自宅の庭や花壇のレンガを使った作り方。基礎~模様の作り方まで
2015/12/13
Esperanto
2015/12/10 更新
レンガで作った窯でピザやパンを焼いてみたい。というか窯を一から作ってみたい。と思われている方必見。簡単なレンガ窯の作り方を教えいたします。手や時間をかけさえすればいくらでもおしゃれな窯ができてしまいます。では材料と作り方をご紹介します。
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耐火レンガ
窯において最も重要なのがこの耐火煉瓦です。
通常のレンガではなく耐火煉瓦を用意してください。
通常のレンガでは熱に耐えきれず割れてしまう危険がありますので。
耐火レンガは熱に強いレンガです。1200度もの高温にも耐えることができます。ただし、耐火レンガといっても軽量のものや耐酸性のものなど、目的・用途応じて様々な種類が販売されています。
なので、耐火レンガをご購入する際は目的・用途を考えて購入しましょう。
耐火レンガ(大判)
これは、パンやピザなどを焼く台になります。
一段式の場合、薪等と一緒にパンやピザを載せる台になります。
耐火モルタル
レンガ同士をつなぐのに使います。
通常のモルタルと違い水を加えて混ぜると乾きにくくなりますので注意。
簡易的な窯を作る場合、耐火レンガを積むだけなので使いません。
コンクリートブロック
コンクリートブロックは窯の土台として使います。
レンガの重さに耐えられるのであれば、他のものでも代用が利きます。
このように掘り下げましょう。
周りに燃えやすいものがないかどうかを確認してから、
まずは基礎を置く部分を少し掘り下げます。
簡易窯を作る場合は、平らにした場所にコンクリートブロックを積んでいくだけです。
この時本格的につくって行く場合、バラス等を敷きワイヤーメッシュ、コンクリートを流し込み、鉄筋を使いコンクリートブロックを積んで土台とします。
がっちりとした土台。
これだけしっかりしていれば、文句なしなんですが。
作業が果てしなく手間です。
土台完成
土台が完成すれば、あとはその上にレンガを載せていくだけです。
二段式の窯の完成です。
この時、ピザやパンを載せる板の奥に隙間を作っておきましょう。
このような形で熱が動きます。
熱を奥の隙間から上に送るためです。
(写真に煙突はありませんが。)
一段式のレンガの窯
一段式の窯の場合パンやピザを焼く場所と薪を入れて燃やす場所が一緒になります。
作る手間は二段式より圧倒的に楽です。
こんな感じになります。
レンガを二段積む手間がかかりませんが、生地を焼くときに、
薪等を寄せなくてはならず、追加で薪を入れることも難しくなります。
ドーム型の石窯を作る場合は、壁から屋根に続くようにドーム形状を作っています。木材やウレタンなどでドーム型の型を作って、その上に耐火レンガを乗せて耐火モルタル・耐火コンクリートで固定します。
レンガをアーチ状にするほうが窯に見えるのですが、
少しこの作業は難しいので技術が入ります。
通常のモルタルは熱に強くありませんので、せっかく作った窯が崩壊する可能性があります。
なので、ちゃんと「耐火モルタル」等を使用してください。
通常のモルタルは熱に強くありません。
もし使用してしまった場合、
最悪割れてしまうので熱のあまりかからない外装などでの使用にとどめてください。
ピザ窯(石窯)を完成させた後は、さっそくピザ窯(石窯)を楽しみとは思いますが、ここでいきなりパンやピザを焼いてはいけません。ピザ窯(石窯)の乾燥後は、まず「火入れ」という作業をする必要があります。
火入れをすることで、耐火モルタル等を固めることができます。(使用している場合ですが。)
簡易窯の場合、レンガを積んでいるだけですので、火入れは必要ありません。
火入れ作業の目的は、ピザ窯(石窯)を構成している、耐火レンガや耐火セメント、耐火コンクリートなどの水分を更に取り除き、窯全体の強度を上げることが出来、耐久性のあるピザ窯(石窯)を作ることができます。
大事な作業ですので必ず行うようにしてください。
でなければレンガの窯が崩壊するかもしれません。
注意しておいてください。
見ているだけでよだれが出そうです。
レンガを積み石窯を作った後に、
その窯で焼いたピザやパンを食べるのはとても素晴らしいものですね。
窯をもう一回り小さいものにしたらお手軽にレンガで石窯が作れちゃいそうです。
お家に少しスペースがあれば作ってみてはいかがでしょうか。
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