さあ、あなたも始めてみませんか~多肉植物のサボテンを育ててみよう
2016/03/27
梅山
「多肉植物」と聞くとサボテンをイメージしがちな我々ですが、実は多肉植物は大きく分けてサボテンとそれ以外の多肉植物に分かれるそうです。育成が簡単と言われる多肉植物ですが、実は意外にお手入れは難しいのです。日常のお手入れはどうしたらいいのでしょうか?
多肉植物
あまり耳慣れない「多肉植物」とはどのような植物のことなのでしょうか?辞書を引いてみると、「葉や茎の内部に水を溜め込んでいる植物の総称」のことを多肉植物というそうです。そういわれてもちょっと難しいので、例をあげて見てみましょう。
多肉植物の代表 サボテン
多肉植物の代表格がサボテンです。サボテンは種類が大変多いため、多肉植物はサボテンの仲間かそうでないかに分類されるとのことです。
サボテンの仲間 アロエ
あまり知られていませんが、アロエも多肉植物です。サボテンの仲間で、アロエの茎を切って出る汁をヤケドの薬として使ったりもします。また美容効果が高いことで女性からの人気が非常に高い多肉植物でもあります。
セダム
セダムは先ほどあげた2つよりも小さいのでわかりにくいですが、よく見ると葉っぱが丸みを帯びていて多肉植物の仲間だということが分かります。このように大きいものから小さいものまで、総じて水分を蓄えて葉や茎が膨らんでいるものを多肉植物というのです。
枯れてしまったサボテン
サボテンは育てるのが簡単、サボテンは枯れないという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?実はそれは誤りです。
サボテンや多肉植物も当然生きているので、他のお花や植物と同じく枯れることもあれば病気になることもあります。育て方やお手入れの方法を間違えるとこのように枯れてしまいます。
サボテンというとあまり手がかからず、育てやすいというイメージがありますよね。
でもいざ育ててみると、急に元気がなくって枯れてしまったという経験をお持ちの方もいるかもしれませんね。
多肉植物は放っておいても勝手に育つのではないかと思ってしまいます。しかし正しくお手入れをしないとびっくりするほど早く枯れてしまうことがあるのです。
正しいお手入れをしないとあっという間に枯れてしまう
「サボテンさえ枯らしてしまう私はガーデニングなんて向いてない・・・」という方がいますがそれは間違いです。実はサボテンや多肉植物はとてもデリケートで、日頃のお手入れに気をつけなければあっという間に枯れてしまうのです。では正しいお手入れの方法とはなんでしょうか?多肉植物の代表、サボテンを例にあげながら日頃なにに気をつけてお手入れをしたらいいのか見てみましょう。
サボテンのお手入れで一番難しい水やり
サボテンはご存知のとおり、砂漠などでも成長する乾燥に強い多肉植物です。育成が簡単なイメージはきっと過酷な環境で育つから、というところからきているのでしょう。ところが多肉植物は水分を蓄えることができるから乾燥に強いのであって、日頃のお手入れで正しく水やりをしなければ枯れてしまうのです。
多肉植物が生長する過程ではたくさんの水が必要です。他の植物やお花と一緒ですね。日ごろのお手入れではどれくらい水やりをすればいいのでしょうか?
多肉植物によって生育期は違ってきます。サボテンの場合は上記のとおりに生育期が訪れます。このときは水をたっぷりとあげるのがお手入れのコツです。
鉢を持ち上げて、その重さを覚えるようにします。表面上は土が乾いていても、内部に水がしっかりと残っていることがあります。重さを覚えることで、軽いから水をやる、重いからまだやらないと判断できるようになると失敗が減ります。
多肉植物の育成において、日頃のお手入れでここまで把握できるようになったらプロです。土が乾いたからといって水をあげてしまうとあげすぎてしまう場合があります。これは多肉植物をどこで育てているかによって変わってきますがそれは後ほど詳しく説明します。
逆に、水をあげてはいけない時期というのも存在するのです。毎日のお手入れのクセで水を毎日あげてしまったりしていませんか?お手入れ=水やりと考えてしまいがちですが、乾燥した場所を好むサボテンが枯れてしまう原因は水のやりすぎです。夏、冬にお手入れをする場合には水に注意が必要です!
多肉植物を枯らさないようにするために一番大切なお手入れのポイントは水やりの時期と量です。生育期には土の状態を毎日チェックして、もしも土が乾いているようであれば水をたっぷりとあげてください。
多肉植物は日当たりの良い場所が好き
多肉植物、とくにサボテンは日の光を好みます。そこでお手入れのポイントとして育てる場所も大切なポイントになってきます。
サボテンをいつまでも室内に置いたままでは日光を浴びることができずに枯れてしまいます。室外に出すことができない場合でも、室内で日光がよく入る場所においてあげると良いでしょう。お手入れの流れとして、土の状態をチェックすると同時に日当たりの良い場所を選んで置いてあげるとお手入れを忘れてしまうことを防げますね。
もし屋外に出すことが可能な場合は、良い天気の日は外に出してあげましょう。ただし雨に当ててはいけません、天気が悪い日には屋内に置いておいたほうが無難です。
太陽に向かってぐんぐん伸びるサボテン
毎日のお手入れの一環できちんと日光を当ててあげる、天候を考慮してあげるとすくすく育ちます。いずれはこんな風に・・・はなりませんが、枯れることなく長く楽しむことができますよ。
サボテン・多肉植物用の肥料
もっとサボテンを長く大きく育てたい!という方は専用の肥料が販売されていますので使うことをオススメします。お手入れの際に使用方法をよく読みあげてみてください。ただし注意が必要なのは、ふつうサボテンの育成に肥料は必要ないということです。かわいいサボテンのお手入れに肥料をたっぷりあげてしまいそうになりますが、それがかえって逆効果になることもあると覚えておいてください。
こうして見てみると、サボテンってとってもお手入れが大変な植物だと分かりますね。初心者の方が枯らしてしまうのも無理はありません。しかしきちんとお手入れの方法を覚えてしまえば、長く楽しむことができる植物でもあるサボテン。
一度サボテンを枯らせてしまったことがある方も、この記事を参考にもう一度サボテンの育成・お手入れに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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