2016/05/08
Cima0206
2015/12/14 更新
カビは知らず知らずのうちに繁殖します。カビによってアレルギー性の疾患や重大な疾病を引き起こすこともありやっかいです。カビ対策は繁殖してからでは大変なので、早め早めに対策を立てましょう。カビ対策の有効な方法をご紹介します。
カビは人体に悪影響を及ぼします。できるだけ発生させないことが大事です。
カビは家の中どこにでも発生します。少しの水気があればカビはすぐにやってきます。空気中にも胞子をまきちらし、私たちはそれを吸い込んでしまうこともあるのです。カビは人体にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?カビ対策をするために、カビの恐ろしさについてしっておきましょう。
カビの胞子によってアレルギー疾患になると気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎などをひきおこします。重症化すると治療も大変になるので、カビを繁殖させないように対策をしましょう。
セキ、タン、ひどくなると呼吸困難になることもある恐ろしい症状です。カビが原因でなることもあり、きちんとした対策が求められます。
気管支喘息は、気管支が慢性の炎症により狭窄や過敏状態を引き起こし、発作性の呼吸困難や咳・痰を生じる病気で、その背景にはアレルギーが関与していることが多いと考えられています。
少しぐらいカビていても平気なんてことは絶対ありません。少しでもカビているものは絶対食べないことです。カビの生えたものは発がんの可能性もあります。カビ対策の一環として、カビた食べ物は廃棄処分することが大事です。
カビ中毒は、カビ毒(マイコトキシン。カビが作る毒性物質)により引き起こされるもので、食品衛生上問題とされているのは、十数種類程度です。細菌による中毒とは異なり、食べた後間もなく吐き気や激しい痛みに襲われるということは比較的少なく、慢性疾患からのガンや肝臓・腎臓障害となってあらわれてくる場合があります。発がん性が「天然物の中で最強」と言われるのもカビ毒の一種。カビが生えた食品は食べないようにしましょう。
カビ対策のはじめとして、カビの発生条件を知っておきましょう。
カビをむやみに怖がらす、カビ対策を万全にしましょう。
カビの繁殖条件に必要なのは、温度・湿度・空気(酸素)・養分です。
カビを空気中から取り除くことは出来ません。
大事なのはカビを繁殖させないということです。
カビの発生条件が分かったので、どうしたらカビを繁殖させないで済むか、対策を考えましょう。
大掃除はカビ対策の大チャンス!
大掃除や衣替えをするときには、できれば全ての物を出して、カビのコロニーやカビ臭がないかチェックすること。カビを発見したら、しっかり除カビを。
一年に一回大掃除の時にカビが繁殖していないかチェックしてください。対策としては、除湿剤も有効です。
対策としてポイントとなることは、カビをみつけたらすぐ除去する事、除湿をしてカビを繁殖させないようにする事です。
お風呂はカビにとって好都合の湿度や温度が整っているため、油断するとあっというまにカビだらけになってしまいます。お風呂はしっかりカビ対策をしましょう。予防法とカビ除去と両方の対策が必要です。
栄養素(皮脂や石鹸カス等)を
残さないようにするには?
・お風呂上がりに、壁や床をシャワーで流す
●温度をさげるには?
・お風呂上がりに、
お風呂の壁や床を水のシャワーで流す
●湿度をさげるには?
・お風呂が乾くまでしっかり換気する
・お風呂上がりに、タオルで水を拭き取ったり
スクイージーで水を切る
・浴槽のお湯を残すときはフタをする
カビの繁殖条件の温度や湿度を減らすようにすることがよい対策になります。
できてしまったカビはどのように除去したらよいのでしょうか?除去対策も考えてみます。
油断するとあっという間に天井もカビだらけに!予防と除去の両方の対策をしましょう。
カビ取り剤は、カビ取りしたい場所が乾いた状態で使いましょう!
カビ取りしたい場所が濡れていると、カビ取り剤が薄まったり密着しにくくなったりします。
ガンコなカビや垂直面のカビは、キッチンペーパー等でパック!
落としにくいガンコなカビや、カビ取り剤が流れてしまいやすい垂直面のカビは、キッチンペーパー等でパックしましょう。
※所定時間以上に放置しないこと。
タイルの目地のカビ取りは、横方向にスプレーしましょう!
タイルの目地は、カビ取り剤を横方向の溝にスプレーすると液が留まりやすく効果的です。
カビ取り剤は換気が必要!換気対策を十分してカビ除去をしてください。
カビの除去にはコツがあったのですね。ただやみくもにカビ取りをしても効果少ないことがわかりました。カビ取りするときには手袋をして、しっかり換気をしてからしてくださいね。中性洗剤と一緒に使っては絶対にいけません。有毒ガスが発生して倒れてしまうこともあるので、十分気を付けてください。
狙いを定めてシュッシュッ!
カビ対策にはカビの発生条件(湿度、温度、空気、養分)をできるだけ減らすことが大切です。しかしなかなかそうはいかないもの。早め早めにカビ取り除去をすることが大切です。
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