの“ライム”(写真)や白の斑が入った“マーブル”、品種改良から生まれたポトス・エンジョイなどがあります。その中でも特に日陰に耐えたのはポトス・パーフェクトグリーンという品種でした。長期間日陰で育成できる数少ない品種ですので、ぜひチェックしてみてください。
ただし、どれも寒さには弱いので、冬は5℃以上確保することを心掛けてください。
テーブルヤシ
乾燥: 普通
耐陰性: ある
耐寒性 :普通(5℃以上)
テーブルにちょうどいいサイズの観葉植物です。屋内にいながら、ちょっと南国気分が味わえる?!ところがいいですね。
明るい場所を好みますが、暗さにも強く、室内でも元気に育ってくれます。冬に暖房などで乾燥した室内に置くとハダニが発生し易くなるため、加湿器や霧吹きで葉の表面に水分を与えることで防止しましょう。
デコラゴム
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:0℃以上
樹液から天然ゴム採取のため育てられていたので、「ゴムの木」とも呼ばれています。乾燥や寒さにも強いので、初心者にも育てやすいです。
シュロチク
乾燥: 弱い
耐陰性:ある
耐寒性:0℃以上
シュロチクは竹ではなくヤシの仲間です。
寒さや暗さに強く、病虫害も発生しないため非常に育てやすい観葉植物といえます。
直射日光が苦手なので、1週間のうち3日はレースのカーテン越しなどの明るい日陰に移動して光を与えてください。
ペペロミア・グラベア
乾燥:強い
耐陰性:ある
耐寒性:5℃以上
葉に黄色い模様の入った、色鮮やかな観葉植物です。
ここまで、屋内で育てる観葉植物についてみてきましたが、いかがでしたか。部屋に緑があるといやされますよね。これからの、寒い季節や日があまりあたらない屋内でも育てられる観葉植物もあります。挑戦してみてくださいね。最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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