2016/11/05
yukodola
2015/12/09 更新
流行りの観葉植物。インテリアにおしゃれで置く人も多いですね。簡単で世話要らずのイメージですが、やはり観葉植物も生き物。扱い方が悪いと元気がない状態になることも。つい枯らしてしまう人必見!観葉植物が元気がない時の原因と対処法について。ぜひ参考になさってください。
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観葉植物は、低温に弱く、直射日光が当たらない環境でも育つため、室内での栽培に適しており、特別な世話がいらないものが多いのが特徴です。自生地としては、熱帯、亜熱帯などが中心ですが、現在では世界中から色んな種類が入ってきており、種類も豊富になっています。
それで、まず観葉植物を育てるのに適していない性格分析をしてみました。相反する内容ですが、こんな人は向いていない場合が多いです。
①ずぼらで適当な人
②神経質で几帳面な人
③植物をインテリアとしてしか見ていない人
「ずぼらで雑だともちろん、お水も日光も気にせず放置状態になってしまいます。逆にキッチリとしすぎている性格だと、水も肥料もやりすぎたりしてしまう場合があり・・・」とのこと。確かに性格出ますよね。
人間の子供は不足があれば言葉で伝えます、動物のペットだって態度で伝えます。でも何を伝えたいのかわからなかったり、気がつかなかったりすることがあります。じゃあ観葉植物は?そうですよね、反応が動物に比べると小さいのでより気がつきにくい、気がついたときには手遅れ・・・。
観葉植物に限らず、植物は言葉を発することはありませんが、その植物自身の姿で現在の状態や不都合などを伝えてくれるものです。日頃から植物の状態をよく観察し、植物が発するサインを見逃さないようにすることはとても大切なことです。
ずぼらな人でもできそうなイメージの観葉植物。でもそのイメージのまま扱うとたちまち元気がない状態に・・・植物は反応が分かりにくいため、見逃しがちですが、日頃からよく観察することが大事ですね。
①日当たりのよい場所
日光がよく当たる窓際は観葉植物が一番生長しやすい環境です。夏場の直射日光は避けたほうが良いのですが、ほとんどの観葉植物はこの明るさで元気に育てることができます。
②レースのカーテン越し(明るい日陰)
レースのカーテン越しのような直射日光を遮る部屋を“明るい日陰”といいます。室内で育てられる観葉植物の多くは、この②のような環境を好みます。
③蛍光灯のみの玄関(日陰)
直射日光が当たらず蛍光灯の明るさが頼りの部屋を“日陰”と呼びます。
この③のような場所では日陰に強い観葉植物であれば元気に育つことができます。
④白熱球だけの玄関(暗い日陰)
白熱球の光だけが頼りの部屋を“暗い日陰”と呼びます。
ここではかなり耐陰性が強い観葉植物でないと育てることができません。またこの明るさの場所では、日陰に強い観葉植物でも長期間育成することは困難です。
観葉植物は、直射日光が当たらない環境でも育つものが多いですが、植物を育てるには、日光は欠かせません。日光不足になると、植物にとって大切な光合成ができず、最終的には枯れてしまいます。
日光は大切ですが、直射日光などに当てすぎると「葉やけ」を起こすものもあります。葉やけは人間で言うと、日焼けを起こしている状態です。その状態を放置すれば、葉が変色し最終的には枯れてしまいます。
日陰などに置かれている場合には、日当たりの良い場所に移動して様子を見ましょう。急に直射日光に当てると、葉やけなどを起こしてしまいますので、日差しの入るカーテン越しの場所などで様子を見ながら回復を待ちます。
私も観葉植物を直射日光に当てて、葉やけで変色させた経験があります!植物だからつい日に当てたくなりますが、観葉植物は日当たりをちょうどよくすることが大事ですね。日に当てて元気がない状態になるのは素人からすると意外なのですが・・・
水やりで駄目にしちゃうというと水不足と思われがちですが、植物を始めて育てる・まだ慣れていない場合は、逆に与えすぎで根腐れしてしまう場合が多いです。 動物と同じで呼吸できずに酸欠になって根っこが腐ってしまうわけです。
表面だけに中途半端にあげていると土の中に決まった水の流れ道ができてしまい、水が全体に行き渡らない通路ができてしまいます。鉢底から水が流れでない程度の少ない水の量のでは、土に水が蓄えられてたまっている状態なので、根っこが酸欠状態になっているといえます。 最終的に根ぐされして死んでしまいます。
その解決策としては、やっぱり何日に1回あげるといった機械的にやるよりも、土の渇きの状態を見ながらやるのが1番です。季節によっても変わりますが、土の表面が白く乾いて、私の場合はそこからちょっと表面の土をのけて中が湿っているのか確認して水やりをしています。
水を枯らしてしまう場合には、葉の色が悪くなってきたり、ダランと垂れてきたり、葉の色艶が悪くなったりといった、ハッキリとした変化が出てきますので、植物の変化をよく見ることで防止できます。
水の与えすぎは初心者がよくやる失敗なんだとか。また水が少なすぎてもダメ・・・
土全体に水がいきわたるようにして、乾いたら与えるという風にすればいいのですね。この辺は慣れるまで難しいかもしれません。
初心者の方でよくある勘違いなのですが、元気がない状態の時に、早く回復させようと思って、肥料を与えてしまうのは大きな間違いです。肥料は、正しい与え方であれば植物を元気にさせる力を持っていますが、間違った与え方をしてしまうと、逆に植物を枯らしてしまう原因となってしまいます。
植物に肥料をあげるのは、生育期だけにしましょう。まずは、水の管理や環境の問題などを疑い、問題解決を図りましょう。元気がないからと、肥料を必要以上に与えないようにします。
こちらも水同様・肥料の与えすぎで元気がない状態にしてしまう失敗例。肥料は与えるタイミングが大事なのですね。肥料は与えれば与えるだけ良いと思うのは間違いのようです。
季節や置き場所の変化には注意が必要なのでしょう。「元気がない」原因になります。
原産地はほとんど年中温度が高い地域です。日本の気候が違うところは冬に温度が下がること、寒さにだけは一番の注意を払ってくださいね。皆さん人気の幸福の木なんかは寒さに特に弱くて最低15℃は欲しいところです。でも冬の夜間暖房の無いお部屋だと15℃なんて簡単に切ってしまいます。
部屋に温度計などを設置し、視覚的に分かるようにするといいですね。おすすめは、温度計と一緒に湿度も表示されるものを設置すれば、湿度管理もできていいでしょう。
冷暖房をつける場合には、風が直接観葉植物に当たらないように注意し、床暖房を使用している場合には、鉢の下に段ボールを敷いたり、植木鉢を載せる台などを使用しましょう。
観葉植物は寒さに弱いのですね。確かに亜熱帯などが原産地ですから、冬場が注意ですね。冷暖房や湿度にも注意しないと、元気がない状態にすぐ陥ってしまう、デリケートなものでもあります。
部屋を閉め切るのは最悪の条件だとか。人間が生活するうえでもそうですよね。風通しが良いと、湿気がこもりにくい、病害虫を防ぐ、根腐れを防止すると、良いことづくめです。観葉植物だって気持ちよく過ごしたいわけですね。
いかがでしたか?観葉植物が元気がない時の原因と対処法を知るまとめでした。
おしゃれで簡単・インテリアに流行りの観葉植物。初心者やずぼらさんにも扱いやすいイメージですが、やはり生き物。快適に過ごしたいのは人間だけではなく観葉植物だって同じなのです。観葉植物を正しく知って、生活空間を彩りたいものです。
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